予想外の襲撃者です。
栗の収穫が終わり胡桃も収穫を終える。
最近は、海も寒くなってきたので釣りがメインだ。
そんなある日だった。
「っ!?」
その日アリアは何かを感じて起きる。
「ん~。だめです。」
横には幸せそうに寝ているリーンがいた。
「気のせい?」
その意見をすぐさま捨てる。
ユウトが言うには私はそういった気配を感じやすいらしい。
じゃあ、何かと言われると説明しにくいのだ。
その時だった。
今まで何度も感じた害意。
私はリーンを抱き抱えると氷室に入る。
と同時に、家が爆発した。
そいつらの襲来は夜明けすぐだった。
「なんだ、あれ?」
シンジは空に浮かぶ鳥のような影を指す。
「鳥でしょ?」
そう言った、カップは言う。
この時点で誰かを呼べば結果はもう少し変わっただろう。
しかし誰も彼らを責めることはできない。
直後、2人は炎弾に呑み込まれ事態理解する前に炭となった。
轟音と共に目を覚ます。
石の家から外を見るとそこは地獄だった。
目に見える限り、火の海。
「な、何が?」
俺は目の前の惨状に硬直する。
「よくわからんが海に行くぞ。」
起き出したみんなは海にはいっていく。
そこでようやく、襲撃者を見ることができた。
その名は・・・
「ワイバーン。」
亜竜と呼ばれる存在が飛び回っていた。




