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光と闇のシンクロ  作者: 旭日 陽
第四章  邪霊来襲
43/51

第33.25話  各地、戦場にて ~零奈~

紅太郎がオルガやバクラと戦っている時、

零奈、伊月、誠太郎はどうなっていたのか。

3回に分けて投稿します。

まずは、紅太郎の妹・零奈です。


(今回は短めです)


邪霊来襲編⑰


・零奈


「いぃけえぇぇぇぇ!!!!」


零奈は手にこめた力を一斉に解き放った。


ドカーン!!


邪霊人形の数体が吹き飛んだ。

でも⋯⋯⋯


「ぜぇん全然っ減らない!」


倒しても倒しても倒しても倒しても倒しても

たおしてもたおしてもたおしてもたおしても

減らない邪霊人形に零奈は疲れてきた。

しかも、零奈の視点だけでもこれだけの

数である。一体倒して、視界が少し明けたと思ったとたんに

次の邪霊人形が現れてくる。まるでバクラの城から生えてくる

ように⋯⋯⋯

零奈が目視できる範囲だけでも50体は見える。


「はぁ⋯⋯⋯フゥン!⋯⋯⋯ん⋯⋯?」


氷の<ザドキエル>のはずだが、零奈の身体の熱で溶けてきた。


「まずい!!」


零奈は一歩後方へ下がった。



パキッ⋯⋯⋯


「!?」


バキィ⋯⋯⋯カキギッ⋯⋯⋯


零奈は嫌な予感がした。


バキィ!!


ドカーン!!!


ドドドドドドドドド!!!!!!!!!


ザバァーン!!


大量の水が城の壁を打ち破り、街中に侵入してきた。

零奈はすぐさま氷の台のようなものを生成し、それに乗り、

すぐにその場を離れた。時間にして僅か3秒。


キイィシャァァァ!!!


邪霊人形は次から次へと波に飲み込まれていった。

そして零奈は見逃さなかった。人形たちが流される直前に

口を開いたことを。


「⋯⋯⋯⋯⋯し⋯⋯⋯と⋯⋯⋯ぞく⋯⋯⋯つ⋯⋯な⋯⋯⋯とき⋯⋯⋯」


「か⋯⋯⋯され⋯⋯⋯ら⋯⋯⋯」


「⋯⋯ざ⋯⋯る」


零奈の周囲にいた邪霊人形は流されていった。


「なんなのよ⋯⋯⋯」


次々と倒壊していく街並み。水に飲み込まれていく

濁流となりて。邪霊人形は意味深な言葉を残して死ぬ。

あの日の大津波を思い出される。


「あ⋯⋯⋯」


零奈の目がとまった。

その先に居たのは⋯⋯


「お兄ちゃん!?」


「と⋯⋯誰?⋯⋯オルガに似てるけど⋯⋯」


零奈は城からそこそこ離れた地点にとどまり、様子を傍観することにした。

下手に介入して邪魔してはならないと思った。それに支援するほどの

体力は零奈に残ってなかった。



「⋯⋯⋯来なんし⋯⋯⋯」


「へ?」


何かが聞こえた気がした。






第33.5話 各地、戦場にて ~伊月~ につづく













































最後まで見ていただきありがとうございます。

次は伊月です。近日中に投稿します。

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