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第十一話
取り敢えずこの事は、紙にでもかいておかないと、すぐ忘れてしまう。
そうして私は何かメモ用紙か何かに書こうと思い、ふと、思う。
己の年齢は、何歳だったか。
と。
言葉も分からないのに、そんなこと、掴みとれるはずがない。
だが、随分とからだが小さいことだけはわかる。
最悪だ。これでは、ペンを持つことすら出来ないのでは?そもそも、ベビーサークルからも出られないんじゃない?
あれ?何が最悪なんだ?
そういや、周りの人たちは何処行った?
この赤ん坊同然の体に引っ張られてか、急に心細くなる。後、重要なことが忘れられてしまっている気がする。
こんなんでは、何も考えれないではないか!




