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異世界カクゲーSPIRIT'sサイキョー伝説[↓↘→+s] ~知ってる?異世界って格ゲー無いんだぜ(絶望)……ハッ!無いなら作ればいいんじゃね(閃き)~  作者: 宮間
Round 8.5:特設ステージ(ボス戦)

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198/236

198:vs精剣流

俺、前世はニッポン人、名前はロック!(転生者あいさつ)




今ちょっと<帝都>の目玉施設(ランドマーク)闘技場(コロシアム)のメイン会場へ乱入中。

しかも、『武闘大会』の本番中なのに。



なんか()()った状況なので、経緯(けいい)を簡単におさらいすると、こんな感じ。




● <帝都>春の名物行事(イベント)『武闘大会本戦トーナメント』で雑用係

  ↓

● 大会2日目に金髪貴公子(ヒョロいイケメン)が黒ずくめに囲まれてて、大困惑(クソワロタ)

  ↓

● 乱入&場外乱闘して黒ずくめ4人ともボッコボコ

  ↓

● 知り合いが乱入された後に仇討(かたきう)ち! と対戦台(カクゲー)な感じがしてテンション()()

  ↓

VIP(ビップ)な席で騒いでるヤツ、妹弟子(アゼリア)の試合にケチつけてたクソ中年男じゃね!?

  ↓

● 乱入ついでに、アイツもボコボコにしたろ!  ←←← 今ココ




(―― アレ……?

 ……どうしてこうなった?)



思い出すと予定外&予想外すぎる状況で、自分で不思議になる。


そもそも、明らかな殺人未遂(トラブル)が発生してるのに、俺以外は誰も止めに来ないのがおかしい。

不測事態にビシッ!と対応するハズの頼もしい親衛隊の人たちすら、完全放置な状況。



自分で乱入しておいてアレだが

『ん? 本当にコレって演出(ショー)じゃないよね……?』

とか、何回か首をひねってしまった。



(まあ、黒ずくめ4人の装備はどれも『毒塗り真剣』だったし……。

 殺意はガチで間違いないハズだよなぁ……)



少なくとも『安全安心なドッキリ☆で観客盛り上げまショー!』ではないっぽい。


となると何で親衛隊騎士(アイツら)他人事(ひとごと)の顔でボーッと見てるだけなの?

日頃クソ偉そうに、雑用係(オレら)をコキ使うくせによぉ!

肝心な非常事態にお前ら役立たずじゃねーか!!



(今度、この前みたいに、

 ―― 「おい平民アレ取ってこい。 ほら早く! チッ、走れよ!」

 とかナメた事を言ってきたら、全力でシバき倒すかんな!)



兄弟子(にいちゃん)、思い出しただけでイラッ☆ときちゃう。



―― そもそも俺なんて、元々は『武闘大会(イベント)』の裏方(スタッフ)


しかも臨時の補欠で、魔導三院(けんきゅうしょ)からの出向(しゅっこう)組。

責任のないお気楽バイトで、ウハウハ臨時収入だったハズなのに。



(なんか気がつけば、『プロレス試合かな?』というカオスな場外乱闘。

 ……どうしてこうなった?)



そんな事を思い返してながら、客席の間や背もたれを足場に、ピョンピョン移動中。


身体強化(スピードアップ)のオリジナル魔法【()し】の効果時間10秒以内に、偉い人いっぱいの『VIP(ビップ)ボックス席』までたどり着いた。



―― んで、近づきながら騒ぎに聞き耳たてると、<精剣(せいけん)流>副当主とかいう、あの失礼男(オッサン)、何かコソコソ色々言われてる。


要約すると、

『黒ずくめ乱入騒ぎの主犯じゃね?』

『絶対、アイツが黒幕だろ?』

『追求されたからって、キレ散らかして逃げんなよ……』

みたいな感じらしい。


なんかホントに、今からボコっても全然良さそう。



(―― と、なると、だ。

 まずは先に道理(スジ)だけは通しておきますかねー)



見よ、異世界の士官学校の生徒諸君!

