表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/108

清明様の憂鬱 朱雀さんの愛情表現63

  青龍はまじかで白虎の瞳孔が、逆狙撃兵または逆ゴルゴのようにみるみるうちに開いていくのをみて


青ざめた。


 みんな心に獣というか見たくないような生き物を飼っていてそれを飼いならさなければならない。


 キッシーやザクロのように放し飼いにしているものもたまにいるが、白虎は辛抱強く理性という


 鎖でしっかりと抑えていた、二丁目もうでや自分のえげつない分身の写真集にも順応し怒りをあらわに


 しなかった。


なのに、なのに今怒りの炎はいつも冷静さや、思慮深さを焼き払い感情のおもむくままに怒りくっるって


いる。


  別に怒ってもいいがなんで今なんだ


  俺は身動きできない


   「ったくっ」 と言いながらぼっとんと床に落とされてまたも激痛で


 「うあああー」と叫ぼうと思ったら口をふさがれた。


  「ソプラノでさけぶなあ」白虎が怒り狂った目で言う


  「いいか、アルトとかバリトンで叫べ、男らしくしろ」


  挿絵(By みてみん)


 そーゆもんなのか、意味がよくわからなかったがうなづいた。


  ここで一切身動きできない状態で、獣を解き放たれたら終わりだ


 今まで辛抱を重ねて着た白虎の中の獣はきっとものすごく恐ろしいだろう


 挿絵(By みてみん)


 

  心頭滅却すれば火もまた涼し そんなわけないだろう、それは遠くたのしい場所に行ける薬とか使っ


  てるだろう。   


  だめだ、何を思っても痛い


  「清明様、清明様」白虎はどたどた歩き回っている。


 俺は、マグロの霊でもついてんだろうか?


   

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