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387話 え?Σ(゜Д゜)

「さて、後は放送があった音楽室だな。また、厄介なことになっていなければいいが・・・」

 スレイの言葉に、明らかフラグ立ってたもんなぁ、と僕は思い出す。

「でも、また空間が歪んでたらどうするんすか? 今度はデカちゃんいねーっすよ?」

 ミキさんから質問が飛んだ。

「それなら、心配無用だよ!デカが途中で抜けたって聞いて、駆けつけたんだ!」

 僕よりも少し高いだけのチビさんが胸を張りながら答えた。あれ、なんでここに。と、いうかいつの間に。イベントキャラって時折神出鬼没だなぁ。

「デカちゃんは、また別の場所に行っちゃうことになっちゃったから、代わりにあたしが来たの。一応、こんななりだけどそれなりに戦えるから! ちなみにあたしも物理攻撃型なんだー。あ、得物は近距離がいい? 遠距離がいい?」

「じゃあ、中距離で」

「中距離とはなかなかコアな選択だね! オッケー!」

「オッケーなのか!?」

 マサヤがつっこんでるけど、本人が大丈夫というなら大丈夫だろう。すぐに取り出した武器をチビさんが装着した。

「鎖鎌とは、また特殊性の高い武器ですね」

 慣れれば、遠距離でもいけるだろうが、鎖の長さは長いというわけではない。確かに中距離武器と言えるだろう。

「中距離ってことは、あたしは基本的に相手の撹乱と味方の補助ってことでいいのかな?」

「うん、お願いするよ」

「勝手にお願いしてるよ、テルア君。まぁ、いいけど・・・」

 カカシさんがぼやいているけど、やっぱり一人は補助役ほしいし。さて、準備は整った、これで、完璧!とか思っていた僕は落とし穴にはまった。

「あのー、この状況ですっげえ言いにくいんですけど・・・俺とテルア、そろそろログアウトしないとダメなんですが」

 マサヤが挙手しながら、爆弾発言をかましてくれたのだった。


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