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第二十七話
あれから私は、凄いことを発見してしまった。それは…
『シャンジュは摘んでから三十分以内だと、生でも食べることができる!』ということと、
『シャンジュを乾燥させたもの、もしくは新鮮なものを食べると、解毒するまで姿形を変化させることができる!』という二つのことである。
ちなみに前者の時間は私が頑張って検査した結果である。
実はシャンジュは二種類の毒を持っている。
一種類目は、変化の毒。これは、体に害はないものの、解毒するまでは永遠に体の姿形、あろうことか声まで変わってしまう物だ。私にとってはかなり都合が良い。
二種類目は、普通に毒。含んでしまうとまず、体が動かなくなる。これは誰にでもある、シャンジュによる症状だ。それから少したった時の症状は個人差がある。
嘔吐する者、発熱する者、そして酷いとこの段階で死に至る。
三時間もたつと、必ず皆、死に至る。そんなヤバイ毒だ。
そんなシャンジュは、二種類目に挙げた毒を皆恐れ、研究さえもしようとしない。だからあの山には沢山のシャンジュが生えていたのだ。
けど、そんなシャンジュは、二種類目の毒さえ取り除くことさえ出来れば、変化の薬となるんだ。だから私は、これから二種類目の毒だけ取り除く方法を探していたんだ。




