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異世界カクゲーSPIRIT'sサイキョー伝説[↓↘→+s] ~知ってる?異世界って格ゲー無いんだぜ(絶望)……ハッ!無いなら作ればいいんじゃね(閃き)~  作者: 宮間
Round 6:帝都ステージ

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130:会いたい気持ちが抑えきれない

俺、前世はニッポン人、名前はロック!(転生者あいさつ)




<帝都>にやってきて、(はや)3週間。


宮廷魔導師(エリートさん)総本山(すくつ)『魔導三院』に、魔力極少(くそザコ)1匹とかいう場違いな状況にも、徐々に慣れてきた。

とは言っても、慣れてきたのは俺だけ。


まだ周囲の連中には、すれ違う(たび)にチラチラ見られ、コソコソ言われている。



(黒髪だらけの<封剣流>本家道場でひとりだけ銀髪だった、妹弟子(アゼリア)悪目立ち(ウキっぷり)が解るな……)



そんなある日の研究室。


黒髪ストレートの知的メガネ美人な室長(チーフ)が、こんな雑談を振ってきた。



「ロック君は、<翡翠領(グリンストン)>の出身と聞いたが。

 故郷を遠く離れて、寂しいとか思ったりしないのかい?」


「ああ、いわゆるホームシックですか?

 それは別にないですね」


「男の子の15歳だと、もう家族や友達が恋しいとか、そういう気持ちは少ないのかな?」


「かもしれません」



前世ニッポンの感覚で考えれば、女の子の方がホームシックとか多かった気がする。



(女子の方が、親が心配するって事もあるんだろうが。

 男とか扱いが雑だから、大学生の上京組とかも、基本放置だろうし)



「そもそも<翡翠領(グリンストン)>は、魔剣士流派の修行で居ただけで。

 あまり知り合いとか、友達とかは居なかったんですよ」



親しい相手と言っても、<轟剣ユニチェリー流>の赤毛少年(ニアン)くらいだし。

そもそもアイツだって、そんなに長い付き合いでも無い。



「ん……?

 <御三家>の関係者とは聞いていたが、魔剣士だったのか、キミは?」


「魔剣士を目指して失格になった、落ちこぼれですよ、俺。

 見ての通り、魔力の量が少なすぎるので」


「それは、すまない事を訊いたな……」


「いや、良いんですよ、別に。

 もう何年も前に割り切ってますから」


「それで、そんなに力持ちなんだな」


「まあ、今でも身体だけは鍛えていますし」



超天才児だけど脇の甘い妹弟子を、時々フォローしないといけないからね。

兄弟子の務めだから、仕方ないね!


そのための必殺技。

そのための<帝都>居留(ステイ)



(そう言えば、最近めっきり必殺技開発が進んでないな……

 まあ『試し斬り』する魔物(あいて)も居ないし、<帝都>が平和すぎて魔法を使うどころか、模造剣(ラセツ丸)を抜く機会すら少ないからな……)



そんな事を考えると、ちょっとティン(・・・)ときた。



「── そういえば、別に友達とかじゃないですけど。

 ちょっとご無沙汰なんで、全力攻撃(アイサツ)したいヤツならいますね」


「ふ~ん。

 友達じゃないなら、ライバルとか、そう言った感じかな?」


「ライバルというか、家(山小屋)の周りでよく見かけるヤツというか。

 まあ、色々と気になるヤツなんですよ」



そう、フカヒレの在庫が気になって仕方ない。


みんな大好き!

我らがアイドル、陸鮫(サメ)ちゃんである。





▲ ▽ ▲ ▽



何故か、ヒクッ、と室長(チーフ)真っ赤な唇(・・・・・)が、片方つり上がった。



「腐れ縁……みたいな、感じかね?」



(ああ、考えれば随分と陸鮫(サメ)ちゃんの相手してないなっ

 <ラピス山地>じゃ、鬱陶(うっとう)しいくらい寄ってきたのに……)



そんな事に気がつくと、何故だか少し、懐かしくも寂しい気持ちにさえなってしまう。

前世ニッポンで言えば、年末掃除をしている最中に、部屋の奥から古いゲーム雑誌とかが出てきて、忙しいのにうっかり読み返してしまうような心地。


そのためか、ちょっとしっとり(・・・・)した声が出た。



「腐れ縁か……

 まあ、長い付き合いですからね」(幼少の頃からよく狩ってたの意)


「それはまた、親しい間柄みたいだね」


「親しい、というか。

 まあ、よく知ってますからね、隅々まで」(陸鮫(サメ)の解体に精通しているの意)


「す、すみずみ!?

