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新拠点を整備します。

 次の日、魚と貝を食べると俺たちは岩場に移動した。

 早速、ユウトとジェシカはどのように穴を掘るか相談を始める。

 その間に俺らは割り振られた仕事を始める。


 まずは寝床に使う葉を集めて来ること。

 焚火に使う薪を集めて来ること。

 川までの道を歩きやすくすること。

 近くの山菜を集めること。


 これらを集めないといけない。

 まずは、薪と葉を集めよう。

 だが、これが意外に疲れる。

 薪の方は問題ないが、葉の方は下に敷く葉と体と接する葉で大きさが違う。

 そんな訳で時間が掛かる。

 しかも足りない分は木や植物から直接取る必要がある。

 気が付くと昼過ぎになっていた。

 ユウトたちの相談も一段落してこっちに合流してきた。

 「そろそろ昼にするか?」

 その言葉に俺たちは頷いた。



午後も寝床の葉っぱ集めに時間を取られ、終わった頃には日が傾いていた。

「終わっ、た、よ?」

なんか今、見てはいけないものを見た気がする。

透明の液体が岩を食べていたのだ。

「お帰り。どうした?」

「あれは?」

「ああ、あれは掘削魔術だよ。」

言われてみると確かに岩に穴を開けているだけで砕いた石は尻尾の方からどこかに運ばれている。

「時間も余っているし、簡単な魔法でも教えようか?」

その言葉に俺は強く頷いた。

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