表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/96

選択を迫ります。

 救助して10日が経った。

 救助した人たちは完全に回復した。

 そこで選択を迫るときが来たようだ。


 救助した人たちを集めてジェシカが言う。

 「貴方たちには救助した次の日に言ったようにここに残るか、出て行くか選択してもらうわ。残るならちゃんと働いてもらうし、出て行くなら数日分の食料を渡すつもりよ。」

 ジェシカの言葉に助けられてた人たちは顔を見合わせる。

 「もう、頼れるのは自分しかいないわ。だから、誰かと相談するんじゃなくて、自分で決めて頂戴。」

 その言葉に人々は決めていく。

 「2人はどうするんだ?」

 俺はレンとアンネに聞く。

 「自分たちは残ります。何ができるかわかりませんが、精一杯頑張ります。」

 「そうか。これからもよろしく。」

 結局、残ることにしたのは、レンとアンネ、それにエルフのミーシャと子供たち4人となった。


 「ミーシャのスキルは交換、って何?」

 「はいー。これはアイテムを上位、もしくは下位の物に交換するスキルです。」

 話によるとこれが聞くのは主に植物で種を得るのにしか使えないためひどい扱いだったようだ。

 ただ、鑑定スキルで植物を調べられる俺からすると貴重なスキルだ。

 これで、薬草の類を育てられる。

 これにはユウトもジェシカも賛成の意見だった。

 こうして俺らは新たな仲間たちを加えることとなった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