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転生したので貿易していこうと思う  作者: もちぞう
第二章
52/97

休日

 おはようございます。っとと、寝坊してしまった。と言ってもちょっとなんだが、気持ちは寝坊してしまったほうに向いてしまう。何とも居心地が悪い。今日はくっ付いてるのが3人に増えていた。引きはがし、布団をたたみそのまま、リビングに向かう、顔洗って部屋を暖かくしていたら。来客だ。詩織たちがやってくる。詩織たちも来るのが早いな、俺も起きたばかりだというのに、何時に起きてるんだ?まあ、いっか。ドアを開けて迎え入れる。温かい室内に顔をほころばせる。ふぃ~あったかーい、などと言って入ってくる。



 魔法なのですぐだった。温めるのもすぐで何とも役立つ。あーっと、どうしようか、どうしたもんか、飯は何にしようか、考えていると、ちびこが起きてきた、カイルにルル、アイシャが起きてきたようだった。昨日ずるーいといっていたもんな。今日は起きられたようだ。ついでに、サーシャやルエル、ナタリーも起きてきた、手伝ってくれるようだった。これは嬉しい、何とも朝から嬉しいことがいっぱいだ。



 今日は、豚汁にご飯、卵焼きに鮭だ。鮭は、鮭フレークを準備した。これは美味いだろう。けばだった身が甘みを感じさせるくらいこまやかだ、それがまたご飯に合うのだ。何とも言えぬ旨味がそこにある。そこに漬物も出そう。白菜の漬物だ、白菜の風味が最高だ、塩でつけられたこの味はたまらん。ご飯のおともに最適だ、うん、美味い、味見してしまった。手が勝手に動いていた、ちびこ達が、ひな鳥のように、口を開けて待っている。



 試しに素通りしてみる、すると悲しそうな顔をする。これは耐えられないので素直に入れてあげる、切ったばかりの白菜の漬物だ、葉の部分が甘くておいしい。それを入れてやった。



「ん!おいしい!!」カイル

「おいしいぃ!!」ルル

「もう一個!!」アイシャ



 それを見ていた三人娘がわらわらと寄ってくる。子供たちのように口を開けて待っている、ナタリーは恥ずかしそうにしている。三人にも入れてやる。もぐもぐしてる。どうだ?



「美味しい!甘みがあってみずみずしい。」サーシャ

「ほんと!!美味しい!」ルエル

「美味しいです。白菜好きになります!」ナタリー

「そうかそうか、俺も嬉しいよ、美味いだろ・・・、」

「「「「「「うん!」」」」」」

「じゃあ、ご飯支度の続きな!」

「私も!!」詩織



 口を開けて待っている詩織。どうしたものかと考える、考えても仕方ないかと、口に入れてやる、もぐもぐしてる。カっと目を見開く、ずいずいと近寄ってきて一言。



「こんなの食べたことない!美味しい!」詩織

「まあな、俺がスーパーで見つけた美味いのがあったから出したんだ。記憶通りでよかった。お気に入りだったんだ。」

「へぇ~、納得、美味しいもんね。」詩織

「まあまあ、ご飯支度しよ、さあさあ、」

「はーい」詩織



 いつも通り詩織たちに卵焼きを任せている。サーシャ達には豚汁を任せている。カイル達ちびこには漬物を皿に盛り付けて貰っている。つまみ食いしてるがな・・・・(笑)。可愛いから許そう・・・・。仕方ないな・・・。ふう。仕方ない仕方ない。まあ注意するけどね(笑)。



「あまり食いすぎるなよ、腹いっぱいになるぞ。」

「た、たべてないよぉ?」カイル

「はーい」ルル

「わかったぁ」アイシャ



 すると、もう我慢するようだった。いい子いい子してやる。ニコニコだ(笑)。もっとなでてーとじゃれ始める。すぐ遊びに走るそんなちびこ達であった。わしゃわしゃしてやる。ついでに魔力を流してやるとへなへなになる。床にへたり込んで起きてこない、そのまま放って置き、ご飯作りに専念する。ご飯が炊きあがり、味噌汁も完成する、味噌汁というか豚汁だが・・・。そんなことをしていると、みんな起きていた。ちびこ達は朝から楽しそうにしている。ジンクとサムも加わり朝から遊んでいる。もう復活したようだった。