 そ、それは何かね、いわゆる、裸の付き合い的な!?」


「あ~……、まあそうですかね、山の中で脱いで、吊して剥ぎ取ったり」(解体作業の返り血で汚れるの意)


「脱ぐ!? 吊す!? 剥ぎ取る!?

 ちょっと待ってくれ!

 それは、何か、不適切な何かしらの関係なのか!」



室長(チーフ)がメガネをずらし、研究の虫すぎて不健康な白い肌を、真っ赤にする。



「はい……?」



俺は、一旦、読みかけの資料にしおり(・・・)を挟んで、黒髪のメガネ女史に向き直る。



(急に何を言ってんだ、この人……?)



── うっかりエロワード聞いたら、何かと下ネタに結びつける中学生男子(エロガキ)か?

── 研究のストレス的な物で、悶々(もんもん)としてんのかな?


一瞬、そんな深読み的な妄想さえしてしまう。

だって、最近、なんだか見た目がエロいんだもの。



(── まったく、このスレンダー白衣エロ美人さんが!

 あんまり目に毒な格好してくれんなよ!

 最近、ちょっと新人(オレ)の存在に慣れてきたのか、露出(すき)の多い胸元とかしやがって!

 いくら精神(なかみ)中年以上(オッサン)といっても、思春期な健康体(バディ)なんだっ

 ガン見したいのガマンして紳士な態度すんの、大変なんだぞ!?)



そんな義憤(ムラムラ)を、何とか腹の奥底に沈める。

そして、平静の声で答える。



「── いや、不適切って、別に。

 その後で水浴びして、まとめて汗とか泥とか血とかを落とすためなんで」(解体作業の後始末の意)


「……そ、それは、魔剣士の修行的な、アレだよね?

 若い欲求が無軌道に相手構わず衝突するのではなく?

 激しい訓練の後に汗を流すために、一緒に水浴びする的な、きっとそうだよね?」


「……一緒?

 まあ、修行というか訓練ではありますね」(必殺技の試し撃ち標的(マト)になるの意)


「そ、そうか……よかった、特別な間柄じゃなさそうだ……」



なんか知らんが、ウチの室長(チーフ)がペンを持つ手をプルプルさせてる。


そんな姿をチラ見して、俺は魔導研究の資料を再び開き、続きに目を通す。



「まあ、特別って事はないですけど。

 ただ、陸鮫(アイツ)、何かある訳じゃ無いけど、近くに居てくれるだけで、ありがたいというか」(魔法や必殺技の実験台として便利の意)



「呼んだらすぐに飛んできてくれるし」(血の匂いですぐ()れるの意)



「<翡翠領(グリンストン)>では嫌われているらしいけど、色々いい所もあるんですよ、料理とか」(冒険者泣かせだが食材になるの意)



「それに、アイツの相手をしていると、いつの間にか気が晴れてて」(殺すとストレス解消になるの意)



そんな話を、思いつくまま、ポツポツ続ける。


なんか、バキ!とか音がしたので見たら、室長(チーフ)がペンを折っちゃったらしい。



「── うっ……ぅぅっ……うぅっ」



うっかり研究ノートを汚して動揺したのか、頭をカクカク震わせている。


仕方ないので、乾いた雑巾を持って来てあげる。



「あ、ありが、とう……っ」



何か泣きそうな声で感謝された。

今まで一人っきりで研究してたから、こういうちょっとした気遣いやお手伝いが、孤独を経験した心に()みるのかもしれない。

人間の(ぬく)もりを感じるというか。



(前世ニッポンで、あまり人付き合いが良くなかった俺としても、その気持ちは少し分かるしなぁ……)



そんな感じで、『ちょっと今日、役目果たした(シゴトした)な』と満足感が湧いた。


自分の席に戻って、上機嫌で研究資料をまた読みながら、さっきからの雑談を続ける。



「確かに、すぐ噛み付いてくるとか、多少めんどくさい所もあるけど」(噛み付かれると致命傷の意)


「………………」


「一直線というか、欲求に素直というか、慣れるとそれも悪くないというか」(バカでめったに逃げないから狩るのが楽の意)


「…………ぅうっ」


── バキャッ!と、また激しい音。

見れば、室長(チーフ)がペン2本目を()ってた。



「── あぁ……っ

 室長(チーフ)は、今日きっと()が悪いんですよ。

 ツいてない日というか。

 急ぎじゃ無いなら、明日にしたらどうですか?」


「そ、そうだ、ね……

 きっと、そうに決まっている……

 違う、きっと、多分、まだ、せ、性別は、か、確定してないから……」



何かブツブツ言ってる。

ちょっと研究が煮詰まってしまったらしい。


俺が読み終わった研究資料を持って、離れの研究棟を出ると ──



『──これやっぱりアウトじゃない!?

