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問題の住人達と邂逅です。

 それを見つけたユウトは俺とヤギを茂みに隠し、様子を見る。

 「誰か来るな。ちょっと待ってろ。」

 そう言うと静かに移動して行き、すぐに戻ってきた。

 レンを連れて。

 「ユウト、あの人たちがあの・・・」

 「お前たちを虐げてた、奴らか。」

 ユウトが耳を澄ませてから言う。

 「今の所は友好的だな。」

 「そうやってだまそうとして・・・」

 「落ち着け。」

 レンの感情が高ぶって来たのを鎮める。

 「別にお前たちを信じてない訳じゃない。友好的である以上少しの間は問題ない。それに、この辺で出会う可能性は伝えてある。」

 そう言って少し考えて言う。

 「レン。この場所にアンネを連れて来てくれ。まずは邪魔なヤギを持ち帰りたい。そのあとはお前もアンネも戻っていい。ただ、転移陣は残しておいてくれ。」

 「俺は?」

 「ミツルはヤギと一緒に先に戻ってくれ。ただ、往復を頼む。」

 「わかった。」


 早速レンが消え、アンネを連れて来る。

 アンネは奴らを見た時に肩を震わせたが落ち着いて転送のスキルを使う。

 俺はヤギを5頭ずつ輸送していく。

 「じゃあ、みんなを任せた。」

 最後の5頭と共に俺は転移陣に乗った。 

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