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異世界カクゲーSPIRIT'sサイキョー伝説[↓↘→+s] ~知ってる?異世界って格ゲー無いんだぜ(絶望)……ハッ!無いなら作ればいいんじゃね(閃き)~  作者: 宮間
Round 5:聖都ステージ

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116/236

116:黒の剣

俺、前世はニッポン人、名前はロック!(転生者あいさつ)




手配屋の女が、商人の荷物の衣料品やらカーペットやらに埋もれたままの体勢で、怒鳴ってくる。

多分、俺の手加減【序の三段目:払い(ふっとばし攻撃)】で、腰が抜けたんだろうけど。



「お、お前なんなのっ

 ただの付き人じゃなかったの!?」


「うるせえ、黙っとけっ」


「……ひ、ひぃ……っ」



魔物集団に全力威嚇くらいのつもりで殺気を向けると、一気に唇が真っ青になった。

用があるのは、コイツじゃない。



「よう、商人さんお邪魔するぜ?」


「なっ、お前!?

 なんで(・・・)こっちに(・・・・)乗っている(・・・・・)っ」



貨物車両(ワゴン)の前方ドアを開けて、御者席(うんてんせき)に顔を出すと、神経質そうな細身中年が目を白黒させる。



「ほう……俺の顔見て、誰か解ったのか?

 ザコで落ちこぼれの、剣帝流一番弟子も有名になったもんだなぁっ」



無論、皮肉だ。

そして、恫喝(おどし)だ。



「オッサン、お前も<聖都>(センダード)の闇組織、『兄弟の絆』(ブラザーシップ)とかいう連中の一員か?」


「ち、違うっ

 俺は、ただっ、普通の! ── そう、商業ギルドだ!

 商業ギルドの依頼で、依頼を受けてただ人間を運んでいるだけの、普通の商人だっ」


「へぇ~……普通の商人さんか。

 しかも、商業ギルドに所属している、きちんとした(・・・・・・)商人ね。

 じゃあ、もちろん、後ろでくたばってる犯罪者どもをかくま(・・・)ったり(・・・)しないよな?」


「あ、あぁ……と、当然だ……っ」


「さすが! ちゃんとした商人さん!

 帝国法を守らない悪徳商人が、商業ギルドに出入りできるワケねーもんな?

 あ、あと、司法の目の届かない都市外だと、特に街道の最中だと、重犯罪者(あくにん)ブッ殺しても無罪って知ってる?」


「あ、ああぁ……うぅっ」


「じゃあ、安全運転で頼むよ、善良な(・・・)商人(・・)さん。

 もうちょっと貨物(うしろ)の方で悲鳴が(・・・)上がる(・・・)かもしれんが、気にせず、な?」



俺はそう言い残して、御者席(うんてんせき)の窓から鉄棒の逆上がりの要領で、貨物車両(ワゴン)の上に出る。





▲ ▽ ▲ ▽



走っている貨物車両(ワゴン)の天井に乗って後方車両の様子を見ると、ドタバタした声が聞こえてきた。




『こんな狭い所で長い武器なんて、おバカですわ~!』


『まさかこんな閉所(へいしょ)で!』

『ギャァっ』

『くそぉ、取り押さえろっ』

『なんで走ってる車両に乱入してくんだよ! 非常識だろっ』

『ゴフォッ』

芸人(ピエロ)どもぉ、役に立てぇ!』

『曲芸は得意分野だろうがっ』


『貴方たち、空間の使い方が下手でしてよぉっ』


『オボッ』

『イヒャヒャ、無理だよコレぇっ』

『ガアッ、痛ぇ!』

『まるで野猿(のざる)ですゾォーッ』

『ウワァーッ、もう勘弁してっ』

『うそだろ、このメスガキぃぃ!』

『3人同時の攻撃をさばくなっ』


『両手でブンブン、楽しいですわ!』


影色の猟兵(シャドウ・イェーガー)、壁にナッテ!』

『そうそう、盾で押さえるんダヨッ!』

『無理だ! 力負(ちからま)けするっ』

『ウギャァッ!』

『はぁ!? ちゃんと身体強化シロって!』

『してるだろうが!』

『ブヒャ!』

『俺、上級の【剛力型(パワー)】だぞ!』

『ゲブッ!』


『今日は久しぶりに、【五行剣(ごぎょうけん)(つち)】なんですのよぉ!』



後ろの車両も、大賑(おおにぎ)わい!