 ちびこ達はほんとにたのしそうだなぁ、うりゃうりゃ、と混じる。ほっこりする。のんびりしながら、ご飯支度を済ませて、いただきますする。みんな勢いよく食べ始める。鮭取ってーーーとか言って皆でワイワイしながら食べる。



「今日は休みなんだってね、何かするの?」詩織

「ん?遊ぼうと思ってるよ?子供たちとね」

「そうなの?じゃあ私も遊んでいい?」詩織

「いいよ、多いほうが楽しいし」

「ありがとうございます。やったー、楽しみ」詩織

「おねえちゃんもあそぶの?」カイル

「おねえちゃんもいっしょ?」ルル

「うん、一緒に遊ぶよ、楽しみだね」詩織

「「うん!」」

「俺らも一緒に遊ぶぜ!!久しぶりに遊ぶな!!」ギル

「そうだな、だいぶ遊んでなかったからな、久しぶりだな。」ザシャ

「みんなで遊ぶなんて初めてじゃないか?いい日になりそうだな(笑)。」

「あにきあにき、ないしょなんだけどゴニョゴニョ(小声)」カイル

「そうか、良かったな、(小声)」

「うん!」カイル

「ないしょばなしずるーい、あたしもする!」アイシャ 

「実はな、昨日な―――――――。」

「アハハハハ、面白いーー(笑)。」アイシャ

「満足したか?ご飯ご飯っと。俺にも鮭取ってくれ、」

「あたしもーー、次頂戴?」詩織

「おう、待ってな、ほい、いいぞ。」

「ありがとうございます。どっさりかけようっと」詩織

「ほどほどにな、」

「はーい」詩織

「聞いてないな・・・。(諦め)」

「きいてますよーー。ちゃんとほどほどにしてますって。モグ」詩織

「ああ、まあいいよ、(諦め)食べよう・・・。」

「聞いてますってばーー、もう、鮭いっぱいにしないと食べられないんです。」詩織

「そうか、そうだったのか・・・・、ってならないから!!ただの好みだよね!!いっぱいかけるのはいいけど、ちゃんと食べてよ?もったいないし。」

「はーい、ダイジョブダイジョブ」詩織

「ならいいよ、はぁーーー」

「今日は楽しい休みですよ?」詩織

「わかってるよ、自重してくれな?」

「はーい」詩織

「ごちそうさま」

「「「「ごちそうさま」」」」

「あー、まってぇーー」カイル

「いいよ、ゆっくり食べな、俺は、弁当作ってるから。」

「はぁーーーい」カイル



 そう言って、茶碗を洗い茶碗籠に入れておく、そしたら弁当作りだ。今日はカツサンドにするかな、手間もかからないし、美味いしで最高だからな。それぞれの鞄に詰めていく。からしは塗ってある。食い終わったちびこ達がまとわりついてくる。遊びながら、鞄に詰め終え詩織たちの分も置く。いや、渡そう。



「詩織たちの分な、ここ置いとくぞ。」

「はーい、今洗い物で手が離せません。ありがとうございます。」詩織

「「「ありがとうございます。」」」眷属達



 手を上げて軽く答える。4人は洗い物に集中している、魔法は使えないようで、手で洗っているのも関係があるようだった。うちにはもちろんスポンジがあるので食器洗いはやりやすい。洗剤を使い洗い流している。そこら辺は詩織が3人に教えてやっているようだった。ちなみに、下水はちゃんと地中に流している。スライムのろ過をクリアしてだが・・・。そんな機構も作っていたのであった。



 とりあえず、片づけは終わりあとは出かけるだけとなった。みんなで、準備して、裏庭の公園に行く。公園と言っても昨日作ったばかりだがな。行くと、子供たちが数人遊んでいた。そこに混じって遊ぶ。公園は結構な広さがある、ベンチもあり、休憩するスペースもある。ジャングルジムもあり、上に登って昼飯も乙だろう。子供たちも夢中で遊んでいる。



