1話から10話の“まとめ”
超絶暇人です
明けましておめでとう御座います!
さあ、龍神録の復活です!
いやぁ…この前なんかは消されて呆気なかったんですがね。
しかし、復活したは良いのですが、さすがに面倒でpixivに書いた小説をまんま載っけました。
ですので、文は駄文のままです、すみません!
取り敢えずは、復活出来て嬉しい感じです。
ではどうぞ!
第1話 知らない世界に俺は居た
まず自己紹介をしておく…
俺の名前は
拳咲 龍神…
15歳だ。
変な名前?そんなのはわかっている。
今俺は、幻覚を見ているのか?
そうなったのも今から…
今から1時間前…
俺は休日を有意義に過ごす…
つもりだった。
俺には友達がいない。いるとしても、たまに会う幼馴染みぐらいだ。
1ヶ月前に引越したんだ。
中3にもなって、勉強もできない、友達もいない…
ああ…いっそのこと、死にたい。
この世界から抜け出したい。
?「なら、私達の世界にくる?」
一瞬、その姿を確認した。
帽子を被った金髪の長髪。
変な服を着た女性。
そして…
俺はその女性に連れ去られた。
気付いたら知らない森の中。
と言うわけ…
龍「ここはどこだ?」
俺は歩いていた。
ただひたすら、その先に道があると思い。
龍「お~い!誰か~!」
当たり前、こんな森の中に人がいるわけ…
?「わはー。」
龍「⁉」
誰かの声がした。
間違い無い。
人だ!
龍「お~い!誰か~!助けてくれ~!」
必死に叫ぶ。このチャンスを逃したら、俺の人生は知らない森の中でENDしてしまう。
それだけは嫌だ。だから、ただただ、
叫ぶ。
?「ん?人間?」
龍「お~い!助けてくれ~!!」
?「あは♪人間だ♪」
俺の前に現れたのは黒服ドレスの少女。
?何だ?地に足がついてないぞ⁉
龍「⁉」
?「あはは♪ねぇ、あなたを食べてもいい?」
俺は耳を疑った。
俺を…食べる?
何を言っているんだ?
龍「あの…君は名前…何て言うの?」
俺はビビりながらそんな事を聞いた。
逃げた方が良いのに、俺はバカだ。
?「私はルーミア、妖怪だよ。」
少女はニヤリと笑う。
妖怪?絵本でしか聞いた事がないぞ⁉
でも、本物なら…
ヤバい!
・・・
?何でだ?何で俺の体が動かない⁉
動け!動け!俺の体!動け!!!
少女はゆっくりと近づいてくる。
もう…ダメだ、終わりだ。
まだやりたい事がたくさんあるのに。
ここで死ぬなんて…
ル「いただきま~す‼」
龍「うわあああああああああ!!!!!」
・・・
あれ?生きてる。
体もバラバラじゃない!
少女は口から血を流して倒れている。
龍「よ、よくわからないけど、助かった!」
俺は起き上がり、また歩きだす。
と…
龍「光?」
俺は光に向かって、走る。
そして…
バサーーン
龍「やった~~!!!」
俺は森から抜け出した。
が、つかの間…
龍「何だ?これ?」
俺の目の前に紅い館が建っていた。
第2話 俺の力は龍の力⁉
前回の俺は…
金髪の変な服の女性に連れ去られ、知らない森の中に。
歩いていると黒服の少女に食われそうになり
(決して変な意味では無い) 逃れ逃れて森を抜け、紅い館が現れた。
龍「あの~…」
?「はい?」
門に人がいたので尋ねる。
龍「ここは…どこですか?」
?「ここは紅魔館ですが…」
龍「あなたは?」
?「私は紅 美鈴です。」
チャイナドレスの女の人は不思議そうに答える。
紅「あなたは?」
龍「お、俺は拳咲 龍神。迷ったんだ…」
少年説明中…
紅「そうなんですか…」
龍「お願いです…助けてください!」
紅「…わかりました、さあ、とりあえず、お入りください。」
龍「…美鈴さん…」
俺は紅魔館に入れてもらった。
龍「すごく広いですね。」
紅「そりゃもう、私だってここで長く働いているけど、今だに驚くんですよ。」
龍「はあ…」
?「美鈴、仕事をサボって何をやっているの?」
突然現れたメイド服の女性は美鈴さんに歩み寄る。
紅「あ、咲夜さん…」
龍「待ってください!」
?「誰?」
龍「美鈴さんは悪く無い、俺が頼んでここに入れてもらったんだ。」
?「美鈴、本当なの?」
紅「はい…実は…」
少女説明中…
?「…わかったわ…私は十六夜 咲夜、お嬢様に頼んでみるわ。」
龍「ありがとうございます。」
紅「良かったですね。」
咲夜さんが頼んでくれたおかげでとりあえず、お嬢様?に会う事になった。
龍「お嬢様ってどんな人なんですか?」
咲「心配ないわ、カリスマがすごいだけ。」
龍「カリスマ…」
咲「ここよ。」
咲夜さんはデカい扉を指す。
龍「デカい…ですね。」
コンコン
咲「お嬢様、連れて来ました。」
?「入りなさい。」
ガチャッ!
