クティラと四大元素・水
ここは、絶対に見つかってはいけない…
ここに居ることがバレれば、あの人が…あいつが…
「おい!どこだ!おい!」
…!
声から察するに…近い…
お願い…気づかないで…
「くそ…いないのか…どこいった…あいつ。
…別の部屋探すか。」
そういった声が聞こえたかと思うと、足音は遠くに消えていった。
ふう…と一息つく。
見つからなくて良かt…「クティラ様‼︎」
「いにゅっ⁉︎」
ガバッと後ろから抱き上げられる。
「いーやーだー!離してー‼︎」
「全く…お父上達が心配しておられますよ…」
「やー‼︎行きたくないいいい!オトゥームのバカァァァァアアア!!!!」
不意に、ドタドタドタッと足音がして、とーさまが転がり込んできた。
「い、今、クティラの声が聞こえたけど⁉︎見つけたのかオトゥーム⁉︎」
「この通りですよ。」
オトゥームが私をとーさまに見えるようにかげ…かげかげ…なんだっけ…
「オトゥーム…この状況なんていうんだっけ?」
「はい?」
「オトゥームは今私を、か、かげか…『かげかげあえてる』…だっけ?」
「…もしかして、『抱え上げてる』のことですか?」
「あ、うん。そr…「クティラァァァアアア!!!!!心配したんだぞ!」
「うにゃああああああああ!!!!」
「ごハァッ…」
私が返事しようとしたら、とーさまが叫びながら抱きついてきた。
そして、とーさまの手がオトゥームの顔面にぶち当たってオトゥームは倒れた。
オトゥームが倒れたって事は、私も倒れちゃったんだけど、落ちるタイミングよりとーさまが私にハグするのが先だったから助かった。
「クティラァァァアアア…!うあっ…うわあああああ!!!!見つかってよかったァァァアアア‼︎」
「と、とーさま…苦しい…」
とーさまにギリギリと締められて苦しくて、私はじたばたした。
「ゲホッ、コホッ…




