魔法教室とお酒
おはよう、良い朝だ。今日も一日頑張っていこうと思う。今日は、みんな早起きしている。昨日は結構起きていたのに大丈夫なのかな?まあ、大丈夫か、そんなに遅くまでは起きてないもんな、昨日は、風呂入って上がってきた、女の子たちに、魔法のドライヤーをかけてあげて、気持ちよくなって、寝そうになっていた所を布団に連れて行き寝かせてあげたのを思い出す。気持ちいいからな。人にやってもらうのがまた良いので眠くなるのもうなずける。
それは、さておき、飯だ、今日は豚汁の残りとご飯だ、ネコまんまにしようと思う。みんなはどうするかわからないがな。二日目になり芋が煮崩れして汁が甘くなっているところなのでちょうどいい。すじこも出しておこう。みんなオカズがなかったら困惑するだろうからな。みんながぞろぞろと集まってきた。みんな顔洗ってすっきりした顔をしている、部屋を暖める魔法で一気に温める。皆の表情が緩む。あったまる~といった顔をしている。薪ストーブもあるので温めるのには苦労しない、薪もうずたかく積みあがっている。
皆が着火の魔法が使えるため、いつでもだれでも付けられる。うちの子たちは優秀なのだ(笑)(自慢)。まあ、それは置いておいて、飯にしよう。
「みんな席に着いたな、いただきます。」
「「「「いただきます」」」」みんな
ちなみにテーブルが縦に連結され誕生日席に俺が座るのが通例となっている。あとは早いもん勝ちの席順だ。皆俺のそばに座りたがる、まあ、ガルなどのマイペースなものは真ん中あたりにいつも陣取っているがな(笑)。ちなみにギルが右隣りだ、左はサーシャである。サーシャ側にルエル、ナタリー、女の子のちびっこが二人、ジーク、サージ、ダル、ルッツ、マリオ。ギル側にちびっこ三人、ガル、ロイ、ガイ、ザシャ、ロック、ダリだ。
俺が手を合わせると、皆もそうする、よし、食べよう。早速ご飯に豚汁をぶっかける。それを見た皆が声をあげる。
「兄貴何してんだ!!?美味そうだけどいいの?そんなことして?」ギル
「行儀は悪いが、家ではやってもいいだろう(笑)。」
「じゃあ俺も!!」ギル
「「「「俺も(私も)」」」」みんな
どんぶりの深い器の中にご飯を投入していく、皆が真似してしまった。行儀はちゃんと教えないとな。手遅れになったらかなわんからな。まあ、言ったので大丈夫だろう。
「すじこ食べるなら、新しくご飯よそえよ?」
「「「はーい」」」みんな
期せずして朝から、がっつり食べることになるのであった。それはタクローも同じであったが・・・。そうそう聞かないといけないんだった。
「今日の朝から、魔法の訓練するんだけど、みんなもやるか?」
「「「「うん!!!」」」」男たち
「「「「「友達も誘っていい?」」」」」ちびっこ達
「ああ、いいぞ、裏庭でやるからなそこに集まってくれ、今日はストーンバレットとシールドを教えるからな。」
「やったー!!シールドは習ってないし!!それに日頃の成果を見せられるぜ!!」ギル
「やったー!おれたちも冒険者にいっぽちかづく!」ちびっこ
「あにきのまほうだぜ!!これでつよくなれる!!」ちびっこ
「おおきくなったらむえいしょうするんだ!!」ちびっこ
難しい言葉を使ってるところが微笑ましい、そんなちびっこ達であった。
「みんなには、言葉も覚えて貰おうと思ってるんだが、どうだ?」
「「「「やる!!!」」」」みんな
「じゃあ、黒板を設置しようか、テーブルから見やすいところに置いてっと。」
リビングの壁に黒板を買って設置する。もちろんチョークや黒板けしも出す。こちらの言葉はローマ字んのようなものだ、読み方が決まっていて、それがそのまま言葉をつづり文字となる。たまに”つ”が”づ”になる言い回しなどもあるが、例外は少ない、ただこの世界で生活している人にとっては、わかりやすいものだ。ご飯を食べているみんなの前で、50音を書いていくその組み合わせで言葉になる。皆真剣に見ている、食べながらだが、真剣なまなざしが伝わってくる。
「こんな感じだ、あ、俺も食べ終わってなかった(笑)まあ、食った後に暇があればやってみてな、読めるのは意外といるだろうから、教え合ってやるのもいいぞ。」
もぐもぐ
「兄貴、あれはなんて文字?」ギル
「あれは、”つ”だ、ちっちゃくしたりして、使う事もあるからな。」
「へぇー!」ギル
「あれは?」ロイ
「あれは”て”だよ」ギル
「すげーな読めるのか!!」ロイ
「まあな、冒険者のおっちゃんが読んでたから覚えてる。」ギル
「先輩でいいだろ、さすがにおっちゃんは可哀そうだ(笑)」
「いいんだよ、見た目がおっちゃんだから(笑)」ギル
「まあ、仲がいいようで何よりだが・・・。(笑)」
「兄貴そういえば、ストーンバレットもう使えるようになったんだ。他には何かないかな?」ギル
「そうだな、俺も何か考えないとな、あまり魔法の訓練はしてないからな。サンダーランスとかかな」
そう言って、手の間に静電気のようなものを生み出す。バチッ!!おおう、出来たな、あとは目標を定めて打つだけだな。みんなに理解できるかな、町には電球なんかないしな。
「何、何!!?今の何!?」ギル
「電気だよ、雷なんかと一緒だな。」
「かみなりかぁー、怖いよなあれ。そんなものまで生み出せるんだ(感心)」ギル
「「「すげー!!」」」みんな
「「「「カッコいい!!」」」」みんな
興味津々だ。手から放電して見せる。バチッバチッ!!!
