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ひとまず戻って情報交換しました。

 ジェシカが落ち着いてから俺らは下流に戻った。

 流石にあの後先に進むのは、憚れたからだ。

 アリアさんは俺がジェシカさんを落ち着かせている内に、ゴブリンの死体を埋めてくれた。

 その後はゆっくりと下って行く。

 下流の場所に戻ってしばらくしたところで、ユウトさんたちが戻ってきた。


 ユウトさんが魚を獲ってきて食事をしながら、情報を交換する。

 「ジェシカたちの方はゴブリンのような生物が現れて断念したのか。」

 「ごめんなさい。」

 「いや、別にいいさ。それに敵性生物がいるってことがわかっただけでも十分だ。」

 ユウトさんは納得した様子で言う。

 「そっちはどうだったんですか?」

 「こっちは狼に襲われたけど蹴とばしたら逃げていった。そのあとは、よさそうな岩場を見つけた。そこなら雨風をしのげると思う。」

 「それはよかったわ。」

 山菜のサラダをつまみながらジェシカが相づちを打つ。

 「そうなると、取りあえずまだ日もあるし、みんなで見て来るか?」

 「それがいいわね。」


 遅い昼食を食べ終えた俺らはユウトさんたちが見つけた岩場に向かった。

 岩は大小合わせて20前後、大きい岩場の影を利用すれば問題ないかな?

 「このぐらいの岩なら加工できるし、ここに住むなら穴を開けるつもりだ。」

 「いいんじゃないかしら。問題は、男衆ね。」

 確かに女性としては不安に思うところだろう。

 「それは信じてもらうのとこっちで互いに見張るしかないな。」

 そんな訳で加工の時間も考えて明日に移動することとなった。

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