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第十話
シェクリア・サレプス、それが、私の名前。
この転生体は、それはそれは、強かった。
どこかにぶつかっても不思議と痛みはこなかったし、血なんて流さなかった。
そして、 めちゃくちゃ重いものでも、何でも持てる。
最高だ。
頑丈で、しかも、重いものまで持つことができる。
しかしその一方で流石に欠点がないというわけではなく…
それは、とても重要な欠点。
知力だ。知力が、足りない。
頑張って頭をフル回転させようとするも、なぜかぼんやりとしか何も思い浮かばない。
いくら重要なことが言われたりしても、十分後には必ず忘れてしまう。
最悪だ。
というわけでまずは頭を鍛えようと思う。




