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朱雀さんの愛情現51
「だって、あれは特別な靴で・・・ううう」
葛葉が振り向いていった。
「プラダでしょう」白虎が回りながら聞くと「ペラダですよお」とまた下を向いて泣き始めた。
「いくら払ったんですか?」
「18万」
「じゅうううはちまん?」あまりの値段に白虎の動きが、一瞬止まった。
すると狙っていたかのようにういいいいいんとふんどしが吸い込まれていく
「あわばばばばば」言いながら白虎は、またふんどしを引っ張った。
白虎は、」がにまたになりながら、縮んでいく、そして回る、回る
「ちょっと、それ騙されてるでしょうなんで気づかないんですか?」
葛の葉がうつむいて印を切った。
厳しい顔の、ただならぬオーラをまとった老人が表れて、指揮棒を振った。
するとオーケストラが表れて、真剣に演奏を始めた。
これは、これは、剣の舞・・・・・