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綿 虫

作者: 詩織



冬の静かな曇りの日


ふわふわと空中を


細かい綿のようなものが

漂っているとしたら


それが綿虫である。




綿虫は 乳白色で


日陰ではその羽まで見えることも


まれにはあるが…



ちょっと目を離している間に


もう流れ去ってしまう。




綿ぼこりのようなその身にも



生命(いのち)はあり、



生の営みがあり、



それ故の死があるのだろう。




「綿虫の舞いひたすらの楽の中」




朝子 2019*1*11





..................



静かで気分の落ち着いている時でないと



気がつかぬほど小さな虫であるが そういう情況と心境が相まって


詩人の心を惹きつける所以であるのだろう。







明けました。



おめでとうございます。



平成31年1月11日




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― 新着の感想 ―
[良い点]  明けまして&新年初投稿おめでとうございます。  え、綿虫ですか? そんな虫がいるとは知りませんでした。画像を調べてみたら、雪の結晶みたいで結構可愛いですね♪ 飼ってみたいけど、些細な気…
[良い点]  線虫?  興味が湧いたのでネットで調べてみました。  するとなんと、地球上で一番繁栄している生物だと書いていました。  一億種類もいるとも言われており、人間に寄生する回虫も線虫だそうです…
[良い点] 綿ぼこりのようなその身にも 生命はあり、 生の営みがあり、 それ故の死があるのだろう。 なかなか深いお言葉だと感じました? 自分が病気になってから、命の重みを感じる様になりました。 [一…
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