第2話 女の子との出会い
俺は考えていた、死んだと思っていたのにいきなり前に可愛い女の子がいていきなり選ばれたなんて言われた。
「 少し考えさせてくれないかな? 」
俺は頭の中を整理しようとしていたら女の子は
「 分かりました、出来るだけ早めにお願いします、私は追われていますので 」
整理していると激しい風が来た
「 き、きたわ 」
女の子は震えながらそう言った
俺は慌てて空を見た、そこには黒い竜がいた
龍は女の子を見てすかさず襲いにきた
俺は無我夢中で女の子を守ろうと激しい風に耐えながら前に出た、しかし龍は構わず二人とも襲うとした、すると女の子が腕を伸ばして呪文みたいなのを唱え始めた、すると前にいたはずの龍が消えていた俺はまた混乱し気を失った
気がつくと心配そうに声をかけているさっきの女の子がいた。
「 すまない、衝撃すぎて気を失ってしまった 」
そう言と安心そうに、
「 心配しましたよ、いきなり倒れるんですから 」
俺はさっきの龍といい女の子がさっきしていたことといいこの世界は凄いと思った
「 あの、さっきの龍は一体 」
俺は疑問に思っていたことを言った
「 さっきの龍に私は追われていたんです、助けてください 」
女の子は涙目にそう言った
「 俺がいなくてもさっき使っていた魔法?で倒せるんじゃないんですか? 」
魔法があるのに俺がいても意味なくない?と思った
「 違うんです、実はこれの魔法には限りがあって追われているときに全て使ってしまったのです 」
「 そして貴方を発見して、気付いた時には魔法が使えるようになっていました 」
女の子は目をキラキラさせながらそう言った
「 でも俺は何もしていないぞ? 」
そう思いながら手を見てみたら手には星型が彫られていた。
「 な、何だこれは、手に星が・・・ 」
それを見ていた女の子は
「 それなんですか?もしかしてそれで魔法を回復したんですか?凄い力ですね 」
女の子はまた目をキラキラさせながらそう言った
「 しかしなんだろう、元からはこんなもの無かったはずだし 」
「それでしたらここの近くに情報屋があるので一緒に行きませんか?私もそこの近くに用事があるので 」
俺はその女の子と一緒に行く事にした
「 あ、そうだ私の名前教えてありませんでしたね、
私の名前はカノンと言いますよろしくお願いします」
とこちらに頭を下げて言った
「 坂井隆一です、よろしくお願いします」
と二人自己紹介していた。
二人は話が弾み気がつくと夜になっていた
「今日はここで野宿ですね隆一はまた敵が来ないよう見張っててくれますか?」
「いいですよー、その間寝ててください」
「ありがとうございます、ではお言葉に甘えておやすみなさい」
そう言って一夜を過ごした