「ねえねえ、あにき、おれもっとまほうがうまくなりたい。」カイル

「そうか、ちょっとやってみるか?ロックバレットやってみて?見るから。」

「うん、ロックバレット!」カイル



ドゴン   パラパラ



「いい感じだと思うぞ、上手くなってる、もっと威力をあげられると思うがな、威力をあげるのが難しいから、ちょっと体を借りるぞ。魔力を流してっと。ロックバレット。」



チュイン    ドガン   



「どうだ?わかりやすいだろ?こんな感じでやるといいよ。」

「すごい!どうやってやったの!!かってにまほうがはつどうした!!(感動)」カイル

「魔力の波長を合わせて、人の魔力で魔法を使ったんだ。ちょっと高等テクニックかな(笑)。」

「すごい、カイル君の手から魔法を発動したの?!!!すごい!!」詩織

「これはすごいですね。さすが師匠」アンナ

「すげーぜ!!こりゃあ、大魔導士だな!」ゲイツ

「さすがです。」ヨハン



 そのあと、詩織たち4人に同時に魔法をかけた。結果、同時にロックバレットが放たれた。威力も十分すぎるほどあった。体が勝手に反応して手が動き、ロックバレットを放った。その驚愕は大きく、皆を(おのの)かせた。ちびこ達もすごいことはわかったようで、凄い凄いダンスをしていた、雨ごいのように皆が回って円を描くようにダンスしていた(笑)。可愛い(笑)。癒されながら皆に教えていた。



 結果、皆が思わぬ進化を遂げて、一つ上の魔力制御を覚えたのだった。そのまま、遊びに移行する。キャッチボールだ。これは皆でやっても面白いし、少人数でやっても面白いのでやる事にした。皆で円を描くようにばらけて、名前を呼んでボールを投げるというような遊びだ。玉は一個でやる。



「じゃあ、俺からだな。ルッツ!」

「っと。じゃあ、サーシャ!」ルッツ

「っ。兄さん!!」サーシャ

「っと。詩織!」

「あ!とっと。ギル君!!」詩織

「へへ、真ん中だな!ザシャ兄!」ギル

「っと。カイル!」ザシャ

「へへへー、ルル!」カイル

「っと、えへへ、アイシャ!」ルル

「っ、ジンク!」アイシャ

「っ、サム!!」ジンク

「あっと。じゃあ、あにき!」サム

「おっとっと、じゃあ、ガイ!」

・・・・・・・。



 しばらく笑い声と共に続いた。楽しいキャッチボールは皆が落とさずに続けることによって、緊張感が生まれて、程よい感じになった。途中落としてしまう場面もあったが、中々楽しかった。不意を突いたパスやフェイントが流行ったが、それもスパイスとなってゲームを盛り上げた。そんなことをしていると、昼になった。ご飯か・・・・。早いな・・・・。また飯とな、ちと早くないか?まあ良い。食うとしよう。固まって座れるように、ベンチを密集させる、円形になるように、4,5人のベンチを丸く並べる。ざっと40人は座れる、俺が腰かけると、その周辺に皆が集まってくる。詩織たちは外側だ。



 改めて、食べますか!!皆鞄を持ち寄り、早めの昼食にする。いただきます!!と元気のいい声が響き渡る。ではでは早速食べましょうか。久しぶりに食べるな、カツサンド、ソースの染みた衣と相性のいい食パン、耳が残ってるが、気にならない固さで絶妙だ、パンに塗られたからしがアクセントとなり味をより一層引き立てる、うん、美味い、一口ごとに味があふれてくる。慣れた口をガラナで潤す。ぷはーーー。美味い。ここは、お茶がいいのかもしれないが、俺はガラナを選択した。みんなにも出してやる。気に入ったようで、盛大にゲップをしてる。(笑)ちびこなんかはゲップをして涙目になっている。炭酸がきつかったようだ。



 炭酸も加わり、その後は、順調に食べ勧める。本当に美味いな、濃い味がたまらん、そして、それを洗い流す、キンキンに冷えたガラナ、これもたまらん。ちびこはぷはぁーーーと言って満足そうに一息ついている。ちょっと子供っぽかったかもな、反省反省。でも、こういうのもいいよな。



