37:ひそやかな会話
神王国は、北大陸の西側に位置する。
北大陸西部では、有数の大国だ。
「で、生き残ったのは、貴様ら2人だけか?」
その、軍の執務室。
夜間遅くに、上官の前に連れ出されたのは、満身創痍の2人だった。
「はっ」
一人は、深緑色の服の、若く精悍な兵士。
もう一人は、白衣の高齢の女性。
座り込んだまま、何か虚空に話しかけ続けている。
「……異常個体は誘発物質によるランダム発現……あれは勝手に自分から落ちただけ……つまり優勢遺伝を掛け合わせてた性質固定……そうだアレは事故でわたしは何も……『翡翠の子』は古代魔導の理論……ちがう押してない押してないんだ!……」
すると、執務机の上官は、呆れ声。
「……そいつは、酔っ払っているのか?」
「いえ、その……」
「では、敵にやられて、頭でも打ったか?」
「その、仲間を落下させてしまい……」
「……はぁ?
どういう事だ、詳しく話せ」
そう言われて、若い兵士は姿勢を正し、緊張した声で報告を開始する。
「事態発生は、一昨夜の夜半。
帝国の密偵に強襲を受け、またたく間に隊員半数が負傷 ──」
「── そこはいい。一連の概要は、すでに報告を受けている。
要点だけを話せ」
「はっ。
『影の谷』から脱出の最中に敵から遠距離攻撃を受け、飛行中の<雷雲巨鷹>が、足に負傷。
それにより飛行が不安定になりました」
「その魔物は、出血のあまり瀕死の状態らしいな。
それで?」
「『影の谷』を抜けて、すぐに同乗の2人が言い争いになり」
「同乗の、2人?」
上官は、若い兵士以外のもう一人に目を向ける。
人数が足りない、と訝しむ表情。
すると、部下は補足説明を始める。
「はい。
彼女ともう一人、責任者クラスの年配の男性研究員がいましたが……
魔物を応急手当するか否かで、意見が食い違い、もみ合いになって ──
── もう一人の方は、はずみで転倒し、墜落死を」
「墜落死……
死亡は間違いないか? その確認は?」
「しました。
また、身元の特定になる物は、全て回収しています」
「適切な対応だ。
それで、続きは?」
「転落した相手は、親しい間柄だったのでしょう。
彼女は、あの研究員は、それ以降まともに話ができなくなりました」
「そうか……。
ちなみに、他の連中は?
無事脱出できそうな、そういう可能性の者はいないのか?」
「……非常に難しい、かと。
敵は、卓抜した使い手でした。
おそらく小隊長も、誰も……」
「秘密部隊の隊長クラスは、特級の強化腕輪を持つ武術の達人ばかり。
それを鎮圧する程の相手だったか……」
「片方は、例の筆頭の機関員、<天剣流>直系。
そしてもう片方は ── 正直、人の形をした魔物かと思うほどでした。
まるで『投げナイフ』を使う気軽さで、魔法を高速で、しかも連続で自力詠唱。
しかも、徒手空拳で数人を手玉に取る、見た目では信じられない程の身体能力」
「……人並み外れた体術に、高速の魔法 ──
── もしや、小柄の女で、白い魔導師の服を着ていたか?」
「ええ、そんな感じでした」
「チッ……
帝都からわざわざ、『月下凄麗』を呼び寄せたか」
「え、何です?
『月の狂気』……?」
「『月下凄麗』、だ。
帝室の密偵で、最強とされる機関員。
いや、帝都の闇に君臨する、最強の暗殺者と言っても過言ではない」
「……それほどの使い手ですか。
なるほど、確かに魔法も体捌きも凄腕のモノでした」
「だろうな……
アレが出てきたら最後、誰も逃れる事などできん……」
「帝室の密偵ども……。
組織の歴史が浅い割には、恐るべき連中ですね」
「だが、人数は限られている。
その目から逃れるために、わざわざ辺境を選んだというのに……」
執務席に座る上司も、直立して報告する部下も、思わず沈黙。
少しして、部下がまた口を開く。
「研究員は、尋問で『身元』が割れれば、殺されずに済むでしょうが…… ──」
「── ちがーう!」
途端に、第三の人物の声が上がった。
部屋の隅に座り込み、意味不明なつぶやきを繰り返していた、年配の女性研究員。
「わたしは、わたしはぁ!、コロして、なんか! コロしてなんか、なーい!!」
「またか……」
彼女と逃走してきた、若い兵士はため息。
内心で『錯乱した研究員が唯一反応する言葉』を口にしたのか、と反省。
そしてすぐ、暴れ出した年配の女研究員の背後へと回る。
上官へ食ってかかる相手を、羽交い締めにして抑え付けた。
「おい、大人しくしろっ」
「ちがう! ちがうの、わたしが殺したわけじゃない! わたしがヤったんじゃないの! 悪いのは、悪いのは、そう、あの逃げ出した実験体のガキよ!