咲「失礼します。」
俺も扉を押してみたが、思いのほか軽かった。
龍「あの…し、失礼します。」
?「どうぞ、座って。」
龍「あ、どうも。」
?「レミリア・スカーレットよ、あなたは?」
龍「拳咲 龍神です。」
レ「じゃあ、龍神、あなたにやってもらいたい事があるの。いいかしら?」
龍「は、はい!僕に出来る事ならなんでも。」
レ「妹と遊んでくれる?」
龍「遊ぶ…ですか?」
レ「フラン、いらっしゃい。」
お嬢様がそう言うと、ドアから赤い服の幼女が現れた。
そう言えば、お嬢様も幼女?
フ「お兄さんが遊んでくれるの?」
龍「う、うん。」
フ「あはは♪嬉しいな♪」
笑顔がかわいいが背中に何かある。
龍「背中のそれは?」
フ「これは羽だよ、吸血鬼としての。」
今何て言った⁉吸血鬼⁉
フランは俺の手を掴み取り…
フ「あまり早く壊れないでね。」
フランはドアの中に俺を連れていった。
カチャ
龍「何を…」
フ「するんでしょ?弾幕ごっこ。」
龍「弾幕ごっこ?」
フ「行くよ?」
フランはそう言うと、いきなり…
ダッ
ダッシュで俺に近づいてくる。
龍「は、はあ…」
フ「それ!」
フランは俺に拳を向ける。
龍「うわあああああ!!!!!」
俺は頭の中が真っ白になった。
瞬間…
スパッ
俺はフランの拳を止めていた。
フ「⁉」
龍「・・・」
意識はあるが、どう見ても俺じゃない気がする。
ググッ
俺の手に自然と力が入る。
ヴォーーーン!!!
俺の体は青い業火に包まれる。
龍「フゥオオオオ…」
俺は…一体…
龍「ウゥゥオオオオオオオ!!!」
ヴァーーーン!!!
天の視点
龍神の姿は
青い皮膚、湧き上がる筋肉。
胸筋、腕、腹筋は8つに割れている。
後ろには長さ1.5m程の尻尾、背丈は2mを軽く上回る。
顔はあの、ドラゴン、龍の顔に…
角は頭や背中に生え、手や足には鋭いツメ。
特に足は人ではなく、獣の太い三本指の足。
目もキリッと鋭く、黒い瞳が光る。
口には牙では無い牙が見え、口を開けると牙が無い。
首は人と同じで、限りなく人に近い龍に変わった。
龍「俺の名は龍神。名の通り龍の神だ。」
スバッ
龍神は凄まじい速さでフランに突っ込む。
フ「⁉」
龍「ふんっ‼」
ズガッ!!!
フ「あぅ…!!!」
かなり大きい拳がフランの腹を打ち抜く。
龍「もう一発!!!」
グリッ
龍神は拳をそのままにひねりを加え、さらに打ち込む。すると…
ビシュォーーーン!!!!!
