帰還
おはよう、今日は、詩織たちも一緒にいる。昨日は宴会をしてそこから、一緒にお風呂に入り、色々と話をしながら寝たのだ。どこか遠足気分だったが、今は皆起き始めている。いつもより早いので眠そうだ、ただ、みんなワクワクしてるのか、どこかそわそわしている。可愛いもんだ、とか言いつつ、俺も実は緊張している。それは詩織も一緒だった。目はギラギラしてるのに眠そうだった。まあ、すぐに着くし大丈夫だろう。みんな準備は整っている、着替えを済ませて、靴も履いて準備万端だ、そして鍵をかけて外に出る。ゲイツとヨハンが見送ってくれた。みんなで円の中に密集して、行く。光ったと思ったらもうすでに向こう側についていた。
「すごーい!!」カイル
「いっしゅんだった!」ルル
「ここが、私の家よ。」詩織
「でっかーい!」アイシャ
「しーっ!静かに、今はばれたくない、静かにな?」
「「「「「はーい(小声)」」」」」みんな
とりあえず詩織が先導して歩いて部屋に向かう、っとその前にみんなにはここら辺を探索してもらって俺は換金しに行こうと思う。そう伝えると、皆が了承した。
「じゃあ、詩織パソコン借りたいんだがいいか?」
「ええ、今行きます。みんな待っててね」詩織
「「「「「はーい(小声)」」」」」
「部屋のカギは俺が開けるよ、ガチャ、っと、空いた、この部屋でいいんだろ?」
「はい」詩織
詩織から入っていく。それに続く俺。中は綺麗に整っていた。洗濯物があるというような事もなく、片付いていた。良かった、ハプニングがなくて・・・。詩織のことだからあるかと思ってしまった。とりあえず、ネットだネット、インターネットはまだ使える、お金も置いてあるみたいだった。さいわいなことに転移の経験からそんなに時間が経ってないようだったので電気やガス水道も止まってないようだった。拓郎は、二か月近く経っているのでどうなったか、まあ、まだ大丈夫な気がするがな。
とりあえず、パソコンを立ち上げてネットで換金できる場所を検索する。あった、5キロ先にある、さいわいなことに今は夜明け間近な暗い時間帯だ、走って行けばいいだろう。その間、皆にはここら辺を探索してもらえばよかろう、という事で、早速出かける。外に出ると、子供たちが静かに騒いでいた。正しくは、小声で騒いでいた、と言ったところだ。見るもの全てが新しい物で物珍しいようだった。目を輝かせている、早速探検したいようだった。じゃあ、と別れる。
「じゃあ、俺は行ってくるが、皆はここら辺を探検していてくれ。じゃあな。」
「「「「「行ってらっしゃーい(小声)」」」」」
方向を確かめ走り出す、一瞬で景色を置き去りにして走り去っていった。
~
「よし、じゃあ、探検しよう!」詩織
「「「「「はーい!」」」」」
もう、声を潜める者はいなかった、そして歩き出す。すると、5分もしないうちに声をかけられた。
「おお!おお!若い子だぁ、遠足かい?朝早いねぇ、そうだ、飴ちゃんをやろうか、ちょっと待ってておくれ。」おじいさん
「あ、はい、ありがとうございます!」詩織
「気にせんで気にせんで、好きでやっとることだしなぁ。」
「ありがとうございます。」
あくまで気にしなくていいと、後ろ手を振って入っていった。そしてほどなくして出てきた。手には黒飴の袋が沢山あった。それを渡そうとする。慌てて止める。
「一個ずつで結構ですから、ありがとうございます。」
「そうかい?(笑)、沢山あるからもっと持ってってくんな。」
「じゃあ、二個ずつ貰いますから、(ほらみんな並んで!)」
「「「「「はーい!!」」」」」
「おお!外国の子供達でしたか・・・・。日本語がお上手ですなぁ、さあさあ、どうぞどうぞ、」
「「「「「はーい!」」」」」
「めんこいですなぁ、」
「めんこいってなんです?」
「え?、ああ、めんこいは、可愛いって意味ですよ、方言が出てしまいましたか、すみませんねぇ~。」
