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第三十四話
「何で!?乙女ゲームのはずでしょう!?」
思わず叫んでしまった。
「確かに、これはあまりよくわからないけど今はそれはあんまり関係ないわ。だって、物語は転生者である私たちが進めているもの。それに貴方、転生してから学校に行っていないでしょう?」
確かに。それはそうだ。
「じゃあ、何で子供を産もうと思ったの?ほら、小説とかにゲームとか本とかの悪役令嬢に転生した主人公の話とか。あのなかじゃ、大体物語の『強制力』?に怯えていたりするじゃない。」
「確かに、そうね。でも、私、この世界には大した強制力はないって気付いちゃったのよ。だから、私は『家庭を持ちたい』っていう前世の願いを叶えようと思えたの。」
へぇ、強制力はないんだ。じゃあ、かなりゲームからずれてもいいよね?




