表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
92/96

ワイバーンの襲来です。

 とうとう、その日が来た。

 みんな、起きて周囲を警戒している。

 そして、もうすぐ夜が明けそうになったころ、奴らの姿が見え始めた。

 「まずは、俺が試すか。」

 ユウトが手をかざすと共に水の塊が集まって、飛んでいく。

 すると遠くの影が1つ落ちた。

 その時、ユウトに変化が訪れる。

 なんと、光に包まれたのだ。

 少量出し、すぐに消えた。

 「ユウト何があったんだ。」

 「予想通りだ。あと2種類の敵を倒せば終わりらしい。」

 その言葉に俺らの士気は大いに高まった。


 さらに近づいた所で俺らは弓を構える。

 皆、矢先に魔法を込めている。

 「いいか、合図で一斉に行くぞ。」

 距離が近づき、そして・・・

 「放って!」

 20の矢が飛んでいき、ワイバーン達を打ち落とす。

 何人か光に包まるが、全員ではないし、ワイバーンも残っている。

 第2、第3、と撃ち残るは数匹。

 だが、ここにいる全員は既に条件を満たしたはず。

 「さて、子供たちの番だぞ。」

 ユウトの声に見逃していたことに気付いた。

 そう言えば子供たちも対象なのか。

 そう思い、子供たちを見るとあの使い捨ての杖を数本持っている。

 そして、全員がワイバーンにめがけ氷の礫を放っていった。


 他の村も無事に犠牲なしでクリアしたようだ。

 それほど、あの杖は強かったらしい。

 さて、ここで終わらないのがユウト。

 実は・・・

 「さて、このワイバーンをどうやって食べよう。」

 倒し終わった後、ワイバーンの死体を回収し、マークによって解体してもらったのだ。

 そして、その肉を食べようとしている。

 「シンプルに焼いて食べてみるか。」

 1口食べてからユウトが驚いた表情を見せる。

 「どうしたんだ?」

 「おいしい。」

 早速、ユウトはアリアとリーンに各村に特製料理について教え、大いに儲けたようだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