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私の使命は『魔法を創る』こと!  作者: そらそら
私にとっての始まりは
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第一話

さて、過去の話はおいておいて、私の家族構成の話をしよう。

私の家族は、


竹内 語(たけうち かたる)


竹内 喜江(たけうち きえ)


竹内 幸(たけうち こう)


私(妹) 竹内 江美(たけうち えみ)


の4人構成である。ぶっちゃけそんな情報要らないと思うけど。

私は両親と兄は、嫌いではないが、好きでもない、嫌いよりの普通である。何故かというと…


兄は小さな頃から優秀であった。私も兄には劣るが、上の下ほどの実力は持っていた。私だって努力したのだ。しかし、両親の愛は常に兄に注がれていた。本当に不思議だ。もしこの世に神とやらがいるのなら年とりすぎてボケているのではないかと思うくらい。


そんなわけで、私は育ててくれたことに感謝はすれど内心、何で愛情と言うものを教えてくれなかったんだという怒りでそんなものは吹き飛んでいる。


毎朝ランニング、筋トレもする。昼は学校、夜は寝落ちするまで予習、復習を繰り返す日々。それを一年くらい続けたが、不意に思った。 魔法って使えないのかな、 と。


頭おかしいんじゃないかと思った?私も今はそう思う。

でもよく考えてみてほしい。

私は今でこそ、そのときは両親に認めてもらいたいという気持ちだったんだろうな、と考えることができるのだが、昔の私はそうでなかった。


何でがむしゃらに頑張り続けたのかということも分からなかったし、もっと頑張ろうとも思っていた。いろんなことを調べつくし、わからなくても理解するまで解説を読み込み、解き直した。

凄いよね。当時の私がなぜあそこまでして両親に認められたかったのかもう理解することができなくなってしまった今の私にはきっとできない。


だがまぁ、頑張っても無駄だということだけはわかったので良いかなと思っている。


私が両親のことをはっきりと嫌いと思わない理由は、あんな両親だけど普通の暮らしはさせてくれるからである。私に対して他人行儀にはなるものの、一応大学まで行かせてくれたし、バイトとかも許してくれたし。


ただ、そこには愛というものはない。ただただ他人のようにしか接して来ない。

わたしからすれば、特になんともなくなってしまったものを求める必要性はないので普通に過ごしている。


私が今何をしておるのかって?


それはね~…『魔法』を創ろうとしているんだよ!

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