「ジュースは好きか、みんな?」

「「「「「「「「好きー!!」」」」」」」」

「じゃあ、このままでいいか。」

「「「「「「「「うん!」」」」」」」」

「あたしもいいよ!」詩織

「わかったわかった、じゃあ、そういう事で、ごちそうさま。」

「「「「「「ごちそうさま」」」」」」

「店見てから、買い物に行くか?」

「「「「「「うん!」」」」」」

「じゃあ、そういう事で、行こうか!」

「「「「「「はーい!」」」」」」



 皆でぞろぞろと町に繰り出す。お客は引き続き泊まるようで皆延泊(えんぱく)の申請をしてくる。今日も仕事のようだった。冒険者は大変だな、まあ、自由気ままに遊んで暮らすやつもいるけどな。なかなかそこまで強くなる奴もいないか。まあ、それを目指してって感じだな。それで皆が一攫千金を求めてやまないと言う訳だ。無謀な奴ばかりってわけでもないがな、あるやつは、ちゃんと冒険者ギルドに貯金してため込んでいるし、あるやつは、少ない収入で多額の金をため込んでいるってこともある。ただ、冒険者にしては少ないってだけだがな、基本贅沢しなければ金は貯まる一方の気がするけどな。



 まあでも、金を得て身を持ち崩すやつも少なくない、だから色々と気を付けないといけないのだ、そこのところをわかってるやつは多くない、ただ、先輩のいう事を聞いている若者と経験者は知っていたりするので結構知ってるのかもしれない。みんながみんな勉強熱心と言う訳でもないからな、そこはあしからず、ただ馬鹿は少ないかもしれない。ちなみに傭兵ギルドもあり、護衛には傭兵ギルドに頼めと言われることもある。まあ、冒険者ギルドでもCランク以上のものが護衛できる決まりになっているのであしからず。



 色々あるが、傭兵ギルドも需要があり、戦争がある国などでは幅を利かせている。というのは置いといて、ショッピングだ。町に繰り出し買い物をする。皆も久々の買い物で顔を輝かせている。最初は服屋だった、前に改装した服屋だった、20人から全員が入った。店内はキツキツだがそれでも半分に分かれてみて入った。気に入ったものを皆が試着していく。服は丈夫な物が多く、機能性は優れている。綿を作っている畑も近くにある。北にある農村はいろんなものを作っている、それだけ、大きな畑が多い。すんでいる住人も沢山いる。



 そのおかげで、この町は持っているようなものだった。それだけ北の村も発展している、そのため、外壁の外側にもう一つ町があるような形になっている。それでも、壁内のほうが発展していて、店やなんかも多いので、村人が遊びに来ることもある。そんな関係性でやっている。村人は、朝市のために野菜を運んだりと忙しい、ただ、そんな農村の人も、今の時期は農閑期である。今からは、野菜が少なくなっていく、そんな時期である、それはどこも変わらないので大変である。



 ただ、ハウス栽培も気になるな、農閑期を使ってやればもっと良くなりそうな気がする。肥料は必要だがな、そこら辺は畜産をやってるところに任せないとな。なんでも一人でやるのは良くないからな、皆で支え合っていかないと、それが生活ってもんだ。偉そうに言っているがその難しさは計り知れない。いろんなところに折衝(せっしょう)しないといけないからな。とりあえず北門に向かうか、服や食材を見ながら北門に向かった、北門から外に出て、村へと至る。子供たちは、町の人間なので許可が下りた。外出許可を取り付けてそのまま、農村を歩く。