君ら『若手(ヤング)』も是非参考にすると良い!



コレが!


俺の!


異世界転生の『恩恵』(ギフテッド)ォッ ――



 ―― 『初手、超・エラい人へのご挨拶(あいさつ)根回(ねまわ)し』である!



※効果:できない社会人は死ぬ!!(仕事的に)





▲ ▽ ▲ ▽



長円形の闘技場(コロシアム)だが、実況席から45度くらい横に円移動した位置に、超偉い人がいっぱいな『VIP(ビップ)ボックス席』がある。


まあ前世ニッポンのアナログ時計に例えると、こんな位置関係だ。

時計盤の『12時』のところが実況席。

『3時』のところが、外国の大使っぽい人も居る『VIP(ビップ)ボックス席』。

『6時』のところに士官学校の先生とか学園関係の人が居る。

『9時』のところは、豪華な衣装からして貴族とか金持ち連中なんだろう。



さて、そんな『VIP(ビップ)ボックス席』に到着して。

敷いてある高級そうな赤絨毯(じゅうたん)にビビりながら、忍び足して様子を伺う。


宝石とかのアクセサリーじゃらじゃら付けた、超偉そうなオッサンが、『っっっ、ハァー』とクソ重たい溜息(ためいき)



「―― 我が帝国ゆえの、シュクアだな……」



頭痛(ズツウ)(イタ)いという顔で、なんかムズカしい事を言ってた。



(……なんだよ、その『シュクア』って。)



つまり、コンセサスのクライアントがリスケでコミットなの?

いわゆる、ゴイスーでデーハーなザギンがシースーな感じなの?

経営者とか頭脳労働(コンサル)の人ってさ、『グローバルにアジャスト!』みたいなカタカナ語使いたがるけど、そういうの止めようぜ……。



あ、それとも愛・創作者(ラブ=クラフト)のホラー小説っぽく、シュク=アとかいう感じなの?

うん、たしかに()=リトル=リトルやら、()()=ト()ースみたいで、実に宇宙恐怖(ソレ)っぽいな。



(いあ、いあ、シュク=ア! いあ、シュク=ア!)



……え、ウソ八百ばらまくなって?


いや、大丈夫だって。

兄弟子(にいちゃん)、そういうの詳しいんだって。


前世ニッポンでちゃんと(・・・・)匿名掲示板(★ちゃんねる)創作板(スレッド)とかに投稿されてた『()()え邪神パロディ小説(SS)』とか読んでた事あるからっ!


俺、邪神(もえキャラ)にはちょっと(・・・・)(くわ)しいんだって!!



(そうそう、シュク=アちゃんって()も、たしか居たって……!!

 たしか、あ、ほら! 目隠れ読書少女っぽい触手塊(エッチな子)だろぉ、多分んん!?)



そんなうろ(・・)覚え(・・)な、超・銀河系な『外なる神(アイドル)』談義は、脇に置いて。



―― ともあれ、ぱっと見る感じ、内心で、

『あンのクソオヤジ、マジねーワッ! あ~~ッ腹立(はらた)つワ~ッ』

な感じらしい、青筋ピキピキしている超・偉い人(多分・帝国皇帝)に声をかけてみる。



「―― よろしい、のですか?」


『…………ッ!?』



予想以上に、ガバッと注目された。

声をかけた皇帝陛下だけじゃなく、周囲の貴族とか他国の大使みたいな偉そうな人たちも、一気にこっちを向いた。


『あ、ヤベ!』とギリギリでしゃがみ込み、片膝(かたひざ)立てて頭を下げる『敬礼状態』が間に合った。


ちょっと緊張して裏返りそうになる(のど)に『んん!』と気合いを入れ、何とか普通の声を出す。



「皇帝陛下の前で、あの様な態度 ――」



そう、あの罪のない下っ端(アンちゃん)に怒鳴り散らかして帰るような、サイテー態度。


たまに営業マンとかで、掃除のオバチャン・警備のオッサン・受付のネーチャンとかに態度悪いヤツ居るけど、マジで論外(アウト)だからな?