昨夜の皿洗いバイト先の酒場で、不要品の小型フライパン2個もらって、妹弟子(アゼリア)の接近戦用鈍器として渡してたんだが。

どうも、その戦術が会心的(クリティカル)にハマっているらしい。



(フライパンって、リーチ的に<小剣>(ショート)と同じくらいだし。

 直火に乗せるから頑丈にできてるし。

 底面は盾がわりに出来るし。

 重さ500gくらいで、片手で取り回しもいいしな)



バイト代のおまけ(・・・)にしては、良い物もらったなぁ……、と我ながら感心。


魔力センサー【序の四段目:風鈴眼(ふうりんがん)】で見た感じ、上下左右に飛び跳ねる超絶機動(ちょうぜつきどう)の美少女魔剣士さん(全世界級(ワールドクラス)!)。

<小剣>(ショート)2刀流な感じで鉄製器具(フライパン)2本を振り回し、10人弱の大人を一方的にボッコボッコにしている。



(やっぱり、最近、ウチの妹弟子がNINJA(ニンジャ)な件について……)



さて、兄弟子(にいちゃん)はどうしようかなぁ……。

と、手伝いが要るか要らないか、迷っていると、不意に異様な魔力の気配。



(── ヤベェ!?)



魔物!?

それもかなりの強敵が、不意打ち!?


そんな凶悪な気配と死の予感に、(あせ)って飛び退る(バックジャンプ)



── その一瞬後。

ズドォンッ!と、貨物車両(ワゴン)の天井を突き破って、出てくる魔物(・・)!?



「── いや、違う(・・)!?

 でも魔剣士(・・・)じゃない(・・・・)

 本当(ホント)ニンゲンか(・・・・・)、コイツっ!?」



ヤギだかヒツジだかの骸骨を被った、戦闘屋のリーダー!

昨日の酒場で『骸骨被り(スカル・ヘルム)』とか呼ばれていたヤツ!


そして、噂話が本当なら『たったひとりで<羊頭狗(ガク)>の群れを全滅させた』強者(つわもの)の冒険者!?




── ででっでっでっでっ・でぇ~ん!

── ちょう(Here )せんし(Comes )ゃ  あ(A New )らわるっ(Challenger)!?




「コォー……ッ、フォォー……ッ!」



異様な呼吸音と、異様な魔力光(・・・)


とても(・・・)人間とは(・・・・)思えない(・・・・)『濃い紫色の魔力』を立ち上らせる巨漢が、貨物車両(ワゴン)の上に登ってきた。





▲ ▽ ▲ ▽



── 背中に身体強化魔法の魔法陣が、ない。


それなのに、超人としか思えない剛力(パワー)で、中型の貨物車両(ワゴン)の天井をブチ破って這い上がる。



「なるほど、『人食いの怪物(マン・イーター)』……

 つまり『マモノ』ってワケか!」



人間離れした動きの、身長2mで筋肉ムキムキの巨漢が、何かのガイコツ(かぶ)って襲ってくれば、そりゃもう『怪物(マモノ)』扱いされるよな。



「ちょうどいい、『人殺しNG制限(リミッター)』解除の実験相手になってもらおうか!」



自分自身に、『コイツは人外(マモノ)なんで斬ってもOK!』と言い聞かせる。

相手の異様な迫力もあって、気分がスゥ……ッと収まっていく。


── オリジナル魔法【序の一段目:()ち】殺傷(・・)バージョン、成功!



斬刑(ざんけい)(しょ)す!」



簡易版の身体強化(スピードアップ)【序の二段目:()し】を自力詠唱(『チリン!』)

前世ニッポンの『型月』(メ●ブラ)主人公みたいに、地面スレスレ走法で突っ込む。


キィン!と膝狙いの一撃は受けられる。

魔導鋼(マグサロイ)>の細い剣(・・・)くらい(・・・)なら、一刀両断するつもりの殺意満タン斬撃だったんだが。

敵対者(マモノ)の操る鉄塊が(・・・)太すぎて(・・・・)『ちょっと()(きず)が入った』くらいで()まされた。



「また、冗談みたいに(ブッと)い剣だな……っ」



前にちょっと<小剣>(ショート)は盾として使える剣、とか説明したと思う。

だが敵対者(マモノ)の剣は『小ぶりな盾を集めて<正剣>(フォーマル)を作った』みたいな、デタラメな超重量武装スーパー・ヘビーウェポン


前に話で聞いた、巨漢の神童カルタ専用の長柄武器(ポールウェポン)くらいの重量はあるかもしれない。



「コォ……ッ」



敵対者(マモノ)は、ごっつい鋼鉄腕甲(ガントレット)で殴りかかってくる。

まさに『鉄拳』という反撃!



