表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/96

スキルを見つけました。

 その結果に驚く。

 「どうした、ミツル。」

 「ちょっと待ってくれ。」

 俺はユウトに鑑定と念じる。

 すると・・・


 蒼木ユウト・・・所持スキル 調薬


 「ユウト、ちょっと手伝ってくれ!」

 「お、おう。どうした。」

 俺は燃えている薪を松明にして森の方に行き薬草を採ってくる。

 「これに〝調薬”と言ってくれ。」

 「調薬?」

 その時ユウトが驚きの表情に包まれる。

 そして、薬草が丸薬に変わった。


 「何をしたのよ?」

 「俺にもわからん。いや、まさか?」

 「多分、全員にスキルがある。」

 そう言うと俺は先ほど見つけたことを話す。

 「みんなのスキルを教えて頂戴。」

 ジェシカの要望に答える。


 ジェシカは回復魔法、アリアは探知を持っている。

 他には戦闘系が4つに生産系が4つ。

 その中に道具作りなるものがある。

 「もしかしたら、何か作れるかも。」

 そう言うのは道具作りを持っている女性のエルフィ。

 「ちょっと調べたいことがあるからこれをとがらせてみてくれ。」

 ユウトは木の枝を渡す。

 「えっと・・・尖れ。」

 そう言うと同時に先が尖る。

 「じゃあこっちはどうだ?」

 そう言って、金属の棒を渡す。

 「尖れ。あれ?」

 しかし、何も起きない。

 「多分、そのスキルは非金属に対してのみ効果がある者じゃないか?いや、金属を取り付けるぐらいはできるかもしれないが。金属加工は、鍛冶スキルじゃないかな。」

 「じゃあ、そんなに強くない?」

 「いや、十分だ。今まで時間が掛かっていた籠作りが一瞬で終わるからな。」

 確かに、籠はなんだかんだで役立つからな。

 「今日は遅いし、明日話をしましょう。」

 その言葉でお開きとなった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