プロローグ
皆様初めまして、そらそらと申します。
小説を書くのは初めてなので、そのあたりはご了承ください。
私の名前は 竹内 江美。21才、社会人だ。私は中学生の頃から未知なる力に憧れていた。『魔法』というやつだ。よく漫画や小説などで見かける、主人公やら学生やらが使っているファンタジーなあれだ。
いや、私の場合は使うのではなく、創り出したいのだが。何故だろう。その辺りは何となく違和感を感じている。まぁ、仮説ならいくらでもたてられるのだが…
取り敢えず、私の自己紹介は以上である。え?もっとなにか無いのかって?無いに決まってるじゃないですか。だって私、ただの中二病だし。あっそのネタがあったか!
皆、気になるだろうし、少しだけなら仕方ないから言ってあげるよ。
私が高校生の頃だったかな。私は家に戻ることなく公園や近所にあった山などで何か魔力を使えないか、試行錯誤の日々を繰り返していた。たくさんの書物を読んで
結果はというと…
……
使うことはできなかった。そりゃあね。
だって、魔力が無いはずの世界だし、有ったとしても御伽噺や伝説の話の中でしか聞いたことがないようなもの。使い方すらわからない。
そんな世界だから、結果は当たり前としかいいようがない。そんな時期があった。
それだけならまだよかったのだが、当時のわたしは人目を気にすることすらなかった。つまり近所で噂の中二病ガールの完成だ。実際学校ですらそう言われていて、私に友達はいなかった。
いやあ、我ながら恥ずかしい。でも、それは… いや、これはまたあとで。
ちなみに今は借りたアパートで休みの日にひっそり実験している。
取り敢えず、この話はこんなところでしょうか。