 それとも、まだギリギリいけるかなぁ!

 大丈夫なのバーバラ(バービィ)、ここからまだ望みあるのぉ!?』



室長(チーフ)の、妙に切羽詰(せっぱつ)まった独り言が聞こえてきた。


命かけてる系の研究者って、大変だなーと思いました。(小並感)





▲ ▽ ▲ ▽



さて、そんな訳で。


考え出すと、止まらない。

思い出せば、急にガマンできなくなる。



そんな感じで、サメちゃんに会いに来た、俺ロック。

in(イン)夜の船着(ふなつ)()



船着(ふなつ)()と言えば、普通は海だが、ここ<帝都>の場合は運河である。

ただ、海からすぐの大型輸送船の定着所らしいので、運河もデカく、汽水域が入り込んでいるらしい。



「前世ニッポンの南国オキナワの川とか、潮の満ち引きでサメが遡上するくらいだ。

 汽水域があるなら、釣れちゃうかもっ」



市場で買った生魚を半分に斬って(・・・)、釣り針に突き刺し、()竿(ざお)で遠投。



「ふんふん~♪ カモン、海のサメちゃんっ」



<帝都>の周辺に魔物がいないなら、何かデカい野生動物でもブッ殺したろ、という雑な行動原理だったりする。

なんなら、水中必殺技開発という事で、泳ぎながらファイトしてやってもいい。


しかし、5分たち、10分たち、20分たっても当たりが来ない。



「もしかして、そもそも魚自体があまり泳いでない場所なのか?」



何かの話で、水深が深すぎるとエサになるプランクトンの繁殖関係で、あまり魚が育たないとか聞いた覚えもある。

あるいは、海はキレイすぎても汚すぎてもダメとか。



「難しいもんだな……

 何が釣れるかくらい調べてくればよかった……」



()竿(ざお)を引き上げ、帰る準備としようかと考えていると、ポチャンと運河の真ん中で水しぶき。



「うん、船か?

 いや、何か飛び込んだ音だったような……」



来た時は夕暮れだったが、釣果無しで粘っているウチに、とっぷり日が暮れて見渡せない。



「まあ、サメかイルカかはたまたシャチか。

 なんか大物っぽいから、最後1回だけ狙ってみるか」



しかし、釣り竿を振ってみても、飛沫(しぶ)いた場所が遠すぎて、糸が届かない。



「どうすっかねー。

 うぅ~ん、糸か……」



ポケットをあさると、『鋼糸(いと)』の巻き軸(スプール)が出てきた。



「そういえば、最近、練習をサボってたな。

 ちょっとこれで、網代わりに捕まえてみるか」



思いつきのまま、鋼糸を3本飛ばす。

これが思いがけず、良い塩梅(あんばい)だった。


まだまだ未熟な俺の腕前では、鋼糸の講師(リュート(仮名))センセイみたいに、空中で自在に形を作る事も、結束や結び目を作る事もむずかしい。


ただ水中なら、浮力と水の抵抗が良い感じに作用して、ウミヘビが泳ぐ様なイメージで鋼糸を操れる。



「あれ……。

 全然、気配がないな……?

 場所間違えた、それとももっと底の方?」



目をつぶって、鋼糸から返ってくる感覚に集中する。

どうせ既に真っ暗で、しかも透明度の低い人工運河の水の中。


視覚なんて、役に立たない。


ただ、俺には鋼糸の講師センセイから教わった『魔力操作で音を変化させる』技能がある。

それを逆転作用させると、魔力の気配に応じて鋼糸が振動するようになる。


魔力を使った『鋼糸(こうし)操作』と併用すると、前世ニッポンの『カメラ付きラジコン』というか『胃カメラ施術』みたいな細かな作業ができる。



「お、当たりか?

 やっぱり水底の方に沈んで ──

 ── あ、なんか、死にそうなくらいに弱ってんなコイツ」



この異世界の生物は、大なり小なり魔力を持っている。

言い換えれば、魔力感知(センサー)は対・生物としては万能なワケだ。


今にも死にそうなソイツに『鋼糸』3本を巻き付け、短時間(ショート)版の身体強化(パワーアップ)【序の二段目:()し】を自力発動(『チリン!』)



「ソイヤ! ソイヤ! ソイヤ!」



一気に引っ張り上げる。

10秒しかもたない身体強化魔法(パワーアップ)が、ギリギリの所で地引き網成功!



「── せぇ~~の!