「「「「おおー!!!」」」」みんな
「「「綺麗!!」」」女の子達
「まあ、危ないからなあまり近づくなよ。」
「「「はーい」」」みんな
「鉄や水なんかは、電気通すからな、雷が流れるからな、気を付けろよ。」
「「「「はーい」」」」みんな
「金属も全般通すからな。」
「「「「はーい」」」」みんな
「シールドは、魔力を板のように延ばして固定すると使える。こんな風に。」
手の先に出して見せる、色を付けて水色にしてある。
「ホントは、色はないからな。見やすいようにしてるだけだからな。」
「すげー!!固い!!」ギル
「ホントだ、剣も受けられそう」ザシャ
「固い」ガル
皆が思い思いに触り感想を言う。まあまあ、普通に作ったんだけどな、まあ、手抜きだ(笑)。皆にばれないようにポーカーフェイスしとこう。っと、そろそろ、外に行かないとな。
「そろそろ、外に行こうか。」
「「「「はーい」」」」みんな
「ルエルはシエルと一緒に店番頼むわ、あとで、サーシャとナタリーと交代してもらうから、それまでは頼むぞ?」
「うん、わかった、速くね!!サーシャ、ナタリー!」ルエル
「できるだけ速く覚えられるように努力する」サーシャ
「私も頑張る」ナタリー
「たのむよー!」ルエル
まずは下に降りる、冒険者の姿も結構見かける、っとその前に二階で晩酌していた、宵闇の光のテーブルを片づけに行く、意外と綺麗に片づけられていた、それをアイテムボックスにしまっていく。その際に水魔法で洗って乾かしていく、瓶やグラスはしまっておく。瓶だけ換金して金に戻す。宵闇の光はぐっすりだ、昨日は遅くまで飲んでいただろうし、瓶は何本も空になっていたし、結構飲んだだろうしな。出したご飯も全部食べていたようだ。本当に行儀いいな。
宵闇の光は、もちろんロックバレットごときじゃあ動かんよな、わからんな(笑)。意外と、興味あったりして(笑)。まあ、今日は寝かしておこう、勝手に起こすのも失礼だからな。みんなでぞろぞろと外に向かう、結構な人数が集まっていた、ほとんど純粋な魔法使いじゃないが覚えられないことはないので覚えようとしているようだ、中には純粋な魔法使いもいるようだが、まあ、少なめだな。
とりあえず、的を増やし、射撃できるスペースを大きく取る。今は、15人くらい集まった。なので、皆が並んで打てるように列をふやしたのだ。うちの子たちもやるしな。
「おし、じゃあ、集金しますよ!集まってください。」
「「「「おう!!」」」」冒険者たち
「わかったわ」バーバラ
「じゃあ、五十枚ずつお願いします、」
机を作り、その上で集金していく。
集まったな・・・。ほんとにいいのかこんなに貰って・・・。切り替えよう!おし有益なものを教えよう。
「じゃあ、こっちに来て下さい。」
机を片づけ、歩くと冒険者がぞろぞろとついてくる。
「まずはロックバレットからお見せしましょう、イメージが大切なので目に焼き付けて下さい。いきますよーーー。」
流線形の玉を石で作り上げる、それに回転を加える高速回転だ、それをすごい勢いで発射する。青い回転の軌跡を残して的に吸い込まれる、それは的を貫通し後ろの土手に突き刺さった、奥深くまで行ってしまって見ることはできない。皆が唖然としている。すごい音なったしな。キュイン!!、ドッ!!、て感じだ。この魔法の威力は伝わっただろう。
「すげー!!こんな威力あんのかよ!!オークなんかいちころじゃねーか!!!」冒険者
「まじかよ、すんげーな!!!」冒険者2
「すごいわこの威力!!もっと威力をあげればドラゴンだって倒せそう!!」バーバラ
「それはさすがにないんじゃないですか?」
「いいえ、ありうるわよ、それだけの威力よ」バーバラ
「ホントだぜ、すげーな、あんなの教えてくれんのか?」冒険者
「教えるっていうか、もう教え終わってるというか、っていう感じです。見て覚えて貰おうと思います。」
「まじかよ、それ、教えるっていうのか!!?」冒険者
「子供たちはこれで覚えましたし・・・・。」
「そうなのね・・・・。できるかしら。」バーバラ
「目に焼き付けて貰えればいいかと思います。」
「もう、焼き付いて離れねーよ」冒険者
「「「そうそう」」」冒険者たち
「そうね、イメージだけは、くっきり残ってるわ。やってみましょう。」バーバラ
手を的に向けて詠唱を開始する。
「大地の精霊よ、我に応えて礫を飛ばしたまえ。」バーバラ
石が出てきて空中に留まる、そしてまあまあの勢いで飛んでいった。的からは外れたがなかなかのスピードだった。
「一発でここまで!!!?すごいわ、こんなに簡単にできるなんて!!?」バーバラ
「すげーな!!形になってるじゃねーか!!!」冒険者