姉さん、姉さんなら解ってくれるでしょ! ねえ!!」
「うるさい、下がらせろ! おい、誰かっ」
上官が扉の外に声をかける。
すぐに守衛が3人、両扉を開けて駆け込んでくる。
「はっ、失礼しますっ」
「いやー、来ないで! さわらないで!
アレが、アレが来る!! あの白いアクマが!! わたしを攫いに来る!
姉さん! 姉さん、助けて! 先生の事は違うの! ごめんなさい! ああ、姉さん、許して! 違う、そんなつもりじゃなかったの!! 姉さんの代わりに先生を! 義兄さんを守るって誓ったのにぃ!! ──」
「うるさい、大人しくしろっ」
「暴れないように、ベッドに縛り付けておけっ」
「はっ」
「こっちに来い、手間を取らせるな」
狂乱した老女の、悲痛な声が遠のいていく。
それに、部下の若い兵士は、少しだけ、ほっとした表情。
錯乱した研究員の相手は、大変なストレスだったのだろう。
しかし上官は、それに気遣う事もなく、深刻な声を出す。
「尋問で研究員が<四彩の緑>と知れれば……最悪、帝国と戦争だな。
いや、場所を考えれば、『北の連邦』もしゃしゃり出てくるかっ」
自国内で行いたくない種の、危険な実験。
そのデメリットを避けつつ、万が一の失敗があっても、無傷で済むはずの妙策のはずだった。
それが、全て裏目に出るなんて。
上官は、少し考えた後に、再度、部下の兵士に目を向けた。
「……どのくらいの人数を、捕虜に取られると思う?」
「……ごく数人でしょう。
なにぶん現場は、魔物の森のど真ん中。
多数の足手まといを抱えていれば、連中 ── 帝室の密偵どもも、その身が危うくなるはずです」
「すると捕虜にとられた連中の大半は、魔物のエサか」
「ええ」
上官と部下は、肯き合う。
しかし、彼らは『捕らえられた仲間の生命』を心配をしている訳ではない。
むしろ、その逆。
「ああ……面倒だっ
いっその事、帝国の密偵どもが、全員その場で殺してくれていれば……っ」
「ええ、まったくです」
捕虜の口から情報が漏れる事ばかりを、心配していた。
「思えば、最初からほとんど刃物を使っていませんでした。
我々の捕縛計画は、以前から入念に行われていたのかもしれません。
最低限、研究員と部隊員を2~3人ずつは確保されるでしょう。
研究員は、マズいですね……拷問の耐久訓練なんてしていませんから、簡単に口を割ります」
「クソ……何が『選ばれた民』だ!
<緑魔>の連中めっ、足を引っ張りやがって!
── 俺は、急いで上層部に報告しておく。
お前は、状況を整理して、詳しく報告書をまとめておけ」
「では、明日中にでも」
魔女の森から生還した最後の部隊員は、充血した目を細める。
ようやく寝られると、疲れのこびりついた顔を、少し緩ませた。
しかし、上司の命令は無情。
「だめだ、今夜中にやれ!
ベッドに入ったら最後、細かな記憶が抜け落ちる。
何が交渉の材料になるか解らん、小さな事ひとつ見落とさず、できるだけ詳しく、だ」
「……はっ」
若い兵士は、充血した目で、内心うんざりとしながらも敬礼をした。
▲ ▽ ▲ ▽
「神王国 ── 西の大国が<アートルム大砂丘>を越えて、わざわざ、こんな極東で悪事を働くとはねえ……」
「はい」
一方、場所は変わり、帝国の東北。
辺境の地<翡翠領>。
その、領主公邸の一角で、若き叔母と精悍な甥が、密やかに話をしていた。
「しかも<四彩の緑>が協力し、他国領地で魔物の改良実験か……
なんとも恐ろしい企みだな」
「叔母上、この件、どうされますか?」
「正直、わたしの身にあまる。
わたしは、<翡翠領>の次期領主の最愛の妻にすぎないのだから」
「…………」
無意味に胸を張る若く美しい叔母に、その破天荒な内面を知る甥っ子は、小さくため息。
── この叔母は、幼い頃から、天剣流直系の中でも屈指の天才児と知られていた人物。
現当主の祖父(叔母にとっては父)が、『アイツがその気になりさえすれば、帝国4剣号の一つ、剣王の座は天剣流が独占していたのに』と常々ぼやいている事からも、当代屈指の剣才が知れる。
だが、天才児で頭も切れ、しかも美貌であった叔母は、何を思ったか帝都からは目もくれないような辺境の領主家に嫁入りを決めた。
その理由がひどい。
お祭りの日に、辻で似顔絵描きをしていた男に惚れたからだ。
より正確には、その男の『絵才』に惚れた、らしい。
それが身分を隠して芸術家気取りをしている、<翡翠領>領主家の放蕩息子だったのだ。
『私は、生まれて初めて実家の太さに感謝したよ』とは、後日、叔母が語った台詞。
帝都の武門でも屈指の名門である、天剣流が総本山スカイソード家は、ゴリ押しのような形で<翡翠領>領主家との縁談を成立させた。
見合いの席など、年頃の男女の会話など一つも無く、座ったり立ったりでポーズを決める叔母と、それを熱心にスケッチする叔父が、黙々と炭を走らせる音だけが響いていたという。
若い二人の様子を見に行ったメイドなど、『お二人は一体何をされているのでしょう?』と困惑していたという。