 スーパーアルティメット・ソイヤ!!」



しかし、海から飛び出してきた獲物は、絶対サメじゃ無いズタ袋の塊だった。





▲ ▽ ▲ ▽




── 【悲報】サメじゃなくて水死体どざえもん(未遂)だった件について【大事件】



「……あ、ありがとう、ご、ごさいますっ」



水吐かせて<回復薬(ポーション)>呑ませたら、何とか顔色がマシになった。

このオッサン、さっきまで、チアノーゼみたいな紫色の顔だったんで、『ああ、もうダメか』とか諦めかけてたんだが。



(さすが帝都の商人はしぶといな……

 何年か前に、帝都の商人親子かなんか助けた事あったけど。

 復讐するとか鼻息荒かったけど、まだ生きてるかな、あの2人)



── 閉話休題(それはさておき)



「なんか、ヤクザに借金でもしたのか、オッサン?」



俺は、『ヤクザに沈没(ポチャン)されちゃうヤツとか、どうせ自業自得でしょ?』的なシラ~とした目。

前世ニッポンの同級生も、なんかそんなヤツだったみたいだし。



(ああいう連中ね、関わる事自体がダメなのよ。

 親戚とか、先輩後輩とか、仲が良いとか、実は良い人とか、恩があるとか貸しがあるとか。

 若い子は知らんかもしれんが、そういう(・・・・)プラスの人間関係とか人情とか、すぐ裏返る(・・・)からね。

 で、身近な(・・・)人間でも(・・・・)容赦(ようしゃ)なく殺しにくるのが、人を人と思わないヤクザ連中だから)



法律という、人間同士の最低限のルールを守らないから、裏社会(ヤクザ者)

そんな連中に、人情だの道理だの約束事だの、通じるワケが無い。



「ええ……その、お恥ずかしながら……」



商人のオッサンの、ハアハア言ってる顔が、少し下がって、また上がった。


窮地を脱して、頭の計算機(ソロバン)を弾き、何かの利を見付けた。

そんな顔で、ギラリと意志の光が目に宿ったのが、明らかに解った。



「── んじゃ、俺、これで!

 早く衛兵(おまわり)さん呼んだ方がいいかもよ?」


「── お待ちください!

 何か優れた技能の持ち主と、お見受けしました!」


「うっせー、足を離せ、オッサン!

 妙な事に巻き込むなっ」


「離しません! 何があっても離しませんぞ!

 ダテに毒蛇(マムシ)のダンカンと嫌われておりませんぞ! ワッハッハッ!」



一度死にかけたばかりで、もう怖い物は無い。

そんな感じで、ヤケッパチに笑う商人のオッサン。


骨を折るのも、殴って気絶させるのも簡単だったが。



「自分で助けておいて、それもなぁ……」




お人好しで人助け大好きな元・師匠(ジジイ)の事をとやかく言えない。


むしろ『俺も剣帝(ジジイ)の弟子なんだな』と感じ入ってしまう。




▲ ▽ ▲ ▽



「実は、遡る事10年前 ──」


「いい、しゃべんなオッサン。

 アンタの事情に興味も無い。

 それに、緊急の事情があるんだろ?」


「あ、それは……そうですが。

 しかし、こちらの事情も聞かず、手を貸していただけるので?」


「仕方ねーだろ。

 死にかけを拾ったのは俺だし。

 で、いったい俺に何をして欲しいんだ?」


「── 娘をひとり。

 正確には、わたしの(めい)

 兄の忘れ形見なのですが」


「……色町に売られるのか?」


「いいえ、なぶり殺しでしょう。

 魔法の才覚があり、何より頭の良い子でした。

 著名な魔導師の私塾でも上位の成績で、塾教師(センセイ)からは『魔導学院への進学』も進められたくらいで。

 しかし、そんな栄達(えいたつ)の道を蹴ってまで、稼業(かぎょう)行商隊(キャラバン)の護衛のとりまとめや、叔父の、私の個人的な護衛代わりに、色々と交渉の場にも顔を出してくれました。

 兄に似て勝ち気で、ヤクザ者と衝突した時も、先陣に立って、一歩も引かず。

 ですので、相当に恨みを買っているはずです」


「なるほど、見せしめ、か……」


「もう、無事ではないかもしれません。

 あるいは、わたしのすぐ後に処刑されているかもしれません。

 しかし、親代わりとして、少しでも、可能性があるなら……っ」


「了解。

 ちゃちゃっと行って、ちゃちゃっと片付けよう」


「本当に? 本当に、よろしいので?

 相手は、あの『黒蛇か ──」


「なあ、オッサン、『剣帝流』って知ってるか?」


「は?」


「お人好しが過ぎるジジイが作った、片田舎(かたいなか)で魔物退治ばかりしている、マイナーな流派だが ──」


「……『剣帝』、流?」


「── 実は、結構強いんだぜ?」


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