「「「「俺も俺も!!」」」」冒険者たち
それぞれに詠唱をして的に向かって打ち始めた。
皆が、発動させて、石を飛ばすところまでできていた。やはり、イメージが大切なのだろう。
「兄貴!見ててくれ、俺たちの練習の成果を。」ギル
ドシュッ
ドシュッ
・・・・。
みんな合格だな、威力も十分だし、どれも工夫されててよかった。皆、飛ばす石を小さく鋭くしていて、とてもよかった。今回回転を加えたのを見て軽く回転させてるのもあった。どれも頑張った証が見えた。
「すげーな、全員使えるのかよ!!やる気出てきた!!」冒険者
「だな!!」冒険者2
「私も頑張るわ!!すぐに追いついて見せる!!」バーバラ
「あれなら、Cランク昇格もすぐだろうな!羨ましいぜ!!」冒険者3
「俺の未知なる力を開放するときが来たか・・・・。ふっ(笑)」冒険者4
「なんとも素晴らしい工夫たちだ。回転や軌跡、玉の形と工夫がいっぱいだ。これはあたりだな。」名もなき魔法使い
何だかんだと言いながら皆真剣に取り組んでいる。頑張っているようなので、俺は、風呂に鏡を取り付けに行く、そういえば忘れてたのだ。頑張ってるみんなを背に風呂場に向かう。そして、大きな鏡を洗い場に取り付けていく、曇り止めも加工しておく。男女両方のお風呂に施したら、のれんを付ける、男湯と女湯の字を魔法で作ったのれんに印字してかけて置く。これで間違えないだろう。ついでに店を見る。
ルエルとシエルがテキパキと動いていた、まあ、ほっといても大丈夫だろう、ということで、また戻る。
皆は、少しずつ上達していってるようだった。この分だと、明日シールドを教えることになりそうだな。まあ、皆頑張ってるしな、見本をもう一度見せておこう。
「はーい!!注目!もう一回見本を見せるのでよく覚えといてください。」
「まず、貫通しやすい石を作る、形が重要です。」
「次に回転をかける。速ければ速いほどいいです。」
「最後に狙いを定めて、高速で打ち出す!」
ドゴン
「という感じです、ゆっくり確実にやっていきましょう。さあ、どうぞ」
「なあなあ、石はこんな形でもいいのか?」冒険者
「できるだけ、刺さりやすい尖ったものがいいですね、そう、そんな感じです。」
「おう、これでいいのか!!、じゃあ、やってみる!・・・・。おお!刺さった!!」冒険者
「後は、回転と威力を出せばオーケーですね。」
「おう!!こんなに早く覚えられたのなんて初めてだぜ、魔法の才能あんのかな!」冒険者
「十分あると思いますよ、頑張ってください。」
「おう!!ありがとな!!」冒険者
「俺も見てくれ・・・・。ここが・・・・。」冒険者3
「ここはこうです。こっちは・・・・。」
「おう、そうだったのか。ありがとう」冒険者3
「いいえ、気にしないでください。」
サーシャやナタリーもだいぶいい感じだ、新しいイメージで教えたので上達が速い。そろそろ交代してもいいかもな。
「サーシャ、そろそろ交代するのに呼んできてもらえるか?」
「はーい、結構いいところまで行ってた?」サーシャ
「ああ、もう少しだな」
「やったーー!!行ってくる!!!」サーシャ
「いってらっしゃい。」
走って向かっていった。すぐに二人が出てきた。二人を近くに呼び、同じく見せて教える、二人とも呑み込みが早い。やって見させたところ早速高速で打ち出していた。ゴブリンくらいなら倒せるだろう。特にシエルが速い、こんなにも速く覚えるとは、優秀であった。それでも回転をかけるのは難しかったらしく、苦戦していた。二人に満足するまでやってていいからと告げてお店に向かう。
サーシャが一人で仕事をしていた。俺も手伝う、ジョッキを拭いたりしてしまっていく。
「あたしも、もっと練習したいなぁーー」サーシャ
「まあ、もうちょっとしたら、ナタリーと交代してやっていいからさ。」
「今やればもっと伸びるだろうなぁーー」サーシャ
「わかったよ、行ってきていいよ、何かあったら呼んでな。」
「はーい、やったぁ!!行ってきまーす!!」サーシャ
「いってらっしゃーい。」
そういえば、今日で四日目だな、今日帰ってくるだろうな。ガイルのやつ濡れてるだろうなぁーーー。まあ、乾かしてやるか。仕方ない。仕方ない。本当に仕方ないが、やってやろう。まことに遺憾だがな。と、心の中でなんだかんだ言っているが、何とかしてあげたいな、と思っている。まあ、王都に向かった二日目だったから、王都についてしまえば何とかなるだろうと思われた。
まあ、それからが大変だろうがな、想像はこの辺にしておこう。お客も増えてきた、仕事仕事っと。グラスをきゅっきゅしてると、パンを買いに来たと冒険者がやってきた、パンのところまで行って接客する。