 ちびこ達は農村の子達とも仲がいいようで、何かしゃべってる。



「うちにこいよ!いまひまなんだぜ!あそぼうぜ!」友達

「そうそう、いまひまだからいっしょにあそぼう!」友達2

「あにきがいっしょだからきかないと・・・、あそびたいけど。」カイル

「いいぞ遊んで来い、夕方には帰るからな。公園作って待ってるからな、行ってらっしゃい。」

「カイルのあにきはなしわかるな!ありがとう!」友達

「ルルたちも行こう!あのばしょであそぼう!」友達2

「「「「うん!」」」」

「「「「「いってきまーす」」」」」

「いってらっしゃい」

「「「「「「いってきまーす」」」」」」ギル達

「お前たちも行くのか(笑)、わかった、行ってらっしゃい!」



 一人残った拓郎は、公園を作ることにする。近くの大人に使っていい場所を聞き、そこにブランコから何から何まで作った、危ない遊具は作らなかった。店の裏の公園より豪華になってしまった、まあ、いいか。特に何も考えてなかったが、いい出来だ、子供たちも集まってきた、使い方を教えて遊んで見せる。するとすぐに理解して遊び始めた。適応能力が凄いな、この速さ見習いたい。暇な大人も一緒に遊び始めた(笑)。いい傾向だな(笑)。俺は、森へと繰り出す。近くの森へと行く、そこは巡回する兵士により安全が保たれた森の中だ。



 森の中には木の実のなる大きな木があった。その木に魔力を流してみる、木にも微弱な魔力が流れておりそれを活性化させる。こうしたら実が美味しくなるんじゃないかと予想してのことだった。幾分か生き生きとしてるそんな風に感じさせる何かがあった。ちゃんと、根から吸収し成長するように促す、魔力を強く籠めると次第に木が大きくなっていった。目に見えて大きく成長したのだ、これはすごい、もっともっとと大きくする、小さな木を選んで育成する。もう大木の域に達している。こりゃあ凄い。魔法は万能だなと思うのであった。



 そんなことがあり、また他の木にも魔力を流していく、自分の魔力は吸収回復している、なので延々と木を成長させられる、それに魔力で育てた木は魔力を吸収して育つようにもなった。これは新しい発見だ、いいのか、悪いのかは定かではないが進歩ではあったようだ。それに多くの魔力が必要なわけでもないので、いい変化だと思われる。元々魔力は吸収しているようだったが、それがより効率的に使われるようになったといえばいいだろうか、そんな感じである。実を食べるのが楽しみだな、と思うのであった。



 そんなこんなで森を歩き回りながら、色んな木を成長させていった。そして、手ごろな場所を見つけて大木を作るそしてその上に簡易の住居を作った。木がでかいので、建物も大きい、ブランコを付けたり、あとは、魔力で木に階段を作ったりした。魔力で成長させるとき思い通りの形にできることが分かった、そのため、それで階段を作った次第であった。子供たちが使えるようにして、建物も広々としている。中にも藁のベットを備え付けて子供が使えるようにした、まあ、大人も使えるがな・・・・。そこにマットレスを敷き、更に布団も完備するこれで夢のマイホームが出来たな(笑)。完成、台所とトイレを付けた、スライムは捕獲済みだ。



 そんなことをしていたら、子供たちが集まってきた。森にでっかい木が生えてきてそこに家があるとなれば、見に来ないわけがない。子供たちに使っていいといって、明け渡す。



「すげー!!なにこれ!!家まであるぜ!!!」

「ほんとだ、すげー!!」

「なんだよこれ!おとぎ話じゃねーか!」

「すごい、木の上にお家が建ってる!!」

「これくれんのか?!!!すげー!!」

「母ちゃんに叱られた時に来ようっと。」

「そんな下らねえ使い方すんなよ!!」

「大事なことだぞ?お前も言ってたじゃねえか。」

「お、おう、まあ、いいけどよ。」



 ほんとに子供が多い、皆でっかい秘密基地ができて嬉しそうだった。家はプレハブと一緒で乗っかってるだけなので固定はされてない、それでも大丈夫なように設置されている。それは子供たちに託し、更に森の奥へ進んでいく、魔物が出始めたあたりで、更に進んでいく。魔力を発してレーダーを作る、すると色んな生き物が引っかかった。魔力のない物も引っかかっている、その中からビックボアを探し当て討伐する。



 この時、レーダーは情報量が一気に増え頭が混乱するが、出力を抑えることで実現した。魔物や動物だけに反応する超高性能レーダーだ、そしてビックボアだが、出会い頭にシールドカッターで首をはねて血抜きもした。血抜きは魔法で水分を除去していったら出来た。ついでに血液もって感じだった。ちなみに美味しく食べるための水分は抜けておらずいい感じだった。大きさは3メートルは超えていた。それを2匹討伐して、村への手土産とした。それをアイテムボックスにしまい込み、村へと戻った拓郎は、村長のお宅に伺い肉を卸した。