「そうですよねぇ、可愛いですよね~知り合いの子たちなんです。」
「おお!それはそれは、預かってるんですな?これから散歩ですか?」
「ええ、そうです、あてどもなく歩こうかと思っていました。」
「そうですか、ご一緒しても?」
「もちろん、旅は道連れ世は情けですから。」
「お若いのに色々知ってらっしゃる。」
「いえいえ、」
「どういういみ?」カイル
「(旅をするときは道連れが心強いように、世の中を渡って行くときには、人情が大事ってこと。)」
「へぇーー」カイル
「おじいさんも一緒に行くことになったから、いい?」
「「「「「うん!」」」」」
「「「「「ありがとうございました。」」」」」
「どういたしまして、ほっほっほっほ、本当にめんこいですなぁ」
「ありがとうございます、では、行きましょうか。」詩織
道路を歩く、みんなで一列になって探検する。町並みに目を輝かせている。キョロキョロして、楽しそうだ、私も散策していたので知っている、東京の風景だ、馴染みだしていた風景だ。そんな中事故にあってしまうとは思わなかった、特に浮かれていたわけでもなく普通に過ごしていたと思う。いや、入学してからというもの少しうわついていたかもしれない。だからかもしれない、などと回想する。でも助かって今はこうして戻ってこられたのだ、嬉しい。拓郎さんには感謝しないと。帰ってくるなんて想像もしなかった、まさか、この世界とあっちの世界を行き来できるなんて思わなかった。これも私の能力なんだけど、なんだか信じられない。
神様には感謝しなきゃだね。ありがとうございます。”どういたしまして、こっちの世界を頼みますよ”はい、ありがとうございます、絶対恩返ししますから。こっちの世界で勉強して向こうの世界を発展させます。ありがとうございます。何とお礼したら良いか・・・・。ありがとうございます!!女神様。良かった、見ててくれたんだ、感謝が伝わってよかった。さあ、いい事あったし、行こう!東京の街へいざ行かん!
た、楽しい、なんだか子供に戻ったように、ちょっとのことが凄く嬉しく楽しい。まるで子供にかえったようだ、感動が戻ってきたようで、何より楽しい、それが一番にあった。まあ、今は探検だ、楽しもう。と、歩いていると、コンビニが目に入った。ロ〇ソンだ。子供たちが走り出した。目的地はロー〇ンになった。急に走ったら危ないよと、叱っておく。
「もう!急に走ったら危ないよ!わかった?」詩織
「「「「「はーい!」」」」」
「中に入ってみようか、ゴミ箱触んないでね、入るよ、中のものはあまり触らないようにね、買うんならいいけど、みんなお金持ってないでしょ、欲しいものあったら言ってね。」詩織
「「「「「はーい」」」」」
「じゃあ、入った入った!」
「「「「「はーい!」」」」」
ぞろぞろと中に入った。おじいさんもついてきている。
「おいおい、これはスゲーー、見ろよ、」ギル
「ほんとだ、凄いね、何だろう?女の人が映ってるけど、絵かな?」ザシャ
「見ろよ、裸だぜ!」ロック
「ほんとだ」ダリ
「面白い、似てないけど、人だってわかる。」ガル
「俺も描けそうだな、面白そう。」ガイ
「なんの本かな?エロそうだけど。」ルッツ
「きっと、そういう本。」ダル
「だよなぁ、」サージ
「買ってもらうか?」ジーク
「何してんの?」サーシャ
「か、関係ないだろ?」ギル
「怪しい、」サーシャ
「欲しいの?」詩織
「「「「「うん!」」」」」男達
「しかたないなぁ~、みんな男の子だもんね。どれか選んで?中見ていいから。」詩織
「「「「「はーい!!」」」」」
「他の子たちは、お菓子でも、選んでるといいよ、飲み物でもいいけど。籠に入れてね。」詩織
「「「「「はーい」」」」」
「これなーに?」カイル
「それは、チョコかな。わからなかったら聞いて?」詩織
「はーい、これなーに?」ルル
「それは――――、」詩織
「これは何?」サーシャ
「それは、コーヒー牛乳だよ。甘いの。」詩織