「いらっしゃいませ」
「おう、カツサンドと焼きそばパン頼む。」冒険者
「かしこまりました。召し上がっていかれますか?」
「いや、持ち帰・・・、やっぱ、食べてくわ、紅茶も頼む。あと、からしもつけてくれ。」冒険者
「銅貨2枚と鉄貨2枚になります。」
「おう、ぴったしな。」
「はい、確かに。こちらが商品になります、お好きな席へどうぞ。」
「ああ・・・、それにしても、タクローが店やるなんてな、そんな考え浮かばなかったぜ。」
「おかげさまで、こうして、大きな店を持つことができました。皆さんのおかげです。」
「そりゃ、こんだけいい物を作ってりゃあ売れるさ、タクローの腕だろ?」
「御贔屓にしてもらってるので・・・、ありがとうございます。」
「ああ、そうだ、店番の子たちがいないんじゃないか?どっか行ってるのか?」
「裏庭で魔法の練習をしています。冒険者の皆さんと一緒に。」
「そりゃあなんでまた?モグモグ」
「一応自衛できるようにしようと思いまして、あの子たちに何かあったとき、何とかできるのが一番だなと思って学んでもらってます。まあ、楽しそうにやってますがね。」
「そりゃあいいな、俺にも魔法の才能があればなぁー」
「火と水の魔法は使えますか?」
「ああ、あれくらいは使えるぜ?」
「でしたら、普通の魔法も使えるかと思いますよ。」
「ホントか!!?」
「ええ、十分に可能性があるかと、思います。」
「俺にも魔法を教えてくれないか!!!?」
「銀貨50枚かかりますがいいんですか?」
「おう、そのくらい何とかするさ。ギルドで金下ろしてくる!!!」
「食べ終わってからでも大丈夫ですよ、」
「こうしちゃいられん!!むぐむぐ、ゴクン、行ってくる!!」
走って行ってしまった。魔法はそんなに魅力的なのか・・・。まあ、わかるがな・・・。俺も取り憑かれた一人だからな。帰ってくるのを待ちながら、片づける、お盆を片づけ、拭いてゴミを捨てる。最近では、火をつけるのに便利だと、紙をもらってる宿屋もあるようだ。冒険者も少しあれば、火をつけるのも楽だからと持っているものも多いが、そんなに沢山はいらないので、宿屋にあげているようだ。
そういえば、最近何かと周りのお店がにぎわっている、醤油や味噌のおかげで繁盛しているようだった。よかったよかった、あのままじゃあ金のある冒険者はみんなうちに流れてくるといった事もありえなくはない話だったので、ちょうど良かったと思っている。それに、ケンカにはならずに済んだのでほっとしていた。町の人がそんな荒い人たちじゃなくてよかったと思う。なんにしても、良かった。何度も言ってしまうくらい良かった。
町のため、になっただろうと思う。そう考えていると、帰ってきた。
カランカラン
「戻ったぜ!!早速、魔法を教えてくれ!!!」冒険者
「じゃあ、裏庭に行きましょうか。お金は貰っておきますね。」
「おう!これだ!!俺に魔法を!!!」
「はい、確かに、では行きましょう。」
「おう!!」
店を出て訓練場に向かう。まだみんな練習していた、なんだか、近くの人たちで集まって話をしている様子だった。どうしたら上達するか話し合っているのだろう。
「ナタリー、すまんが店番頼む!」
「はーい、わかりました、私も結構うまくなりましたよ。見てください、ドシュッ」ナタリー
「おお!!だいぶ上達したな、オークくらいなら倒せるんじゃないか?」
「はい!!行ってきます!!」ナタリー
タッタッタッタと走っていった。さすがだな、うちの子たちは上達が速いな、冒険者たちも十分速いがな。っと、早速教えるとしようか、見本を見せる。そういえば、詠唱はしてないのかな?ナタリーはもういらなくなったのかな。
「おおー!!!すっげー!!回転と石の鋭さ、そしてスピードが速いな!!それでいて威力が強い!!」冒険者
「一発でそこまで見抜くとは、結構センスあるのかもしれませんね。早速やってみてください。」
「そんなこと言われても、俺には無理さ、大地の精霊よ我に応え礫を飛ばしたまえ。うお!!出来た!!なんだこれ!!」
「イメージが大切なんですよ。あなたは、イメージがしっかりしているので、できると思いましたよ。」
「最初から、こんなにできるなんて、すげぇー!!夢みたいだ!!!」
「現実ですよ、あなたの実力です。」
「ありがてぇー!!この年で魔法に目覚めるなんて思ってもみなかったぜ!!」
「おめでとうございます、本当に良かったですね。」
「ああ、ありがとう!」
「後は、練習あるのみですね、頑張ってください。では。」
「おう!ありがとな!!!」冒険者
「いえ、」