 村長は歓迎してくれ、大々的に(うたげ)(もよお)してくれた。それに乗っかり、一緒にご飯を食べることにした、村自体が広く全員集めるのが大変だった、しかし、村長が声をかけてくれたこともあり、皆が晩飯を持ち寄り早めのうたげとなった、遅まきながら気づいた子供たちが戻ってきた。その頃には秘密基地で遊んでいた子供たちも帰ってきていた。新鮮なモツを使った、焼き物や、煮物が出回った。それに群がる村人たち、そこには大人も子供もなかった。ただみんなに当たるように作られたそれらは、完売した。



 飲めや歌えやの大騒ぎで宴会は終わった。みんな満足そうにしている、シエルの兄弟も来ていたようだった。混ざりこんでいたというのが正しいようだがな。まあ、みんな楽しんでいるので何も言うまい。それは置いといてうちの子達だどこかにいるのだが、人が多くて見つけられない。と、うろうろしていたら、ちびこ達が帰ってきた。



「あにき!いた!!こっちこっち!!」カイル

「あにき!かえってきたよ!」ルル

「おうおう、帰って来たか、心配したぞ。」

「「「「「うん!」」」」」

「兄貴!!」ギル

「おう!帰って来たか、待ってたぞ、おしおし、全員いるな。」

「「「「うん!」」」」

「じゃあ、そろそろ帰ろうか。」

「「「「はーい」」」」



 そういえば、詩織たちとはご飯を食べた後に分かれた。忘れていたわけじゃないよ、そう、きっとそう。そのはずです。と言う訳で、屋台でお土産を買う、串肉だ。この前言ってたお店である。行ってた通りおまけしてくれた。というか全部おごりだ。大量に貰ってしまった。その日はおしまいになってしまっている。それでも人気があるようで、見に来る客が後をたたないようだった。



 ボリュームもあるし人気あるんだろうなきっと。そんなこんなで帰ってきた。子供たちも秘密基地は見たようだった。すげーとか、やばいよなとか、言っていた。まあ、話のタネになればと思う次第であった。そういえば飯も食ったし後は、風呂入って色々して寝るだけだからな。銭湯行くか。



「よーし、銭湯行くか。みんなで入っていくぞ。」

「「「「「はーい」」」」」



 たまの贅沢だ。入っていこう。こっちは係員もついてるしな、安心だこと・・・・。金を払って中で分かれる。



「じゃあ、また後でな、」

「うん!じゃあね」サーシャ

「うん、またあとで」ルエル

「また後で会いましょう」ナタリー

「じゃあね、」ルル

「またあぉう」アイシャ



 仲良く手をつないで入っていった。俺たちも入るか、カイルとジンクと手をつないで入っていく、サムはギルと手をつないでいて、あとから入ってきた。他の子達も一緒に入ってくる。大きくなったなぁ。ちびこ達もな。服を脱いでいると、もうそろそろおねむの時間なのか、危なくなっている。大きい子たちに頼み入れてもらう。カイルは俺が入れる。ザシャが手伝ってくれた、ジンクも危ない、うつらうつらしている。みんなで手伝い、入れる。服を脱がし、浴室に向かう。この時かついでいく。



 お尻をしっかり押さえておく、可愛いお尻だ。シャワーで流してやる、そのあと、石鹸で全身を洗う。もっちょこいのか、もじもじしているが、そのままくすぐりながら石鹸を流す、頭は目をつぶってもらい流した。隣を見ると、ザシャが上手く足の間におっちゃんこさせている、ギルの方は苦戦しているようだった。サージが手伝い上手く姿勢を保っている。二人がかりで何とかうまくやっているようだった。他のみんなは見守っている状況だ。体を洗いながら見ているもの、体は洗わずにそのままじっと見つめるものと色々だ。



