第十三話
記憶力ねぇー。どうやってあげましょうかぁー。
何か話し方がおかしくなっちゃったかなぁ?
まぁいいか!
あれ?なんの話だったっけ?
難しいことを考えていたきがする。
そうだった。たしかきおくりょくのことでしたっけ?
なんかちがうきがするけど、たぶんこれかも?
そんなのあかごにかんがえれないにきまっているじゃないですか
なんというか、あたまがからだにおいついたというか、たいかしたというか…
…とにかくかんがえにくい
―三年後(主人公六歳)―
皆様こんにちは!
ようやくこの世界の言葉も話せるようになった私です!
ついでに思考もしっかりできるので安心してください。
そうそう、あれだけ頑丈だった体が、段々貧弱な体になってきている気がします。
状況説明をしますと、私は貴族の家の―それも公爵家―長男として生まれ育ちました。
し、か、し、
上位貴族の長男というのはやはり責任も大きく、現在小さな子供なのですが、今でもかなりしんどいのです。
それこそ性別とか最初よりもかなりどうでも良くなってくるくらいには。
何かって?
それは、貴族で、お金もちゃんとあるからにはやらなければならないこと。
そう。
礼儀作法です。マナーですよ、マナー!
それ以外にもなんか剣やらなんやら教わらないといけないし…
もうほんと嫌になってきてしまいます。