「「「こんにちはーーー!!」」」ちびっこの友達
後は、本人次第だな。おっと、来たな、友達連れてくるって言ってたもんな。
「昼飯は、好きな物頼んでいいのでうちで休憩してってください!サービスしますんで!!」
「「「「おう!!」」」」冒険者達
「やったぜ、美味いもん食える!!」冒険者
「俺もう上がろうかな(笑)」冒険者2
「いいのかよ、今がやり時だぜ?」冒険者3
「そうそう、今が一番上達すると思うぜ、まあ俺も休憩するがな、タクロー飯!!豚汁が食いてぇー!!」冒険者4
「はい、じゃあ、作っときますね、練習頑張ってください。」
「おう!!」冒険者4
「君たちも練習してるといい、ご飯も用意してるから、食べていきな。」
「「「はーい、ごちそうさまです」」」ちびっこの友達
冒険者を置いて厨房に向かう、あとは、みんなが教えてくれるだろう、というか、自力で何とか出来そうだったな。細かいところをちゃんと見てるし、時間をかけたら上手くなるだろう。豚汁豚汁っと。魔法で皮むきも済ませる、皮の所に魔力で分離した層を作りつるんと向いていく、そして切って投入して煮ていく、大根、ニンジン、ゴボウ、豚肉、ショウガ、ネギ、コンニャク、豆腐を入れて出汁が出たら、味噌を溶かす。
「兄さんおかえりなさい」ナタリー
「ああ、ただいま」
豚汁が出来た、外に匂いが漂っていたのか、すぐに冒険者4が現れた。
バタン
「豚汁大盛で!!ごはんとオカズくれ!!!!」冒険者4
「じゃあ、俺も同じので!!」冒険者
「「「「「「俺も!!」」」」」」冒険者達
「かしこまりました、少々時間をいただきます。ナタリー豚汁出してあげて。」
「はーい、お待ちどうさま。」ナタリー
「ありがとう、ナタリーちゃん」冒険者4
「おお!ありがとう、ナタリーちゃん」冒険者
「「「「ありがとう!!」」」」冒険者達
その間に、だし巻き卵を作る、そしてすじことご飯をもってやる。そうすると、にわかに騒がしくなってきた。
「うめぇー、ご飯にこの赤いやつめっちゃ合う!!とまらねぇー!」冒険者4
フォークで食べながら、しゃべっている。まあ、箸は使えないだろうな。美味しく食べてくれればそれでいいがな。そこからは、皆がうめぇうめぇと食べてくれてよかった、口に合ったようで何よりだった。そうこうしてると、ギル達も入ってきた、サーシャ達も一緒だ。皆の顔は晴れやかだった。なので、上手くいったか聞いてみる。
「どうだ?上手くいったのか?」
「うん!!みんなできるようになったよ!!」ギル
「そうかそうか、それは良かった、何か、食べたいものはあるか?」
「カツが食べたい!!ごはんと一緒に!!」ギル
「じゃあ、とんかつな。席についてくれ。今持ってく。」
「はーい。やったーカツカツ♪」ギル
「やったぜ、カツが食える!!」ロイ
「「カツー!!」」ロック ダリ
騒いでるのを、しり目にとんかつを貿易で出し、千切りキャベツと一緒にもってソースをかけてやる。そして、ご飯と一緒に出す。ちびっこ達も入ってきた。
「やべー!!とんかつだ!!うまそー!!いただきます!!!!」ギル
「「「「いただきます!!」」」」みんな
「なんだ、いただきますってのは?」冒険者
「食前の挨拶ですよ、ご飯に感謝していただきます。ってね。」
「おお!!そりゃあいいな!!いただきます!!」冒険者
「終わりは、ごちそうさまでした。です。」
「俺もやろうっと!なんかいいよなそういうの!!」冒険者
「私もやる!!そういうの大事よね!!いただきます!!!」バーバラ
「お好きにどうぞ、気軽にできるので、誰でもできますから。」
「「「いただきまーす」」」ちびっこ達
皆にいきわたったので、サーシャ達にもご飯にしてもらう、冒険者は一人で、外で魔法を練習しているのだろう、帰ってこないので、多分そうだと思われる。まあ、あいつは一人先に飯食ってたからな。
「そういえば、ギル達、髪型変わったよな、イケてるじゃねーか」冒険者3
「「「「ありがとうございます」」」」男の子達
「じまえでやってるのか?」冒険者3
「いや、サーシャ達がやったんだ、上手いでしょう?」
「ああ、いいな、ロックやダリみたいに短くしてほしいな、俺だったら。」冒険者3
「サーシャ達ならできますよ、明日にでもやってあげたらどうだ?ちょうど商売始めようとしてただろ?」
「うん!!やる!!明日また来てください!!」サーシャ
「おう!!いくらだい?」冒険者3
「えーと、じゃあ、鉄貨4枚で!!」
「安いな、頼むぜ?」
「はい!」
「俺もやってもらおうかな、」冒険者2
「俺も、」冒険者
「私もやってもらおうかしら、女もできる?」バーバラ
「できます!!」サーシャ