「じゃあ、私はこれにしようかな。」サーシャ
「私は、なににしようかな~」ルエル
「私も、どうしようかな。」ナタリー
「あ、あいすだあ。」カイル
「ほんとだぁ~」ルル
「あいすがいいかもー」カイル
「わたしもーーー」ルル
「あたしは、ちょこ!」アイシャ
「おれは、あめ!!」ジンク
「おれはこれ!」サム
「それは、ガムね。いいよ、籠に入れて、はーい。男の子達も、何か、選んでねー!」詩織
「「「「「はーい!」」」」」
「「「「「ワイワイ」」」」」
「「「「「がやがや」」」」」
「男の子達のほうが、長いね・・・。」詩織
「楽しそうで何より。ここは、わしが払いましょう。」おじいさん
「悪いですよ・・・。」詩織
「老いぼれの、年金の使い道を決めさせてもらえませんか?」おじいさん
「・・・。ありがとうございます、何から何まですみませんね、ほんとにありがとうございます。」詩織
「「「「「「ありがとうございます。」」」」」」
「ほっほっほっほ、どういたしまして。」おじいさん
「みんな決めた?」詩織
「「「「「「はーい!」」」」」」
「じゃあ、お願いします」詩織
「はい、お任せ下さいな」おじいさん
「あ、いたいた。こんなところで買い物してたんだ。換金終わったよ、ていうか、おじいさんに払わせて何してんの?」拓郎
「払って下さるって言うものだからお願いしてました。」詩織
「そうか、そうなら仕方ないな、ありがとうございます。」
「な~に心配せんでも、お金はもっとるよ、気にせんで。」おじいさん
「ありがとうございます、一緒にご飯でもどうですか?今度は私が持ちますので」
「おお!それはそれは、ありがたくいただくかのう。」おじいさん
「では、近くのファミレスまで行きましょうか。みんな、自分の分取って。」
「「「「「はーい!」」」」」
「お若いのに、ちゃんと親御さんされてますな。感心感心。教育も行き届いているようじゃし、凄いですな。」おじいさん
「ありがとうございます、でも、これは、この子たちが、元から、ちゃんと育ってくれてたので、俺は何もしてませんよ。」
「そんなことはありますまい、よく懐いてらっしゃる、人柄がうかがえますじゃ。良く育ててらっしゃる。」おじいさん
「ありがとうございます、自信がつきます。」
「よいよい、ほんとーによいなぁ、若いのにしっかりしてる。良きかな良きかな、ほっほっほっほ」おじいさん
「子供たちがお世話になりました。ありがとうございます。」
「よいよい、ほっほっほっほ、」おじいさん
「では行きましょうか。」
「ありがとうございましたぁーー」店員
世間話をしながら歩く。さっき、ファミレスを見つけたんだ、確か、こっち、あった。入る。24名様です。はい、申し訳ありません席は別でいいです。はい。すみません、ありがとうございます。ろくしにじゅうしだから、4つテーブル席を取って、座る。今は空いてる、なので遠慮なく座る。
「おなかすいたぁー」カイル
「わたしも!」ルル
「みんなメニューから選んで、足りなかったら二つ頼んでいいから、とりあえず一個な。じゃあ選んで。」
「「「「「「はーい!」」」」」」
「おじいさんもどうぞ、お金は沢山下ろしてきたので大丈夫ですよ。」
「そうかそうか、じゃあ、わしも一つ、ハンバーグにしようかの、」おじいさん
「はい、みんな決まったか?注文するぞ?」
「「「「「はーい!」」」」」
「じゃあ――――――。で以上です。」
「ではご注文を繰り返しますね。―――――――。以上24点ですねお飲み物はいかがですか?」店員
「ああ、じゃあ、ドリンクバーでお願いします。」
「はい、かしこまりました。」店員
「トイレはあっちだから、男と女のマークがあるからそれで見分けるようにな、大体ついてるからどこも、黒が男で赤が女だからな。間違うなよ。」
「といれ―!」カイル
「わたしも!」ルル
「順番に行ってくるんだぞ、」
「「「「「はーい」」」」」
がやがや