そんな呆れるような逸話すら残っている人物なのだ。
「なんだ、マァリオ、何か言いたそうだが?」
「……いえ、別に」
── 結局。
芸術にしか興味を示さない夫は、あっさりと帝都から嫁いだ妻に全権を渡してしまい。
多彩な才能を持て余していた妻は、意気揚々と政治手腕を振るっている。
周囲からは、『旧・連合国の名家を、帝都から来た武門が乗っ取った』みたいな風評すらあるらしい。
甥が『針のむしろで大変でしょう』と訊けば『歯ごたえのある政敵がたくさん居て楽しいぞ』と返す、多才で豪胆で、ほとんど無敗の剣士であった叔母。
なお、叔母曰くプロポーズの言葉は
『私を嫁にすれば裸婦画が描けるのだが、どうされますか?』
それに対する叔父の返事は
『いや、それは、考えてもなかった。大変、魅力的だ。少し検討させていただきたい』
── 価値観が独特すぎて、親族すら扱いに困っている、変人夫婦である。
まあ、「帝都の従兄さん」と懐いてくれる年少の従弟妹2人が、心身共に健やかに育っている事をみれば、夫婦生活は上手くいっているようだが。
「まあ、いい。
ともかく、今回の件は、本部へ丸投げするよ。
── 『すべては皇帝陛下の御心のままに』というヤツさ」
「よろしいのですか?」
「よろしいもなにも、今回の件はマズすぎる。
<四彩の姓>は4家とも、国家間のもめ事には関わらない。
戦争への加担など、もってのほか。
── それが、彼らの基本方針だ」
「請われれば技術は提供するが、それはあくまで、古代魔導の研究を後援する事への対価にしか過ぎない。
確か、そんな契約のはずですよね」
「ああ、<四彩の姓>はあくまでも、先祖の遺産である『古代魔導技術』を復活させる事を至上命題とする、無国籍の研究機関。
だから国家間の揉め事には首を突っ込まない。
それが流れ者として、多数の国々と関わる際の、最低限の線引きのはず。
だが、事態がこうなってはね」
「例えば、これを機に、<四彩>との確執が生じるとします。
そうなると、やはり<四彩の赤>にも影響が?」
「……そう言えば、お前の冒険者仲間は、<四彩>の血縁者だったか。
この一件が表沙汰になれば、<四彩>の他3家にも類が及ぶ。
それが心配なんだね?」
「そうです。
やはり<四彩の赤>の血縁という事で、何か不利益が?」
「そんな事は、起こりえないだろうさ。
絶対に表沙汰にはできない。
さっきも言ったが、今回の件はマズすぎる。
当代の皇帝陛下が、実は領土的野心をお持ちだとしても、戦争は回避されるだろう。
我々の生活に、古代魔導の研究結果は、今や切っても切り離せられない。
ポーション、駒、魔石、詠唱器、その他諸々、どれも必要不可欠だ。
今さら<四彩の姓>と縁を切り、全てをフイには出来ない。
それはわかるか?」
「ええ、もちろん」
「だから今回の件は、スキャンダルとして表沙汰にして良いレベルを、遙かに超えている。
魔導の最先端として誉れ高き、<四彩>4家のひとつが、人間の敵である魔物を飼い慣らし、しかもそれを他国への侵略の兵器として配備しようとしていた。
国が割れる、帝国一国ではなく、全世界で、だ。
魔導に関わる全てが、吊し上げられ、大殺戮が起こってもおかしくない」
「それほどの、事ですか?」
「……お前は、やはり帝都の民なんだね。
この辺境に来て、まだ日が浅い。
魔物の脅威に怯え、神々に祈りながら、日々を過ごす民。
身内を食い殺され、魔物を憎み、己を鍛えてきた兵たち。
そんな者達の、血を吐くような想いは、解らないようだ」
「叔母上は、そうおっしゃいますが。
僕もここ2年、冒険者として魔物と戦ってきました」
「そう、お前は『戦えた』んだよ。
彼ら『食われるだけの力なき民』と違って、な」
「…………」
「彼らにすれば、『身内の仇敵である魔物を使い、他国を侵略する』なんて、決して許せない行為だ。
重罪だ。
悪行だ。
人倫に反し、神々の怒りに触れる。
少なくとも、民の大半は、そう考える。
神王国が、いくら上手に屁理屈をこねようと、数年ももたない。
『かつて神王国なる、魔物の瘴気に犯された悪の大国があり、各国の冒険者や騎士団が力をあわせて戦い、ついに滅ぼされる。めでたしめでたし』
そういう事になってしまう」
「…………」
「まあ、そんな訳だ。
こんな話は、危なっかしくて絶対に表沙汰にできない。
だから、お前の仲間に、危ない事はおきないよ。
安心していい」
「では、神王国はお咎め無しですか?」
「いや、それも有り得ない。
今回の一件は、同盟国や隣国に伝えられ、対・神王国の包囲網が作られる。
他国でも同じような事件を起こしている可能性が高いからね。
最終的には、神王国はケツの毛までむしられるはずさ」
「なるほど、形はともあれ、罰はくだるのですね。
それは良かった」
甥がほっとして表情を変えると、叔母は面白そうに口の端を持ち上げる。
「なんだい、義侠心かい?
