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第二十三話
「ところで、シャンジュはどのくらい持って帰るおつもりですか?」
あ、普通に言い忘れてた。えっと…一番効果的な方法とか試したいから…
「取り敢えず持って帰れるだけ持って帰りたいかな。」
「畏まりました。」
取り敢えず大体の数量だけ言うと、ルーラはすぐに持ってきていた鞄に丁寧にシャンジュを詰め込んでいく。私もそれに続いて自分の鞄にシャンジュを詰め込んでいく。
その場には沈黙だけが続いていた。気まずい。何か話した方が良いのかな?
そう思ってルーラの方を見ると、彼女はただ、黙々とシャンジュを積め込んでいた。あれ?シャンジュってこんなに鞄に入るくらい小さかったっけ?ヒガンバナと同じくらいの大きさだよ?
ルーラの鞄にはなんと、シャンジュが数えきれないくらい―多分千本くらい―入っているではないか。
対して、私の鞄には百本くらいでかなり鞄を閉じるのも厳しいくらい。
あ、ちなみにルーラの鞄も私の鞄も容量は同じくらいだし、ちょっとした予備のリュックだ。
あの人、マジで何なんだろう。