例え下っ端だろうが『相手先の所属の人』を()バカにするってのは、『相手の会社自体』に失礼するってのと同じ事(イコール)だからな?


さっき『<精剣流>副当主が警備の(アン)ちゃんを怒鳴りつけてた』事も、本人に失礼を通り越して、『指示出した』or(または)(やと)い主』の皇帝陛下に対する失礼って事になる。



「―― あの下手人(げしゅにん)に、手痛い(ばつ)でもくれてやるべきでは、ございませんでしょうか?(キリッ)」



―― 決 ま っ た !!



いえ~い、勝確(かちかく)

兄弟子(にいちゃん)の勝利!!


相手の皇帝陛下も、ニッコリ。

まさに『OK!』とばかりに口元が(ゆる)み ――



「―― フッ……何を言い出すと思えば。

 わたしは皇帝(・・)では(・・)ない(・・)

 皇太子(こうたいし)、つまり、その息子だ」


「!?」



(ファ、ファァァァァ~~~ァッ!!?)



ロック死亡、享年(きょうねん)16歳(今世(いせかい)のみカウント)。

死因:(はず)ずか()





▲ ▽ ▲ ▽



(―― お……お、OK(オーケーイ)、大丈夫ダイジョーブ。

 まだだまイけるって……っ

 ち、小さい! 小さいミスだよ、気にせず挽回して行こう!!)



そう自分に言い聞かせる。

内心、汗ダラダラだが。



(そうニアミスだよニアミス、ギリギリかすっただけ。

 というか、もう、社長さんと次期社長(ジュニア)とか、ほぼほぼ同じようなモン!)



そんな自己弁論で、精神を落ち着ける。

焦りすぎて、なんか意味不明になってるが。



(ふぅい~、OK!

 兄弟子、再起動(リブート)イきます!)



こちとら『Wind●ws Me(エムイー)かな?』ってくらい惰弱(だじゃく)今世身体(バディ)で、ヒイコラ言いながら魔物の相手して生きてきたんだよ!

俺の軌道修正(リカバリー)(りょく)をナメんなよ!



「……失礼。

 あまりにも皇帝の座に相応(ふさわ)しいご様子でしたので」


「…………ほう?」



そんなお世辞(オベンチャラ)を言うと、さらにご機嫌ナナメに。

え、何故(なぜ)……?


そんな、前世ニッポンから必殺の、

『いや~貫禄(オーラ)がスゴかったから、社長さんかと思いましたよぉ~、アッハッハ~』

で乗り切れないなんて!



(―― 皇太子(ジュニア)ちゃん!?

 皇太子(ジュニア)ちゃんってアレなの?

 有能な皇帝(パパ)にコンプレックスある系な子なの?)



ともかく、この話題は悪手(あくしゅ)らしい。

早々に話題転換を試みる。



「―― あ、あの!

 あの下手人(げしゅにん)に、手痛い(ばつ)でもくれてやるべきでは、ございませんでしょうか?(キリリッ)」


「………………」



2回目。



「あの下手人(げしゅにん)に、手痛い(ばつ)でもくれてやるべきでは、ございませんでしょうか?(キリリリッ)」


「………………………………」



3回目、ゴリ押し戦法だ。

ようやく俺の誠意(?)は伝わったらしい。



「……大貴族にも比肩(ひけん)する武門の重鎮だ。

 いったい、なんの罪状で(ばつ)する気だ?」


「では、疑惑の者をわざわざ逃がしてやり、証拠隠滅の時間をくれてやると?