機関員をやっていくなら、いったん心の棚へ上げておくもんだよ」
「いえ、そうではなく。
敵工作員の捕縛まで協力してもらった『彼』に、『事件の首謀者たちはお咎め無し』という事では、申し開きができないと思っただけです。
特に裏事情を知って、ひどく怒っていたようなので」
「── 彼?
ああ、例の『剣帝の弟子で、落ちこぼれの方』か?」
「落ちこぼれ、なんて、とても……」
「おや、やけに買うじゃないか」
「ええ、叔母上。
最初にあった時、『どちらがアゼリア=ミラー』か迷ったくらいですから」
「ふ~ん、『女子のような見た目の男子』と聞いていたが、それほどかい?
黒髪らしいから、<封剣流>直系なのに銀髪のあの子よりも、よっぽど<封剣流>みたいに見えるだろうけど」
「叔母上、それだけではありません。
剣の腕、身のこなし、足捌き、全て同世代を隔絶します。
<帝国八流派>のどこかの秘蔵っ子、そう紹介されても納得する程の腕前。
なるほど、彼女アゼリア君が格別の敬意を払う訳です」
「だが、魔剣士ではないんだろ?
噂では、魔力量の多寡が原因で、後継者から下ろされているはずだ
魔剣士になれなかった剣士なんてね……いくら腕が立ったとしても、ねえ」
叔母の言葉にも一理ある。
常人では、垂直ジャンプは50~60cm、1mを越える者はほとんどいない。
しかし、魔剣士の強化した身体は、たやすく数m飛び上がり、屋根の上にも飛び乗れる。
走力だって、常人が全力で走破する距離を、魔剣士は同じ時間でその数倍駆け抜ける。
常人が渾身の1振りをする間に、魔剣士は3度4度と、敵を切り刻む。
常人と魔剣士の間には、子供と大人以上の能力差がある。
魔剣士の素質無しの剣士など、例え剣術の達人であっても、雑兵としての価値もない。
── しかし、何事にも例外というものがある。
甥マァリオが遭遇したのは、その例外の中でも極北に位置するような、超級の逸材であった。
「叔母上。
その魔剣士になれなかった剣士が、脅威力5の魔物を、斬りました」
「ハァ……!?
脅威力5だって!
もしや、今回の異常個体を、かい!?」
「ええ、異常個体の<六脚轢亀>の一方に、痛撃を与えて身動きを封じ。
そして、もう一体には、討伐の契機となるような手傷を負わせました。
彼の活躍がなければ、今回の一件、活路が開けなかったかもしれません」
「……なんとも、まあ……。
それが本当なら、すさまじい剣才だね。
剣帝の元にいないなら、ウチに欲しいくらいの、逸材だ」
「それは、<翡翠領>の騎士団にですか?
それとも、帝室親衛隊・調査班の機関員として?」
「そうだね……
しかし、いまだに剣帝の元にいるのなら、その子を勧誘する訳にはいかないね」
叔母は、曖昧に笑う。
甥は、その言動の意味をとらえきれず、不思議そうに首を傾げるが、追求はしなかった。
ただ、戦友の武勲に報いるように、念を押す。
「ともかく、今回の一件で最大の功労者です。
報酬の方は、よろしくお願いしますよ」
「まあ、そのくらいなら安いものさ……」
叔母は微笑み、口の中だけで、密かに言葉を転がす。
── 剣帝に関わるイザコザをどうにかするよりも、ずっとね。
!作者注釈!
2022/11/29 聖王国 → 新王国に変更。(聖都と紛らわしいため)
作者からのお願い。
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