「させるか! 【秘剣:木枯(こがらし)】!」



中指(なかゆび)の指輪に偽装した待機状態(スタンバイ)の魔法を解放(リリース)

魔法の術式<法輪(リング)>が、腕輪の大きさに広がって高速回転、『チリン!』と鳴る。



秒間20発の高速連続刺突(ツキ)で、メッタ()ち。


ギャギャギャギャギャン!と異様な音。

魔導鋼(マグサロイ)>の鉄板防具を(つらぬ)き、殺傷するつもりの必殺技だったが、防具が厚すぎて金属を(えぐ)るだけに終わってしまっている。



「チィ……ッ、なんだよコイツ!」



<小剣>(ショート)の先端に返り血がついているけど、血の量的にかすり傷。

多分、動きが鈍るほどの損傷(ケガ)を負わせていない。


その証拠に、すぐさま反撃がきた!



「コォー……ッ、フォォー……ッ!」



ビュン!と風の悲鳴と共に、敵対者(マモノ)大剣(・・)が跳ね上がる。

間一髪で回避。



「あぶねぇ~……っ」



攻撃の(あと)を見ると、頑丈な木製天井がバキバキに割れている。



「くそッ、近づいたら悪手(あくしゅ)か!

 【秘剣・三日月(みかづき)】っ」



今度は、人差(ひとさ)(ゆび)指輪偽装(必殺技)を、魔法発動(『チリン!』)


全身装甲の(にん)げん……じゃなかった、敵対者(マモノ)に魔力刃が飛ぶ。



「コォー……ッ、フォォー……ッ!」



だが、三日月の魔力刃が、バシンと弾けて、かき消される。

魔導鋼(マグサロイ)>の巨大大剣を軽々と操って、盾代わりにしていた。



「チィ……ッ、何だよコイツ!

 色々おかしいだろがっ!」



不正行為(チート)やめてください!

ルールを守って、楽しい店内対戦(アーケード・ゲーム)を!



(前世世界のニッポン刀が1kg!

 この世界の<正剣>(フォーマル)が2kgで、魔剣士じゃないと振り回せない<長剣(ロング)>だって4kg!

 ── <長剣(それ)>の4~5倍くらいは重量ありそうだな、このバケモノ大剣!)



例えば、体重60kgの成人男性が、体重の1/6の10kgの鉄塊バットを振り回せた(・・・・・)としよう。



── 問い(): 何が起こるか?


── 答え(): 振り回した鉄塊バットの遠心力で、自分が(・・・)引っ張り(・・・・)回される(・・・・)



もっと解りやすく言えば、前世ニッポンでムキムキ筋肉(マッチョ)の体重100kg専用競技みたいな感じだった『陸上競技のハンマー投げ』の鉄球(ハンマー)も、10kg(・・・・)ない(・・)のだ。

(確か7~8kgのはず。詳しい重量は検索(ググれ)



そんな分析をしながら、素早く後方退避(バックステップ)


ドォオン!と、『鉄骨でも落ちてきたのか』って斬撃音(・・・)

上段(じょうだん)斬撃で、丈夫な木材が木っ端微塵とか、冗談(じょうだん)じゃねえ!(独り笑い(ププッ!)



(うかつに攻撃を防御しようものなら、真っ二つを通り越してすり身(ミンチ)にされちゃうぞ、コレ!)



「コォー……ッ、フォォー……ッ!」



敵対者(マモノ)がさらなる気迫で、詰め寄ってくる!


ズガン!ズガン!と踏みしめる音すら異様な、大重量!



(まさか敵対者(コイツ)の重そうな全身装甲って ──

 ── 体重の補完(ほかん)!?

 15~16kgありそうなバケモノ大剣を安定体勢で振り回すために、自重量(おもさ)足している(・・・・・)のか!?)



剛力型(パワー)】の特級魔剣士すらしないような、異常な戦略が読み取れて、思わず冷や汗。

いや、ハッキリ言えば、気圧されていた。



「── …………っ!」


「少年、危ないのであ~る!」



ヒュヒュヒュヒュ!と、矢の雨でも飛んできたような、無数の風切り音。

特徴的な魔力の気配に、ホッと息が漏れる。



「助かったよ、講師センセイ……っ」


「フォ、フォ……ッ!?」



敵対者(マモノ)の周囲に、縦横無尽の鉄弦(てつげん)が張り巡らされる。

超重量級の怪物を、鋼糸(コウシ)の捕縛結界で封じ込めたのは、緑マントの演奏家。


あの一瞬で、(きょ)かん……ミス、巨大な敵対者(マモノ)を、手・足・腰・胴・肩・首の全てを雁字搦(がんじがら)めにするなんて!



(『鋼糸(いと)使い』ってスゴいなー(歓喜)、アコガレちゃうなー(恍惚)!)