 あの様に現場から逃げ去るなど、まさに『火付け強盗』そのものではありませんか」



なお、帝国法では『放火魔は問答無用で死罪』である。

マジで倫理観が江戸時代かな?、この異世界。



「……だから()らえる、と?

 フンッ、近衛の騎士ですら、さっきの()(さま)だぞ。

 例えば、今から詰め所に行き、衛兵をかき集めている間にも相手は ――」


「―― それに(およ)びません」



急に変な事言い出したので、慌てて止める。



(おいおい何言ってんだよ、このアホ皇太子(おうじ)ッ。

 すぐに衛兵(おまわり)さんに突き出したりしたら、俺がボコる余地がなくなっちゃうでしょがッ!)



マジでお前そういう空気読めん所やぞ。

ヤり手な皇帝(パパ)にコンプレックス満載の、ポンコツ次期皇帝(ジュニア)クン?



あの(・・)程度(・・)(やから)

 わたくし一人でも充分でしょう」


「……貴様(きさま)

 魔剣士<御三家(ごさんけ)>が一つ、<精剣(せいけん)流>副当主・ポーリック=カンマジェムに勝てると(もう)すか?」


「皇太子陛下(・・)の『お許し』が、いただけるのであればッ」



兄弟子(にいちゃん)、いつでもイけますぜ!

つーか、『ポーリック』って言う名前なのか、あのクソ中年。



「――……ハッ。

 なら、やってみるが、良い。

 もし、本当にできるのならなッ!」



―― 超 偉 い 人 か ら 許 可 Get(ゲッツ) !!



「じゃ! 首に縄かけて引きずって来ま~す!」



兄弟子(にいちゃん)、出撃しま~す!


まずは、薬指の指輪に偽装した待機状態(スタンバイ)の魔法を解放(リリース)

魔法の術式<法輪(リング)>が、腕輪の大きさに広がって高速回転、『チリン!』と鳴る。



「【秘剣・速翼(はやぶさ)四ノ太刀(しのたち)夜鳥(ぬえ)】ッ」



最速移動のオリジナル魔法で、闘技場(コロシアム)の外壁上端40mより上空へ飛び上がる。



『き、消えた!?』『いや、飛翔魔法だ』『あそこに!』『もうあんな場所まで』『なんという速力!』『アルバート様の切り札』『恐ろしい』『猟犬を飼っていらっしゃる』



なんか、偉い人たちがザワザワしてるっぽいが、既に『VIP(ビップ)ボックス席』が遠すぎてよく聞こえん。



―― そんな事より、あのクソ中年男だ。



「あ、居た……っ」



ズンズン歩いているオッサンが、まさに出入口のドアへ向かっている。


即座に、また薬指の指輪(ハヤブサ)高速起動(『チリン!』)

今度は、【参ノ太刀(さんのたち)水深(みさご)】。


つまり、上空からの高速落下、強襲攻撃だ!





▲ ▽ ▲ ▽



その無礼系中年男の近くに居た観客は、ビックリしただろう。



「―― ぬッ!?」



急に、背中から<短剣(ナイフ)>を片手で抜いて、ガバッと振り返り、ズンッと斜め上へ突き出したから。

中年男のすぐ後ろに()い来ていた、女騎士さんも『何事!?』とビックリ表情。



―― そこへ、見事にズブッ!と俺が(・・)串刺(くしざ)し。

あにでし は しんでしまった!(デデレ~ン♪)



