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晴れの日も雨の日も  作者: 遠藤 敦子
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 5歳の頃から一緒にいたので、ビーグルのルークは僕にとって家族でもあり親友でもあった。僕は小学生の頃よく泣く子どもだったので

「泣き虫ゆうと」

悠斗(ゆうと)はすーぐ泣くから」

 とよくからかわれ、泣きながら帰ってくることが続く。その度にルークが僕を励ましてくれたような感じがした。まるで

「僕は悠斗くんの味方だよ」

 と言っているかのように。

 ルークは僕が高校3年生の時に亡くなってしまった。両親と僕ももちろんだけれど、4歳上の兄の陸斗(りくと)と2歳上の姉の美紀(みき)も悲しんでいた。なぜならばルークは13年間ずっと福盛(ふくもり)家の一員だったから。


 僕が大学2年生の頃、2代目となるビーグルのオスが福盛家にやってきた。2代目は「レオ」と名付けられ、すくすく成長していく。陸斗と美紀は大阪市内かつ実家から通える範囲内の職場で働いているので実家暮らししているけれど、僕は社会人1年目の頃に福岡勤務になり、1人暮らしを始めた。それでも3ヶ月に1回は大阪の実家に帰るようにし、レオとも会っていたのだ。

 社会人3年目の今は京都に転勤になり、京都市内で1人暮らししている。福岡にいた頃よりも実家に帰れる頻度が上がったので、1ヶ月に1回の頻度でレオに会いに実家に帰っていた。もちろん家族の顔が見たかったのもあるけれど。


「悠斗さ、街コン行かへん? 彼女作る気なかったら友達からとかでもいいし」

 とある日の昼休み、同期の北崎(きたざき)(けい)に誘われる。僕は別に彼女がほしいわけではないので、正直乗り気ではなかった。なんなら断ろうかなとも思っていた。圭は将来を考えられるような彼女がほしくてマッチングアプリや婚活パーティーを利用しての活動をしているけれど、なかなか女性とうまく行かないらしい。圭が見つけた街コンは2人以上のグループでないと参加できないそうで、僕を誘ったという。社会見学がてら行くか。僕は軽い気持ちで圭の誘いを承諾する。

 街コンではいろいろな職業の女性たちと知り合った。彼女たちは看護師、保育士、飲食店正社員、アパレル販売員など女性が多い環境で出会いがないという。土日祝休みの人よりもシフト制の人が少し多かった気がした。いっぺんにいろんな人と話をしたので僕は疲れもあったかと思う。

 圭は保育士さんたちとたくさん盛り上がっていた。けれどコタロウとかソラとかメイとかリンとかハルトとか会ったこともない彼女たちの勤務先に通う子どもたちの話をされても、僕はいまいち興味を持てなかったのだ。よく知らない初対面の他人に興味を持てない僕は冷酷だろうか、なんて考えてしまったほどだ。

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