枯れている事、否定できなくても
結局
同じとこを何周もしても
懲りずにまた
ここに戻ってくる
僕はやめないって
続けるって
それだけしか
僕の中に残っているものはないから
例えば自我を捨てて
自分を手放して
新しい視点で
この見慣れた風景を見られるかな?
僕の知らない誰かになりきって
僕の知らない何かになりきって
やってみたいな
でも
すぐにやれるとも思えないな
なら
できるようになるまで
そうやって
少しずつ
枝を様々な方向に向かって
伸ばせる日が来るまで
続けていく
以外の方法を
僕は思いつかなったから
どれだけ自分に失望しても
どれだけ力不足を感じて
頭を抱えて掻きむしっても
僕にはこれしかなかったから
伝えたい
伝わってほしい事
僕にはあるんだ
人に気付いてもらえるほどの
存在感はないから
足を止めてもらえる
心をつかみ取れる
魅力はないから
ここで続けて
来る日も来る日も続けて
届く日を信じて目指すしかなくて
今とは違う視点で とか
今よりもっと胸を張って とか
伝えたい事
忘れずに
伝える手段を
増やしていけるように
僕はやめない
繰り返しにばかり見えても 感じても
やめない
そんな事を言えるような
若さもないし
可能性もないし
僕自身
とっくに枯れている
その可能性を否定し切れなくても