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釣りをします。

 竿自体は糸もあったし簡単にできた。

 浮きは木片で、針は金属製で岩場で拾った貝や蟹をつけて海に垂らすと面白いように釣れる。

 しかも15cmぐらいある魚がだ。

 釣った魚はすぐに捌かれ、壺に内臓を入れる。

 少し発酵させた方がいいとユウトが言っていた。

 そんなユウトは何か作っていた。


 2日で十分な量の内臓を集めた。

 あとは銛だな。

 「ほい。」

 ユウトが銛を取り出す。

 「これを?」

 「ああ。」

 ユウトが銛の説明をする。

 この銛は先が簡単に先が外れる。

 しかし、返しがあり細いロープがつながっているので逃げられない。

 問題はそれをしっかりと打ち込む技量がいる。

 「ミツルに任せる。」

 マークの言葉に男性陣が頷く。

 え?マジで?

 「銛の扱いならミツルが一番だ。」

 ユウトが言う。

 マジで?

 結局、俺になってしまった。


 筏は数日かけて見事に作り上げた。

 大体の材料は畑の時に切った木だが。

 そしてとうとうその日が来た。

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