フランの身体からトルネードが突き抜ける。
フ「ぐふ…げは…」
フランはこの一撃で口から血を吐き出し、白目で倒れ、気絶する。
その後も若干の痙攣を起こす。
龍「やり過ぎたか…」
シュオーーン
再び青い業火が身体を包む。
すると…
龍「あれ⁉一体何が?」
龍神は記憶が無いようだ。
レ「・・・」
咲「お嬢様、もしかしてあれを知っていて…」
レ「いいえ、彼が力を持っていたのは知っていたけど…まさか龍だったなんて…しかもフランを一撃で…」
龍神の視点
龍「俺は一体何を…」
俺はあの瞬間から記憶が無い。
攻撃をしてきたフランが気絶している時点で何かあった筈…
ガチャッ
レ「龍神。」
龍「お嬢様、いや、レミリア、一体何があったのか教えてくれ。」
レ「あなたは龍になったのよ。」
拳咲 龍神のプロフィール
拳咲 龍神
年齢:15歳
性別:男
身長:170cm
体重:55kg
若干の筋肉質の身体で、少々痩せている。
性格はおとなしめで、たまにはしゃぐ。
170の長身+アニメの主人公寄りのイケメン
だけどモテない。
頭が非常に悪く、数学は常に0点。
五教科で100が限度。
一番得意なのは美術で、絵がとても上手い。
ちなみにまだ中学3年。
学校の服装はブレザー。
髪はストレートの長め。(全体的に)
友達がいない…
龍「…最後のはダメ…」
作者「ゴメン…」
先祖が龍の神様であるらしい…
友達がいないのはそのせいもあると…
(龍は孤独を好む 数が少ないから の二つ)
龍神は龍に変身できる。
(本人に変身時の記憶が残らない)
龍になると声が低くなる。
(体が変化を起こすのが理由。
龍の時は、アニメ 北○の拳の主人公、ケン○ロウの低い声
人間の時は声優のような声)
スペルカード (これから出てくるやつ)
裂拳「八裂」
破拳「バスターインパクト」
崩拳「粉砕の拳」
「龍拳」
スペルカード外 (これから出てくるやつ)
龍の一撃
龍の裂蹴
龍の怒り
作者「まあ、これからが多いですね。…え?だったら物語が進んでからにしろ?・・・
無理ですね。まあ説明は早い方が良いじゃないですか。どちらにせよ、説明しなければ理解しきれない部分があるので。」
第3話 銀髪剣士 参上!
前回の俺は…
紅魔館で美鈴さんに助けてもらい、中にはいったらメイドの咲夜さんに会い、訳を説明したらお嬢様のとこへ行く事になり…
そしてそのお嬢様が妹と遊べと言い、出て来たのは赤い服の少女で、その少女はなんと吸血鬼!考える暇も無く連れていかれバトルするはめに…
だけど…
気がついたら少女は倒れていた。
俺は龍になったらしい…
龍「俺が…龍に?」
レ「ええ。」
龍「龍って言うと、あの…」
それよりも、何で俺は龍になった?
そう言えば4歳の頃、婆ちゃんが俺の先祖は龍神様とか言ってた気が…
婆ちゃんはすごい霊能力者だったそうだし、もう居ないけど…
その龍神様が、俺の体を借りて出てくるって事か?
龍「俺の…先祖…」
レ「龍神、あなた、良かったらここで執事として働かない?」
龍「…いや、ありがたいけど、俺はこの力を…力の意味を知りたい。」
レ「そう、残念だわ。けど…」
龍「けど?」
レ「あなた体に流れる龍の血、少し味見させてもらってもいいかしら?」
龍「…ぎぁああああああ!!!
レミリアは舌なめずりをしながら近づくなか、俺の意識が…また…
ヴォーーン!!!
龍「ウヲオオオオォォォ!!!」
さて、血を吸われるのは俺もごめんだ。
壁をブチ破るか…
天の視点
龍「破拳「バスターインパクト!」
龍神は拳を前に突き出し、壁に向ける。
そして…
龍「ふんっ!!!」
バォン!!!
ズガーーン!!!
龍神の放った拳気が壁をブチ破る。
レ「⁉」
龍「じゃあな!」
スバッ
龍神は空いた壁に向かって飛びだした。
龍「ふ~、久しぶりの空だ…そうだ、どれくらい高く飛べるかやってみるか。」
龍神はニヤリと笑いながら…
龍「そら‼」
上へ物凄いスピードで飛ぶ。
龍「いいねぇ久しぶりだ!この感触。」
龍神が飛び続けていると…
龍「ん?」
世界が変わり、長い階段が見えた。と…
ヴォーーン!!!
龍「…あれ?ここは?」
元の龍神に戻った。
龍「レミリアいないし…おかげで血を吸われずにすんだけど。」
龍神はホッとする。
龍「…何この階段?」
龍神は長い階段に気がつく。
龍「やめてよ…鬼畜過ぎるよこの階段。」
凄く嫌がる龍神。と…
ヴォーーン!!!
龍「あれ?また?」
バァーーーン!!!
