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第三十七話
…と、思ったのだが、山に入ったところでそこそこ狂暴なベルスティアに出くわしてしまった。
ちなみに今度はちゃんと変装していたので目立つことはなく、此処までこれた。
このベルスティアは前世で言うライオンの上位互換のような奴だ。あ、こっち見た。あっちいけ、あっち。
「ヴォォォヴ!」
やっべえ、逃げるか。でも早い、ここまでの奴に出くわすとは思わなかった。せいぜいトナカイに似てる奴とかだけだと思ってた。ここの山、安全だって聞いてたし。
やばいな、どうしようかと木のうえに上りつつ、弓を構えた。
射った。
効かなかった。
ライオンは、怒っている!
これ、結構ヤバイかも?