(おろ)かな、()(もの)めが!」



精剣(せいけん)流>副当主・ポーリック=カンマジェムは、<正剣>(フォーマル)鞘走(さやばし)らせて()()げる。


俺の首(・・・)へと(とど)めの一撃が決まった瞬間 ――

 ―― ッドォン!と破裂音。



「何! ―― ぁ、ガァッ!!」「フッ……!」



幻像の俺(ニセモノ)』に仕込んだ衝撃波魔法【撃衝角(アタックラム)・劣】(・マイナー)が炸裂して、目くらましに。


その瞬間、同時に中年男(ポーリック)の背後から『本物の俺』(音もなく着地して潜伏(せんぷく))が急接近。

ズガン!と(ひざ)を側面から踏みつけ攻撃。



「ハァッ!」



さらに追撃。

中年男のバランスが崩れた瞬間、猫背で身をひねりながら体当たり ―― 八極拳の防御破壊技『鉄山靠(てつざんこう)』だ。


上背(うわぜい)な剣の達人も、奇襲からの3連撃には体勢を崩す。



「クッ ――」

「―― ち、父上!?」



その転がり落ちそうな中年男を、女騎士さんが慌てて支えに来た。



「まだまだァ! 【撃衝角(アタックラム)・劣】(・マイナー)



ズドン!と初級魔法を一発、追撃4連ラスト。

威力と範囲を半減した代わりに、初級魔法並みに簡易化した衝撃波魔法だ。

『俺の怒りが火を噴くぜ!』ならぬ、『衝撃波を吐くぜ!』である。


団子状態で直撃を食らった<精剣(せいけん)流>父娘(おやこ)は、ゴロゴロと石階段を転がり落ちる。


いや、クソ親父(ポーリック)の方は途中で体勢を整え、10段か15段くらい下の辺りで、なんとか踏みとどまった。

意外とバランス感覚が半端ない(ッパネー)な。



「……クッ

 口から魔法、だと。 魔物か貴様ぁッ」


「…………?」



何言ってんの、このオッサン。

そのくらい、ちょっと(・・・・)練習(・・)したら(・・・)誰でも(・・・)出来る(・・・)でしょ?


兄弟子(にいちゃん)、なんなら足の指からでも衝撃波だせるよ?

あんまり意味ないから使わんけど。


あの歴史ある転載画像(ネットミーム)『ただし魔法は尻から出る』すら再現可能!

まったく意味ないから絶対ヤらないけど。



―― そんな事を頭の片隅で考えながら、模造(ナマクラ)小剣(ショート)>を構えて、石段を降り始める。


まるで、騎士が立礼するようなポーズ。

胸の前で両手で(つか)を握り、剣の切っ先を天に向ける立ち姿。



「…………」


「―― 小童(こわっぱ)がぁぁッ! 調子に乗るな!!」



精剣(せいけん)流>副当主・ポーリックは、ツバを飛ばすような怒りを吐く。

しかし、俺と(・・)まったく(・・・・)同じ(・・)構え(・・)<正剣>(フォーマル)を両手持ちして、石段を上がってくる。



(……なるほど。

 魔剣士<御三家(ごさんけ)>の副当主ってだけあるな……っ!)



格上な達人の立ち姿に、感心の吐息(といき)


すぐに俺と中年男(ポーリック)の間合いが、階段9段分・7段分・5段分と2段ずつ(せば)まる ――

 ―― そして石段3段の間合いで、ガキンッ!と火花が散る。



彼我(ひが)距離で1.2m。

高低差では0.6m。


同じ高さで視線がぶつかる。



小柄な俺が、剣身0.4mの<小剣(ショート)>。

長身の敵が、剣身1.5mの<正剣>(フォーマル)


男2人の間で、模造剣(ナマクラ)真剣刃(ヤイバ)とが激しく打ち合う。



―― 剣士の意地(プライド)が衝突した。


///////!作者注釈!///////


2024/12/23 最初の方に修正・加筆しました

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― 新着の感想 ―
おはようございます。 >兄弟子にいちゃん、なんなら足の指からでも衝撃波だせるよ? 3○EYESかな? 帝都でのロックのポロリが積もってまいりました。 やらかした事がツモって満貫なのか、倍満なのか…
更新お疲れ様です。 ロックくんロックくん…マジレスすると現トップがちゃんと「こいつが後継者ナリ」と発表→確定してない状態で、候補のいずれかに「後継者さんチーッス!」なんてアイサツ→場合によっては(本…
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