表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/108

朱雀さんの愛情表現③

バレンタインてなに?

 レグには先に帰ってもらって倒れた白虎を二人係で運んだ


朱雀が頭をもったので「ちょっとまてえ」っと言うと「何」と言うので「あしをもてえ、あし」というと


 「なんで」と言うので


  「はみでてる紫ナマコが、でてる」


俺は顔を背けながら言った


  「何でクラシックパンツなんだ」白虎はいまだに褌を使っていてそれがずるーり、ずるーりと


ほどけてきている。


挿絵(By みてみん)


「ああごめんごめん」言いながら朱雀が何かしまっている間


俺は後ろを見ていた。


 なんだかスチームみたいな熱気が出ている、それにお笑い芸人だってそんなもの使わないだろう


 ゴルゴみたいな頑丈なブリーフを吐かせてやればいいのに・・・


「もういいよ」と朱雀が言って振り向くと何か注射を打っている


 「お前、何やってんの?」と聞くと


 「いや、DVのこと忘れてもらわなきゃ、いつもすぐ寝たら忘れちゃうんだけどね、念のため」


と言って笑った。


「何打ってんの?」


「エチルアルコール」


 恐ろしい奴だ、やっぱり・・・


「それよりさ青龍、バレンタインて知ってる?」


唐突に朱雀が言った。


 


 


 

ねえ、愛ってなんだっけ?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