じゃあ、あとで、道具揃えてあげるか。商売始めるのなら、道具は大切だよな。三人分だな。うちの子たちは、みんな髪型がバラバラだからいい見本になってくれるな。まあ、お任せが一番良さそうだがな。
俺には、どんな髪型がいいのかなんてわからないからな。サーシャやルエル、ナタリーに任せたほうが、良くなるってもんだ。髪型も見本として本を渡してあるから、それを参考にしているのだろうと思われる。
そうこうして、明日の予約をしていた。
「「「「「ごちそうさまでした」」」」」みんな
みんな食い終わったようだ、午後の練習を始めるのかな。などと、思っていると、ギルが声をかけてきた。
「兄貴、もう習得しちまったんだけど、シールドの魔法も教えて貰っていい?」ギル
「いいぞ、他のみんなも終わったのか?」
「うん、終わった。」ギル
「じゃあ、やるか!ここで教えるぞ?お客さんが来るからな。」
「「「「「はーい」」」」」みんな
「まずは、魔力を出す、それに形を与えるように四角く形成する。あとは強度を高めて完成だ。この時、四角じゃなくてもいいからな。」
「へぇー!わかった!やってみる!!」ギル
皆手を突き出して、ぶつぶつ言って魔法を完成させる、良い感じだ、皆、見えないシールドを展開する、強度はまだまだだが一応皆出来たようだった。触って感想を言っている。
「俺のは、柔いなブニブニしてる!」ギル
「「「俺も!(私も!)」」」みんな
「もっと固くしていきな、固いイメージが大切だ、岩のような感じ、本当の岩はだめだぞ、アースウォールになっちゃうからな。」
「「「「はーい」」」」みんな
「ちびっ子たちも、やってみな、自分で魔力を動かす感覚を養ったほうがいいから。まずは、魔力を出すところからね。そこから形作って盾にするんだ。やってみよーー。」
「「「はーい」」」ちびっこ達
いきなり、形作るところまで出来た、結構練習しているようだった。将来有望だななどと思いながら、教えていく。みんな、覚えが良く、良いところまでいっていた。
「後は各自練習していてくれ、外でな!」
「「「「「はーい」」」」」みんな
カランカラン
「タクロー!!!雨に降られたんだ、何とかならねーか!!!」ガイル
「おう、おかえり、実はもう作ってある。あそこの一角を見てくれ。」
「おおー!!!テントじゃねーか!!いいな!あれ!!俺にもくれ!!!」ガイル
「金は払えよ、まだ在庫があるから、買っていくといい、使い方も説明してやる。」
「おおう!」ガイル
「まず、袋から天幕を出す。そして支柱を取り出して伸ばすんだ。そしたら、天幕の大きさに合わせて支柱を打ち込むそしたら天幕をかけて、ロープを張る、そして杭を打ち込んで完成だ。簡単だろ?」
「ああ!!ものすごく簡単だっ!!!こりゃあ野営が変わるな!!またいいもんをつくったなぁーー!」
「椅子とテーブルもあるぞ、座ってみな」
「おおーーー!!こりゃいいぜ、見張りの時寝ちまうかも知んねーーー!!」
「誰かも言ってたな、まあ、気張ってれば大丈夫だろ。」
「いやいや!!お前さんは、わかってねーな!こいつは恐ろしいぜ!!この安心感、包まれるような感覚はやばいったらありゃあしねえ。」
「そうか、なら背もたれがないやつ作ろうか?」
そう言って、手元で魔法を行使する。エックス字の簡単な簡易椅子だ。
「どうだ?」
「おおう、これなら大丈夫だな(笑)」
「じゃあ、これにするか?」
「おう!、あ、いや両方貰ってくぜ、会計頼む。というか、お前の所は新商品が入るのがはぇーよな。しかもこのクオリティ、さすがだぜ。」
「そいつは、どうも、銀貨7枚な、干し肉もあるが買うか?これだ」
「やわらけーな、ほんとに干し肉か?食ってもいいか?」
「いいぞ。」
「うまっ!!なんだこりゃ、今までのが何だったんだってくらい美味いじゃねーか!!」
「ふふふ、まあ、改良したんだ、あまり日持ちはしないからな。」
「それでもこりゃ価値があるってもんだ!買うぜいくらだ?」
「肉1枚で銅貨8枚だな、まあ、粉シチューと一緒だ、どうだ?」
「買う買う!!5枚買う、こいつはいいぜ。食いながら歩けるしな、最高だ!!」
「後、カッパもあるぜ、濡れただろ?」
「カッパ?なんだそれ、なんに使うんだ?」
「雨の日に着るコートみたいなもんだ、濡れないやつな。」
「おおー!!欲しかったんだよそれ!!買う買う!!!」
「銀貨2枚な。」
「ほい。」
「確かに・・・。」
「これで俺も雨に強くなったぜ。」
「まあ、過信はするなよ。」
「ああ、わかってるぜ」
「ならいいんだがな、どうだった王都は?」
「ん?ああ、いつも通りだったぜ、相変わらず賑やかだったな、さすがってところだな。」
