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彼女の元へ

医師の言う通りそれから間も無くして包帯が取れた。


数日ぶりの光に目がやられる。


眉間にシワを寄せながら光を感じる。


辺りを見渡し個室であることを確認する。


その病室から窓の外を覗くと桜が咲いていた。


僕が倒れていたのが2月の寒い時だったため疑問に感じる。


なんで桜が咲いているんだ



その疑問は様子を見に来た看護師によって判明した。


どうやら僕は1ヶ月近く眠っていたらしい。


眠っていたためその実感が湧かない。


タイムスリップしたような変な感じに陥る。


その看護師に一緒にいた女子はどうしたのか尋ねてみる。


看護師は重い表情に変わった。


僕はその表情に不安で仕方なかったが最悪なことは起きてなかった。


どうやらまだ眠っていて起きてくる気配もないそうだった。


僕は早速彼女の見舞いに点滴片手に車椅子で彼女の元に向かった。



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