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第三話
そうそう、今日私は重要性の高い用事があるのだ。
早速研究所に向かうと、散らかった部屋が待っていた。
いつもの事と思い、早速散らかった部屋を探そうとしたが、何故か部屋に対して違和感がぬぐえない。
私が呆けていると、ガチャっと音がした。
あれ?そういや鍵を閉め忘れちゃったんだっけ?
いやいや、取り敢えず今はそのことを置いといて。
私が音の方へ振り向くと、
そこには子供が五人ほどいた。
「「え?」」
っと子供たちが言った。
いやいや、え?って言いたいのは私の方だよ。ここ、私がちゃんとと借りている家だから。
と、私は言いたかったが、それよりも先に、一人の子供がこう言った。
「何で俺たちの遊び場に知らねえ奴が居るんだ よ!」
と。そして私が
「ここ、私の借りてる家だから。」
と言うと、
「そんなことねえだろ!だって俺たちちゃんと許可もとってもらってるんだからな!」
と、得意気に言い返してきたではないか。
どういうことなのだろうか。