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救世の巫女  作者: うみ。
第1章 別れ、転移、そして出会い
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加護と過去Part3

予約投稿ミスしまして、本当は昨日投稿するはずだった分になります!大変申し訳ごさいません…。

この孤児院で生活するなかで、実際に加護を目にする機会は多くあった。


ルーナから軽く話を聞いた時は加護の力は千差万別のようなことをいっていたが、俺が見た中ではそれ加護の力使わなくてもできるんじゃ…?みたいなものしかなかった。


しかし加護の恩恵はとても大きいようで、多分どんな加護を授かるかによって人生が左右されるのは日常茶飯事だろう。


しかし力の大小はあれど、誰しもみな平等にひとつずつ加護は持っているらしい。



以上が俺の持つ加護についての知識である。



「加護というのは、この世界の創造神であるリスティア様よりエアートスに生きるものすべてに平等に与えられる力です。普通、7歳になる年に授かるのですが、幼少の頃の経験が授かる加護に影響を与えると考えられています」


「7歳までに経験したことをもとに授かる加護が決まるってことですか?剣術をずっと訓練してたらそれに関係する加護を授かるみたいな?」


「その通りです。ただ、ナギさんの言った通り剣術を学んでいれば剣術に関する加護を得られますが、その中でも、どんな刃物でも自在に使える加護のようなものから、特定の剣を使えばどんな物質でも切れるようになる加護など、幅がとても広いです」


「あぁ…。何となくそれは見ててわかりました」


「この辺りまではエアートスの人なら誰でも知っている知識です」


「確かに、前にルーナから聞いた話とだいたい同じでした」



7歳で授かるとか経験に左右されるってのはきいてなかったけど。



「ふふ、ではここからはもう少し詳しくお教えいたしますわ」


「お願いします」


「ナギさんは何故リスティア様が我々に加護をお与えになると思いますか?」


「何故…?えっとー…信仰に対する対価……とかですかね?」


「ふふ、ナギさんは元いた世界でもあまり敬虔な信者ではなかったのではないですか?」


「ま、まぁ…。シスターを前にして言いづらいですが…その通りですね」


「いいえ、いいのですよ。そういった人々を導くのも私たちの役目ですわ。…話を戻しますわね。リスティア様が我々に加護を授けるのは、エアートスを、世界を保つためです」


「世界を保つ?抑止力的な意味合いですか?」


「いいえ、それは人間らしい傲慢な考え方です。とは言っても、今はその側面もありますが」


「は、はぁ…。すみません。じゃあ加護と世界を保つことの関連性って何なのですか?」


「加護を使用する時、その加護の強さに応じて、一定数の生命力マナが世界へと還元されると言われています。ナギさんの言葉を借りるのならば、対価を払っているのはむしろ私たちの方なのですよ。一般的な加護ならば1日使用し続けても夜寝れば朝には回復する程度しか生命力マナの還元は起きませんが、強力な加護ともなるとその使用に制限がかかります。また、子供の頃など生命力の容量が大きくない時は加護の出力に影響をきたすため、自身のもつ加護を十分に発揮できないことがあり、大人になってから十分発揮出来るようになる場合があります。これは加護の成長と勘違いされることが多いのですが、授かった加護が変質することはありません。単純に自身の成長に応じて、本来自分の持っていた加護の本質的力に近づくというだけです。そしてごく稀にではありますが、限界を超えて加護を使用した場合、最悪死に至ります」


「なるほど、そういうわけだったんですね。実は加護を発動するその動力は何なのか、ずっと不思議だったんです」


「ふふ、ナギさんはお賢いのですね。飲み込みが早くて助かりますわ」


「あ、あはは…。元いた世界ではそうでも無い方なんですけどね…」


「加護に関することは他にも色々ありますが、ナギさんが知りたいことはおそらくこの辺りの知識でしょう?」


「そうですね…。強大な加護は下手すれば死んでしまうってのにはビックリしました。一体どんなことが出来るんですか?」


「私の加護でよろしければお見せ致しますわ」


「えっ、シスターの加護ですか?」


「はい。自分で言うのは少し恥ずかしいですが、私の加護は1日の使用制限がある強力なものの1つですのよ?」


「え、えっと、じゃあ、お願いします」


「では部屋を出て少し待っててください」


「わかりました」



立ち上がり少し伸びをする。


どのくらい話していただろうか?


少しくたびれてしまったが、話を聞き終えたらすぐ旅に出るのだ。


このくらいで音を上げてはいられない。



ストレッチも程々に、シスターに言われた通りドアを開けて外に出る。


正直話に聞くだけでは、使用制限のかかる加護と言われても、その強さがどのくらいなのかよくわからない。


シスターに直接見せてもらえるのは幸運なことだろう。


一体どんな加護なのだろうか…?

読んでいただきありがとうございました!

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