「そうか・・・。」
「まあ、いいとこだぜ。一回は行ってみるといいって感じだな。」
「まあな。行ってはみたいがな。」
「そのうちだな、」
「ああ、」
「そういや、何やってたんだ、さっき沢山いたけど。」ガイル
「魔法を教えてたんだ、みんなやる気でな。」
「ほーー、お前さんが教えるのか、興味あるぜ、」
「お金かかるぜ、銀貨50枚だ。」
「まじか、ちょっと足りないな、下ろせばあるが、どうしたもんか・・・、やるか!!!」
「おう、あとでもいいぞ、今教えるか?」
「おうそうしてくれ!!」
「じゃあ、シールドからな、まず・・・・・・・。・・・・。って感じだ。」
「おう、・・・・。おう出来た!!まだやわっこいがな!!」
「みんなそんなもんだ、外でやってくれ、みんな裏庭でやってるからな。行ってらっしゃい。」
「おう、行ってくる!」
どうやら行ったようだ。俺は、明日髪切るのに使う場所を整えよう。食事処から遠いところの店を拡張し、床屋で使うソファーを並べる、三台だ。サーシャ、ルエル、ナタリーの三人なので三台というわけだ。鏡を設置して見えるようにする。後ろを見せるときの鏡も用意しておく、あとは、櫛とハサミ、バリカンは持ってるだろうからいいとして、パーマみたいに髪を巻けるほうがいいだろうから、ヘアアイロンを作ろう、この前準備していた魔石を使い、魔道具を作る。
すぐに出来た、これで大丈夫だろう、使い方も後で説明するし、すぐに使いこなすだろう。
もう、夜の準備をしよう、今も客が来ていて昼か夜かわからない飯を食っていっている。まあ、昼かな(笑)。ジークに昼飯を渡しに行く一幕もあった。その時は、サーシャに任せていったのだった。久しぶりに仕事ぶりを見たらもう、色んなものを作れるようになっていた。うちの店で働けるな。と思うほどであった。親方も認めているようで、そろそろ独り立ちの時が近いのかもしれない。
ジークは、手伝ってくれるかな。うちの店結構大変だしな。手伝ってくれるとありがたいなぁと思っているのだが、どうだろうか。まあ、聞いてみるか。あとでな。
そんなことを考えていると、夜になった、皆も戻ってくる、一通り練習してきたみんなは疲れていた。お疲れ様ーと言いながらねぎらう。どこか達成感のある顔で皆元気だった。疲れてるのに元気という訳の分からない感じになってるが、しっかりと元気があった。ガイルも疲れているはずなのにどこか楽し気だった。
みんな、冒険者と仲良くなったようなので、ここで飯を食っていってもらう事にする。おし、今日は、ビーフシチューにしよう、デミグラスソースでじっくりコトコトと煮込んでっと、あとはご飯かパンか選んでもらって、晩飯にしよう。
「おーし、子供たち、ご飯だぞーーー!パンかご飯か選んでくれ!」
「「「「ご飯!!」」」」みんな
「そうか、ご飯の良さに気づいたか、嬉しいぞ・・・。たーんと食べるんだぞ。」
「「「「はーい」」」」みんな
「俺らの分はないのか!!?タクローよぉぉ」冒険者
「みっともないぞ、自分で払って食え!」冒険者2
「まじか!?じゃあ、俺もシチューで!!」冒険者
「かしこまりました、お待ちください。・・・・。こちらです。どうぞ。」
「うっほーーー!出来立てだぜ、いただきまーす。うまっ!うまっ!じっくり染みたデミグラスがたまんねぇーー!」
「俺も、いただきます。うめぇーーー!いつにもまして濃いな!深みが違うぜ!!」冒険者2
「どれどれ、俺にも食わしてみろ、うまっ、はふはふ、ジャガイモがホカホカでうめぇー!!肉もホロホロで味が染みてやがるぜ」冒険者4
「サーシャ達も食べちゃいな、シエルもな。」
「「「「はーい!(はい)」」」」四人娘
みんなが食べている。俺は食器洗いやなんやかんやしていると、みんな食べ終わった、ジークも帰って来たので、食べさせた。美味しそうに食べている。俺も食おうっと。俺は人参が好きだ、煮崩れしそうなほど柔らかいそれは、味が染みてて舌でつぶせるほど柔らかい、最高だ・・・。美味い・・・・。ビールでもと思い思いとどまる、酒は飲めるが、やめとこう、もったいないしな。冒険者たちは飲んでる。騒いでいると、二日酔いの宵闇の光が下りてきた、足取りが重たい。ゾンビのようだ。
スポーツドリンクを勧める、すぐに飲み干す四人。サラもだ、軽いお酒だけど、結構飲んだようだしきつそうだな、スポーツドリンク飲んだ後は、少し楽そうだ。マーリン爺さんはよたよたと危なっかしい。いつもは感じさせない年寄り感が出てる。大丈夫か?結構のんだようだ。まあ、マーリン爺さんの顔色は普通だったので酒には強いのだろうと思われる。グランとロランは錆びたブリキのように動いていた。皆大変そうなので、少し待たせて、厨房で朝食を作ってやる。シジミの味噌汁と七草がゆを作る。パパっと作りだしてやる。のろのろした動きで食べ始める。