 まあ、もう大丈夫だからと言って、みんなで入る。ふいぃ~気持ちいい~、カイルも表情がふにゃふにゃになっている(笑)。大浴場はまだまだ人が入れる、混み始めてもいない時間帯だった。冒険者がちらほらうかがえた。抱っこして入れているので、カイルがしがみついてくる。背中をとんとんとリズムよくたたいてやると、眠り始めた。そういえば、ちんちんもキチンと洗った。ギルもザシャもちゃんと洗ってたので大丈夫だと思う。



 大事だからな、何がとは言わないが。そのまま少し堪能して温まったら上がった。みんな上がってついてくる。長風呂はしないようだった。まあみんなちびこが心配なのだと思う。そうして着替えて、タオルでしっかりと拭く。待合室でコーヒー牛乳とフルーツ牛乳を飲んでいると、女の子達も上がってきた。飲んでいるとちびこ達も起きてきた。サーシャ達とちびこに牛乳を出してやり飲む。ちょうど上がっていた冒険者が欲しがったのでお金をもらい渡す。まいど。いい飲みっぷりだった。くはー。といいながら腰に手を当てていた。



 瓶を回収して、帰る。ちびこは抱っこしようと思ったが、皆歩いていた。ちょっと眠ったので歩けるようになったのだろう。ちなみに女の子は意外とまだ元気で眠そうではなかった。体力あるなぁー、などと思っていると、家についた。