「お待たせしました。どうぞ。」店員
「おおー!!」カイル
「「「「「「おおー!!」」」」」」
ジュ――ッ
「すげー、鉄板も一緒だ!」ギル
「うまそう!」ロック
「うめぇよなこりゃあ。」ダリ
双子に見える二人がつぶやく。
「じゃあ、いただきます!」
「「「「「「いただきます!」」」」」」
「うまっ!」ギル
「おいしい」カイル
「「「「「美味しい」」」」」
「良かった、お代わりは、食い終わってからな?」
「「「「「はーい!もぐもぐ」」」」」
そこからはあっという間だった、みんなは美味しい美味しいと食べ進めてお代わりもしていた。そこは好みが分かれて、同じものを頼む子と違うものを頼む子がいた。お金が一気に飛んでいく。だが、そんなんじゃ痛くもかゆくもないほど稼いできた。ちょっと怪しまれたかもしれないけど、まあ、いいだろう。おじいさんも美味しそうに食べていた。食欲は衰えてないようだ。それでも、ゆっくりだったが。
食事中もおじいさんが色々質問していた。それにこたえるちびこ達。なかなか、日本語も上達しているようだ。そういえば、こちらにも魔力は存在していた。結構濃い、なのに魔物のたぐいは存在していなかった、これは、種が違うからだろう。一時期魔力が枯渇していたのかもな、それを思わせる文明がいくつもあったしな。廃れたのも納得のいく理由があったのかもしれない。まあ、分らないがな。
それからは、おじいさんと別れて、いったん自宅に帰って、俺の自宅に跳ぶことにした。詩織たちも一緒に跳ぶ、また、駐車場に跳んで行った。今度は山形県。俺の学校があるところだ。時間帯もあり、人はあまりいなくて大丈夫だった。日が出始めたころと言ったところだ。俺の部屋は少し大きいのでみんな入ることができた。中に持ち物は揃っていた。俺が消えたことは分らないようになっていた。机に財布やケータイ等々、揃っていた。とりあえずポケットにしまい込んで。皆で座る。ロフトや部屋に座る。
これからのことを話す。これからは、俺ら二人は、学校に通いながら向こうの世界を発展させていく。昼間はこちらの世界にいて、終わったら向こうの世界に帰り向こうの世界を発展させるように努力する。
そのためにも子供たちにはあちらの世界で働いていて欲しい。という事を伝えた。みんなは了承してくれた。アンナはこちらでの生活を支えるためにこっちでバイトしながら詩織を支えると言っている。ルッツはこっちの世界に興味津々でこっちの世界で音楽を練習したいと言っている。ガイも絵を描いていろんな人に見てもらいたいと言っている。二人はこっちの世界で活動することを許可した。他の子たちはたまに休みの日があれば、その日にこっちに来ることにした。
他の子たちは、向こうの世界に帰ってもらう事にした。今日だけでも色々なものを見れただろうし、いい経験になっただろう。良し、ひとまず、向こうに送り届ける。ゲイツとヨハンは早い帰りにびっくりしていた。店を回せるものが増えたので、いいだろう。じゃあねと言って別れる。
こっちはこっちの生活を整えないと。詩織とは別れた。まず学校に行く。2か月近く離れていたので授業をきちんと受けないとな。幸い落とした単位はないようだ、今からきっちり通えば大丈夫である。ていうか、ちょうど休みの時期に被っていたので大丈夫だった。危ない危ない、という事で二人を街に案内する。TSUTAY〇の位置や図書館、画材屋さんなどなど、色々教えた。昼ご飯はこっちの世界で食べるのでお金を渡してそれぞれ食べてもらうようにした。俺は、自分で作って飯を食べることにした。お小遣い程度は渡した。それぞれ、駅前で弾き語りや絵描きをすれば稼げるぞと教えて置く。二人のレベルは相当なものなので大丈夫だろう。
早速駅前で活動していくようだ。ルッツにはギターを渡し、ガイには紙とペンを渡して絵を描く台も出してやる。ルッツが弾き語りをして人を集める。
「どぶねーずみ♪みたいに♪――――。」ルッツ