「はぁ~、染みる~、こいつはいいぜ、楽になる。」グラン
「はふぅ~、おいしいですぅ~。」サラ
「粥がさらさらと入るわい」マーリン
「こいつは助かるぜ・・・。」ロラン
みんな静かに感想を言ってくれる、効いたようで何よりだった。子供たちには上がってもらった、先に風呂に入っててくれと言っておく。すぐに寝間着で降りてきた、風呂に入るようだった。宵闇の光に酒が入ってるときは風呂に入らないように言っておく。今日はちびっこ達も先に入るようだった。寂しいが後で一人で入ろうっと。
それから、シエルを帰し、送っていって。サーシャ達に片づけを手伝ってもらい、店じまいする。まだ飲んでいるのもいるが、店じまいだ。シャッターを閉めていく。
「まってくれよぉ~~タクロ~」冒険者
「おやすみなさい、ちゃんと帰ってくださいね送りますから、ほら、立ってください、2階に泊るんでしたっけ?」
「おうよ!俺は2階に泊るんでぃ。頼むぜぃ、へへへ。」冒険者
「じゃあ、行きますよ、歩いて下さい、ほら、こっちです。」
そうして二階へと誘導していくのであった。ちなみに個室を取っていたので、中に突っ込んでおいた。カギもしておいた。これで上がれる。
「ふぃい~、上がるか。サーシャもルエルもナタリーもお疲れさん。上がろう。」
「「「はーい」」」三人娘
3階に上がると、みんな風呂から上がり談笑していた。アイスを買ってやって、俺らは風呂に向かう。
「今日は、魔法も覚えれたし良かった。」サーシャ
「そうそう、両方ある程度覚えられたから、もう少し!!」ルエル
「私もです!もう少し!」ナタリー
「頑張ったな、みんな覚えが良くていいな、その調子で頑張ってくれ。応援してる。」
「「「はーい」」」三人娘
「じゃあ、入るか、また後でな、」
「ドライヤーかけてね」サーシャ
「お願いしますっ!!」ルエル
「お願いしますね」ナタリー
「おう、任せとけ、」
のれんをくぐると、まだ冒険者が入ってるようだった。寂しくないなと思いながら、入る。冒険者は2,3人いた、しゃべらずに静かに風呂に浸かっている。静かに入るのもいいもんだな、と思ってると、話しかけられた。
「ここは、いい宿だな。感動した。」冒険者
「良かったです、気に入ってもらえて、」
「こんなにいい宿は初めてだ。」
「ありがとうございます。ゆっくりしてってください。」
「ああ、ありがとう。」
「では、お先に上がらせてもらいます。失礼します。」
「ああ、楽しませてもらう、」
そう言って上がる。宿も人気のようだ、良かった。何となく嬉しい。努力が実ったようなそんな感じだ。タオルを乾かし、上がる。女の子たちも上がったようだった。
「兄さんはもうそろそろ上がると思ってね!当たった!気配が読めるようになったのかも!」サーシャ
「気配察知の魔法か・・・。やってみるか・・・。おっ、出来た」
「うそぉ、ほんとに?」サーシャ
「ああ、魔力の反応を見て近くに魔力の反応があるか確かめたら出来た。」
「ホントだぁ、何となくわかる!!」サーシャ
「ほんとほんと!!なにこれ!」ルエル
「ほんとです!すごい!!」ナタリー
「みんなにも教えるか!寝てないよな・・・。まあ、上がろう。」
「「「はーい」」」
女の子のちびっこ達は自分たちで入ったようだった。もう一人で入れるようになったんだなと感慨深くなった。3階に上がり気配察知の魔法を教えて、はなしながらドライヤーで髪を乾かしてあげる。気持ちよさそうだ、順番順番、っと。夜にまた新しい魔法を教えたので魔力がそこを突き始めたようだった。魔力回復するにはどうしたらいいかな、などと考えていると。魔素をそのまま取り込めばいいんじゃないかと思いついた。
やってみる。魔素を体内に取り込む、あ、徐々に回復してる。
「周りの魔素を取り込むようにやると、回復するぞ。」
「「「「ほんとだ!!」」」」みんな
ちびっこ達もやっている。覚えがいいようで、見ていて気持ちいい。回復には個人差があるようだった。俺は一気に回復させちゃったけど、みんなはそううまくいかないようだった。結構使ってたしな。時間がかかるのだろう。と、タクローは考えているが、実際は、魔法の実力がここに現れているのであった。
まあ、ともかく、そろそろ寝よう、みんなおやすみ。
「そろそろ、寝ようか、おやすみなさい、」
「「「「おやすみー」」」」みんな
明かりを消して寝る。
おやすみなさい・・・・。