カランカラン



「ただいまーー。」

「「「「「ただいまー」」」」」

「おう、おかえり」ガイル

「いたんだな、ただいま。」

「おう、俺も泊まってるからな、いいだろ別に、休みはどうだった?」ガイル

「たのしかった!!」カイル

「おう、そうかそうか、そりゃあよかったな!」ガイル

「まあ、息抜き出来た感じでよかったよ、みんなも楽しそうだったしな。」

「そりゃあ、休み取った甲斐があるな、まあ、俺らは寂しかったけどな。」ガイル

「それはしょうがないだろ?明日から再開するし我慢してくれ。」

「おう、そうだな、俺たちもこの店を気に入っちまったようでな、いかんともしがたいんだ。」ガイル

「そうかそうかそいつは嬉しい言葉だな。ありがとうよ。」

「ああ、率直な感想ってやつだ。気にすんな。」ガイル

「気にはするがな・・・、胸に留めとくさ。」

「おう、そうしてくれ。」ガイル

「それにしても、どうしてこんなところにいるんだ?」

「湯上りにこのソファーが気持ちよくてな、堪能してたんだ。」ガイル

「そうか、いいもの使ってるからな、飯はまだか?何か出してやろうか?」

「おお!そいつはありがてえ、ホットドック貰えるか?あの味が忘れられなくてな・・・。」ガイル

「わかった、こんなもんでどうだ?飲み物はガラナだな。」

「なんだ?コーラに似てるな。飲んでみるか・・・。甘っ!!美味い!いい味してるな!風味がコーラと違ってまたいい感じだ。」ガイル

「ホットドックも食べたらどうだ?」

「お、おう、美味い!やっぱり美味い!ガラナとも合う!!これはめっちゃ合う。」ガイル

「そうだろうそうだろう、それが美味い食べ方だ。」

「間違いない食べ方だな!!もう一個くれ!」ガイル

「ほら、落ち着け、」

「プシッ、ごくごくごく、うめぇー!ハァグ、もぐもぐもぐ、うめぇー!こいつは最高だな!」ガイル

「ああ、最高だ、他の客が寄ってきちまったじゃないか。もっと声抑えろよ。」

「ああ、すまんすまん、美味くてついな・・・。元から出してくれるつもりだったんだろ?」ガイル

「まあな、みんなは上がってていいぞ、ちょっと付き合うから。ちびこ達を寝かせてあげてくれ。」

「「「「「はーい」」」」」

「おやすみあにき、またあしたね。」カイル

「おやすみなさい」ルル

「あにきおやすみ」サム

「おやすみあにき」ジンク

「たべたかった、おやすみ」アイシャ

「お休み。ゆっくり寝るんだぞ。じゃあな。」



冒険者が皆ソファーに座っている中、みんなは上がっていった。抱っこしている可愛い、俺も一緒に上がりたい!(笑)。まあ、また今度だな。っと、お客さんに出さないとな。



「皆さんホットドックでよかったでしょうか?」

「「「おう!」」」

「じゃあ、準備しますね、できました。どうぞ。」

「「「いただきます!」」」

「うめぇー!!ガラナとやらも合う!!美味いぜ!」

「ホットドックうまっ!!コーラみたいのもうめぇー!」

「最高の組み合わせだ、げふっ、ハハハハハ」

「ほんとに最高だぜ、ありがとな、今日は休みだってのに。悪い・・・、お代わり!」

「はいはい、ただいまお持ちします。」

「おおー!来た来た、これがたまらんのよなぁ。美味い・・・・。」

「2個目がそんなにうまいわけな――――美味い!」

「馬鹿め、そんなわけ―――――な、美味い!」

「コントか何かですか?(笑)。」

「ハハハ、コントってなんだ?」ガイル

「コントっていうのは、人を笑わせる劇みたいなものですよ。」

「ほぉーー、面白そうだな!」ガイル

「まあ、できませんが・・・・。」

「何でもは出来ねーさ、見たかったがな・・・。」ガイル

「すみません。」

「謝るこたぁないさ、見たかったがな。」ガイル

「それが、コントみたいだって言うんですよ(笑)。」

「そうかそうか、ふむふむ。何となくわかって来たぜ。人を笑わせるのも楽しそうだな!」ガイル

「芸人が向いてるかもしれませんね。」

「老後に考えておくのもいいな(笑)。」ガイル

「ですね。」

「そろそろ、俺は色町にでも行ってくるかな。」ガイル

「今日は帰らないんですか?」

「おう!お前らも行くか?!!」ガイル

「「「お(とも)します!」」」

「はしゃぎすぎないでくださいよ。」

「任せてくだせぇ、何分あっしは口下手なもんで騒ぎませんよ(笑)。」

「そうそう、おやびんについてくだけでさぁ。」

「おやびんに奢ってもらうんでさぁ、ありがたやありがたや。」

「お前らも半分くらい出せよ。いくら何でも3人は多いからな。銀貨5枚くらいのにしろよ。それ以上は認めねえ。わかったか!」ガイル

「「「おっす、おやびん」」」

「ふざけてるのに設定は細かいです、よく作りこまれていますね(笑)。」

「まあな、盗賊団の掟は厳しくしねーとな(笑)。」ガイル

「いってらっしゃいませ」

「「「「おう」」」」



カランカラン



 ふう、行った行った(笑)楽しそうで何よりだが、お金は大丈夫なのかね?まあいっか、Bランク冒険者だしな。十分稼いでるだろうしな。おし、俺も上がるか。ゴミをパパっと片付けて上がる。みんな寝る準備をしているようだった。それぞれ髪を乾かしたり、荷物を整理したりして思い思いに過ごしていた。ルッツはギターを奏でている、それをBGMにみんな過ごしていた。



「「「「おかえりー!」」」」

「おう、ただいま、俺も久しぶりに研究でもするか・・・。みんな適当に寝てくれな。」

「「「「「はーい」」」」」



 そう言って部屋に引っ込む。部屋でゴーレムの研究をする。コアを調べて、回路も調べる、また動かせるようにしてっと、おし、ひと段落したな。リビングに戻る。



「兄貴、何か新しい曲ないかな?」ルッツ

「ああ、あるぞ、みんなが好きかわからないが、こんな曲だよ――――――――――――。」



 弾いて、歌って見せた。



パチパチパチ



「いい曲だね、確かこんな感じ、♪~♪」ルッツ

「そうそういい感じ、やっぱりセンスあるなぁ。上手いよ」

「ありがとう、へへへ」ルッツ



「そろそろ寝るか?」

「うん!」ルッツ



 ちびこの間に潜り込む、トイレは行った。大丈夫。おやすみなさい。




























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― 新着の感想 ―
[良い点] ほんわかした雰囲気とっても可愛いくてよかったです。 [気になる点] もっちょこいは北海道弁になりますので、気にしなくてもいいかもしれませんが地域が特定されないようにご注意ください。
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