ガヤガヤ
さすが、ライブをしただけあるな、曲を自分のものにしている、上手い、人が自然と集まってきた。ギターケースを置いてチップ入れにした。すぐにお金がたまっていく。声量も十分あり、声が通りやすい声のため、良く届く。いい声だ。ガイは絵を描く、写実的な絵だが、とても早く描きあげるそれはプロの技だった。コピー用紙に写実的なタッチで絵を描いていく。一瞬で切り取る技量はピカイチだ。絵も味わいがあり雰囲気がある。あっちの世界のモンスターを描いて盛り上げる。こっちも集まってきた。観客が喜ぶように絵を選んでどんどん描いていく、そうしてると、綺麗な女性が、自分の似顔絵を描いてほしいとお願いしてきた。
二千円くらいで引き受けたらいいよとアドバイスして助ける。ガイは、じゃあ二千円でと言って書き始める。物の5分で書き上げた。綺麗な雰囲気を残しつつ、背景に山や川を入れて自然の中に立っているように描いた。その技量はすさまじく、本当にその場所にいるかのように見えた。女性も感心している。二千円は安いと払ってくれた。黒と白のコントラストが計算されているように絶妙でとてもいい雰囲気になっていた。その後はダンディなおじさんや、おばあちゃん、それにおじさんなどが頼んできていた。稼ぎまくっていた。ルッツは歌で稼ぎガイは絵で稼いでいた。俺は、二人に声をかけて先に帰ってるから適当に帰ってくるんだぞ?と言って家に帰ってきた。今日は授業はないのでゆっくり、ご飯支度する。
二人は、帰りにTSUT〇YAによってきたようだ。そんなに遅くならずに帰ってきた、ガイは机もあって大変そうだったがちゃんと持って帰ってきた。今度鞄を作ってやろう。それがいい。てことで今作ってしまう。机を背負えるようにした。机は折り畳み式のやつだ。ちょっと高めに位置するようにしてある。立ってかけるようにだ。ガイは結局10人以上のお客さんを捌いたようだった。お金にして一万円を超えた。すごいな、想像以上だった。ちゃんと絵を入れる筒を作ってあげよう。卒業証書を入れるようなやつだ。魔法で作り出す。出来た。オーケー、これで明日からはオーケーだろう。
ルッツも結構稼いできた。5千円くらいだった。あの短時間で結構稼いだようだった。ガイのほうが効率は良かったみたいだが、波はあるだろうからな、二人ともよくやっているな。あとは、見守るのみだな。俺は授業の準備と家に連絡を入れた。両親ともに元気にやっているようだった。俺が失踪していたことは知られていないようだった。まあ、連絡もそんなにしてなかったしな。大丈夫だったようだ。いいのか悪いのかわからんが、とりあえず良かったと思おう。
授業は四月からなので大丈夫そうだった。とりあえずは、向こうの発展に努めようと思う。まずは食文化だな。味噌と醤油の作り方を向こうで広めよう。こっちで勉強していくのがいいだろう。大丈夫一回作ったことあるしな。あっちでも作れるさ。良し、それで行こう。魔法で早めることもできそうだしな。そうしよう、そうと決まれば、復習してっと、ふむふむ、オーケー、完了。ざっと調べものしながら1時間くらいやった。おし帰ろう。ルッツとガイに声をかけて一緒に転移する。
何時間かだが、離れてたのでただいまを言う。
「おかえりなさい、こっちは大丈夫だったよ?」サーシャ
「ただいま、ありがとう、安心して行ってられたよ。ありがとう。」
「なんも、なんも気にしないで、兄さん。」サーシャ
「その、なんもって方言だよ?」詩織
「ああ、帰って来てたんだな、北海道弁だろう?俺が使ってたら、覚えちゃったみたいでさ。まあ、いいかと思って直してなかった。」
「そっか、まあ、通じるけどね、いいと思うよ?(笑)」詩織
「ならいいか、通じるならいいや、今度北海道に連れてってやらないとな。」
「私も行きたい!」詩織
「いいぞ。また今度な。」
「はーい!楽しみ!!」詩織
