1.週刊少年ジャンプ「引きのすごさ」
いきなりこれが来るか──!
と、言われそうだが『ジャンプ』である。
大抵の人が一度は手にしたことであろう、集英社様の雑誌。
かくいう私も、『ヒカルの碁』連載時など、購入していた時期があった。
卒業して久しく、けれども2025年10月末、久しぶりに買ってみると。
300円になっとる…!
私の記憶では190円とか230円とか、たぶんそれぐらいの価格だったジャンプが、300円や330円(付録時)で販売されてて驚く。
しかしガシャポン1回分だと考えれば、その価格でこれほどたくさんの連載が掲載されてるのは、お得中のお得なのでは?と、大人の財力で思い直す。
月4回と考えると、そこそこではあるものの…。この物価高の時代、良心価格である。
そのうえアンケートはがきは無料で送れる!
さすがジャンプ、どこまでも子どもの財布を考慮してくれている!
ちなみにそんなジャンプも『最強ジャンプ』『ウルトラジャンプ』『ジャンププラス』『ジャンプスクエア』など多様に展開しており、一口にジャンプコミックスと言われても、自分の推しマンガがどこ所属の作品かわかってないことがある。多々ある。
アニメになった『SPY×FAMILY』や『ダンダダン』が『週刊少年ジャンプ』に掲載されてなかった。えっ、そうなの?
ネットで探すと無料で読めた。ええっ、良いの?
出版社様の戦略に疎いので、無料公開でどのくらい利益が見込めるのか。きっと損がないから展開してるのだろうけど、仕組みを詳しく知りたい世界ではある。
娘に強請られて観に行った映画『チェンソーマン』も第二部からは『ジャンププラス』だった。
まあ、刺激的だもんね。少年向けではないよね。映画もPG12で、保護者指導を要する内容だもんね。動きは滑らかで画も綺麗だったけど、あれは本当に子どもが観て良い内容だったのか。お母さんは『ズートピア2』が観たかったよ…。(私情)
話を戻し、そんなわけで久々の『週刊少年ジャンプ』。
小学生の娘のために買った、と記憶を捏造していたが、子どもに確認すると私が『魔男のイチ』(※)を読みたくて買ったと判明。
すまん。
思い返せばX(旧Twitter)で『魔男のイチ』第56話のポストがたくさん上がり、「えええっ、この続きどうなるの?」と気になったことがキッカケだった。
単行本派だが、刊行となるといつになることか。そうだ、雑誌を買おう!
続き自体は「そっかぁ」という予測の範囲内だったが、前の週の"引き"は相当にすごかった。期待感がハンパなく、この上なく盛り上がった。
これが、演出力…!
その号がきっかけになって、以来いまも雑誌を買い続けてしまっているのだから、引きの力は偉大だ。
さらに娘のお気に入り漫画が出来て、何冊かコミックスも買ったわけだから、引きの力は超偉大だ。
「続きが気になる」どころではなく。
「見逃せない、読まなきゃ」って思わせる。つまり
「次、絶対面白い回!」
こう期待して貰うことが連載ではとても大事なのだと、強く感じた。
(もちろん普段の中身も大事なんだけども! 続き回も落差がありすぎず、納得のいく解消具合が必要だけど!)
物書きとして少しでもそんな"引き"が書けるよう、目指していきたいと思う出来事だった。
◇◇◇
(※)
1,300文字までまだ文字数あるので、『魔男のイチ』について少々。
この漫画を知ったのは、漫画サイトの「この漫画が!」系投票でノミネートされていたから。
無料お試しで見てみたら、面白くて。
原作は『魔入りました!入間くん』(秋田書店連載中・アニメ化作品)の西修先生。作画は宇佐崎しろ先生。
"魔法"が擬人化されていて、人格を持つ世界。
魔法を使えるのは女性だけ。だから魔法使いは"魔女"しか存在しない中、狩人の少年イチが"王の魔法"を習得したことから、物語は始まる。
魔法が意志を持っているという斬新な世界観に加え、キャラの個性、魔法の個性、この組み合わせが無限で、作品の可能性と奥行きにゾクゾクする。
魔法を覚えるのに"狩り"の概念で挑むなんて、今まであった? かっこいい!
最近はジャンプらしくバトルの連続で少し残念(バトルに入ると、ほぼ話が進まなくなる)だけど、敵ボスは絶大な力を持つイケメンだし、主人公のイチがどんどん魔法を屈服させていく様子は熱いので、今後も追いかけてみようと思う。
にしても、自身も連載しながら他マンガの原作ネーム切ってく西修先生が凄すぎる。
宇佐崎しろ先生の絵は魅力溢れてるし、人気に頷く漫画だと思う。すごいな、世の中。
なお『魔男』を最初、『まおとこ』と読んでしまったことは秘密である。
お読みいただき有り難うございました!
次回は第二週
【1月14日(水)0:00 ~ 1月20日(火)23:59】の、どこかで投稿予定です。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げますヾ(*´∀`*)ノ