凶悪な敵対者(マモノ)さんも、まるで蜘蛛の巣にひっかかったチョウチョの有り様。

あるいは、虫ピンで刺された昆虫標本みたいな無力さだ。



(よし、これを目に焼き付けて『鋼糸(コウシ)使い』の練習をガンバるぞい!)



俺は、興奮の鼻息で、両手をグーにした。





▲ ▽ ▲ ▽



「ハハハ、それでウチのリーダーを封じたつもりかい!?」



そんな声に、思わず足下である貨物車両(ワゴン)の天井を見下ろす(・・・)


天井の穴の向こう(・・・)で、最初にK.O.(ノックアウト)したはずの子供っぽい角付き鉄兜(ヘルム)が、勝ち誇る(・・・・)ように笑っていた。

アイツが<回復薬(ポーション)>を飲ませて気付(きつ)けしたのか、青年と女性の仲間も立ち上がっている。



「剣帝流の一番弟子、ですか……。

 なるほど世間の噂話というのは当てにはならない、恐ろしい使い手でした(・・・)


「…………なんだ、お前ら?」



敵からの賞賛の声。



「ウチのリーダーに血を流させる『無環(むかん)』とか、初めてじゃないかなー?」

「いえ、それどころか。

 『#1』(ナンバーワン)相手に『単身』で斬り合って手傷なんて、魔剣士でも居ませんでしたよ」

「こんなヤツが落ちこぼれなら、世間の魔剣士の大半は落ちこぼれよっ」


「………………」



まるで敢闘賞(かんとうしょう)だ。


つまり『残念ながら負けたけど(・・・・・)、よくガンバりましたっ』。



(コイツら、いったい何を確信(・・)してやがる……?)



まるで(・・・)小型の(・・・)魔物の(・・・)群れが(・・・)逃げて(・・・)くる(・・)ような、すさまじい不安感。



(何かの<魔導具>(マジックアイテム)時限罠(タイマー)でも作動しているのか?)



俺は、思わず魔力センサー【序の四段目:風鈴眼(ふうりんがん)】を併用して、周囲を探る。



「── 少年! 違う、目の前を()(たま)へ!!」


「コォー……ッ、フォォー……ッ! コォー……ッ、フォォー……ッ!」



講師センセイに言われるとおり見れば、相変わらず鉄弦(てつげん)拘束(こうそく)から逃れようと暴れる敵対者(マモノ)の姿で……。



(── いや、おかしいっ 『暴れる(・・・)』……!?

 鉄弦(てつげん)拘束(こうそく)が、(ゆる)んでいるっ)



「コォー……ッ、フォォー……ッ!」



敵対者(マモノ)が超重装甲の右手を持ち上げれば、引っ張られた鉄弦の先で、木材がベキン!と折れる(・・・)

人間の腕くらいの、丈夫な角材が、だ。



「少年……っ!

 すぐに離れ(たま)へ、様子がおかしいっ」



いつも飄々(ひょうひょう)とした講師センセイが、歯を食いしばり眉間にしわを寄せていた。



「コォー……ッ、フォォー……ッ!

 コォォォー……ッ、フォォォォー……ッ!

 コオオォォォォッ!、フオオォォーッ!!!」



呼吸が激しくなると、全身から立ち上る魔力がさらに濃く(・・)なる。

今まで<ラピス山地>の魔物でも見たい事のない、『濃い紫色の魔力』が。


通常の人間の魔力は、暖色の白熱灯か、ロウソクの灯りくらいの、黄色とオレンジの間。

『濃い紫色の魔力』とか、とても(・・・)人間とは(・・・・)思えない(・・・・)



だから(・・・)遠慮なく【()ち】殺傷(・・)バージョンで叩き斬れたんだが……。

 本気でニンゲンじゃねーのか、コイツっ)



ちょっとビビりながら、そんな事を考えていると。


── バチッ……バチバチバチッ……!と、鉄弦(てつげん)がまとめて数本切れて、上半身が解放される。



「コオオォォォォッ!、フオオォォーッ!!!」



野獣(ケダモノ)の遠吠えか、魔物の叫声(さけび)か。

敵対者(マモノ)は、顔の前でバケモノ大剣を両手で握り、剣先を真っ直ぐ天に向ける。


全身から立ち上っていた『濃い紫色の魔力』が(から)みつき、磨き上げられた鏡面のような剣身を、真っ黒に変える。



── 『闇色の大剣』。



それ(・・)が軽く触れただけで、敵対者(マモノ)の下半身を拘束していた残りの鉄弦(てつげん)が、まとめて(はじ)け飛んだ!



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