「暇な時だからな。あ、そうだ、商業ギルドいかなくちゃ、店番頼む。ご飯作っといたから食べててくれていいよ、じゃ行ってくる。」
「「「「「「はーい!」」」」」」
そう言って商業ギルドに顔を出した。その前に冒険者ギルドにも顔を出した。経緯を話して納得してもらった。ついでに領主様にも話しておいた。それで、本題は、味噌づくりと醤油づくりにある。ベンノさんに話した。
「そうですね、明日から始められるように今日のうちに準備しておきます。お手数ですが準備したらよい物を教えていただけますか?」ベンノ
「はい、いいですよ、――――――――。です。」
「はい、ありがとうございます。醤油と味噌は大きいですね、すぐに準備させましょう。」
「はい、ありがとうございます。」
「そうだ、電話というものを私どもにもお売りいただけないかと思いまして、どうでしょう。味噌と醤油の利益の5割を渡しますのでどうかお願いします。」
「ええ、いいですよ、交渉はなしでいいですよ。」
「いえ、5割というのは変わりなくお願いします。こちらも商人ですので。ありがたいですが返しきれない恩ができてしまいます。」
「そうですか、わかりました。いいですそれで。」
「じゃあ、電話は一つ金貨5枚でどうでしょう。」
「いいですよ、何台用意しますか?」
「では、30台お願いします。いえ、50台にします。」
「いいんですよ、あとから追加で注文してもらえたら作りますよ?」
「いえ、いいんです。これは売れるのが決まっているものですから。いいんです。心配してもらってありがとうございます。ご迷惑はおかけしませんから。」
「では50台ですね、今作っちゃいますね。はいっと。これで揃ってますね。どうぞ。番号は一桁ずつずれてますのでどうかご注意を。あと、売った人の番号と名前を控えて貰えたら嬉しいです。何かの時に役に立ちそうですから。あと、俺の番号は――――です。どうぞ。」
「ありがとうございます。何から何まで。」
「いえいえ、では、どこにおかけすればよろしいでしょうか?」
「ああ、では、一番目のやつにお願いします。」
「はい、わかりました。メモメモっと。では、お手伝いします。何なりと言ってください。大体の物は作れますので。」
「はい、よろしくお願いします。ではこちらからお願いします。――――。」
「―――――。」
・・・・・・・。
では、今日はこの辺で、お暇します。また明日。そう言って手を振って出てきた。お見送りまでしてもらっていいご身分だ(笑)。良し帰ろう。
ふう、帰ってきた。
「ただいま。」
「おかえりなさーい!」サーシャ
「「「「「おかえり!」」」」」みんな
「今度の休みは北海道な?いいか、みんな?」
「「「「「はーーい!!!」」」」」
「たのしみーー!」カイル
「はやくやすみにならないかなーー!」ルル
「日本語もっと覚えなくちゃ!」ギル
「べんきょうしなきゃ!」アイシャ
「まだよめない!」ジンク
「おぼえるーー!」サム
「よしよし、みんないい子にしてるな?ご褒美のアイス食べ放題だ!!」
「「「「「「いぇーい!!!」」」」」」
「まずは風呂に入っちゃうか。その後な。」
「「「「「「はーい!」」」」」」
風呂に直行した。そしてアイスタイム!今日はなんと!!クーリッ〇ュも登場!!クーリッシ〇だ。見本で一個ずつ出してやったら掻っ攫われてしまった。早業だった、誰がとったんだ?ちびこだった。いつの間に身体強化を使いこなしているのやら。よそ見した瞬間になくなっていた。ちびこ以外も食べてみたいと言ったのでみんなに一つずつ出す。味は適当だ。カルピ〇とか、カル〇スとか、メロンソーダ、とか、チョコとかだ。早速食べ比べしている。回し飲みみたいなものだ。いっぱい吸いすぎて顰蹙を買っているものもいた(笑)。仲良くな(笑)。言ったら仲良くなった。素直なこと。いいなぁ、素直で。俺も素直になりたい。
まあいい、それは置いといて、勉強して寝よう!!
おやすみなさい・・・・・。