龍「…入れ替わりが激しいな…全く。」
龍神はため息をつく。
龍「さて、走るか!」
そう言うと…
ビュォン!!!!!
龍神は一瞬で階段を登りきる。
龍「なんだ…もっとあるかと思ったぜ。」
?「何者?」
龍神が振り向くと、そこには銀髪の少女が立っている。少女は二本の刀持っている。その内の一本を構える。
龍「ああ、ちょうど良かった。ここどこかおしえ「それ以上近づいたら、斬る!」はっ⁇」
少女は龍神を敵として見ている。
龍「誤解していないか?俺は単に「黙れ!バケモノ‼幽々子様には指一本触れさせない‼」おい」
少女は刀を抜き、龍神に斬りかかる。
龍「話しを聞け…」
「龍の裂蹴!」
龍神は刀などお構いなしに、神速の蹴りをたくさん放つ。
ズバババババッ!!!
?「蹴り⁉なら…」
「断命剣「冥想斬‼」
少女は刀にオーラを纏わせ、刀を振る。
ガガガガガッ!!!
龍神の蹴りと少女の斬撃がぶつかる。
そして…
ガキーン!!!
龍神の蹴りが少女の刀をはじく。
?「くそっ!」
龍「ふんっ!」
スバッ
龍神は少女の顔面に拳を放つ。
そして寸止め…
?「ひっ!」
龍「話しを聞け…俺は単にここはどこか聞きたいだけだ。」
?「…ここは…冥界です。」
龍「じゃあこの屋敷は?」
?「白玉楼です。」
龍「お前は?」
?「私は魂魄 妖夢です。あなたは?」
龍神は拳を下げる。
龍「俺は拳咲 龍神…だ。」
妖「龍神ですか…名前通り、龍ですね。」
龍「本当はこの俺じゃない。」
ヴォーーン!!!
龍「本当は…」
妖「⁉」
龍「…あれ?…うわ!き、君は?」
妖「・・・」
妖夢は言葉を失う。
妖「あの~…あなたは?」
龍「俺は拳咲 龍神。」
妖「なるほど…」
龍「え?」
少女説明中…
龍「龍になっちゃったか~…記憶が残っていればな~。」
妖「しかし、あなたは何故、龍になれるのですか?」
龍「よくわからないけど…俺の先祖が龍の神様だからだと思う。」
妖「転生ですか…」
龍「多分ね。でも、ここに来る前は普通だったんだ。」
?「妖~夢~どこにいるの~⁉大変よ~!」
妖「幽々子様!」
龍「お詫びで何か手伝える事があればなんでもするよ!」
妖「では、是非お願いします!」
第4話 白玉楼の亡霊少女
前回の俺は…
レミリアに血を吸われそうになり、叫んでいたら…
そこから記憶が無い…
なぜか俺は超バカ長い階段の前に居た。
そこからまた記憶が…
でも変身する瞬間は残っている。あの時俺は青い炎に包まれていた。
そして気づいたら銀の髪の少女が居た。
彼女は俺と闘ったと言っていた。
彼女と話しをしていたら女性の声がして…
妖「幽々子様!いかがなされましたか⁉」
妖夢は声を張り上げ、心配をする。
?「お腹が空き過ぎて死にそうよ~!」
妖「・・・」
龍「空腹かよ…」
女性はお腹を押さえて駄々っ子ように騒いでいる。
妖「少々お待ちを…」
龍「…あの~、幽々子様…ですか?」
?「あら、あなたは?」
龍「拳咲 龍神です。」
?「龍神…良い名前ね。私は西行寺 幽々子よ。」
龍「一つ聞いて良いですか?」
幽「何かしら?」
龍「その帽子の上に巻いている物は?」
幽「あ~これ?これは私が亡霊だからよ。」
龍「亡霊?えっ!死んでんの⁉」
幽「ええ、そうよ。」
龍「…にしても透けてない。」
幽「温かいし、触る事もできるわよ。」
幽々子さんは手を差し出す。
俺は触ってみる事にした。
龍「本当だ…」
幽「ね。…クンクン、良い匂い…」
妖「幽々子様、お食事ができました。」
幽「妖~夢~!もう、大好き‼」
妖「ありがとうございます。」
幽々子さんはそう言うと、テーブルに置かれた食事をガツガツ食い始めた。
相当腹が減ってたようだ。
龍「すごい食いっぷりだな…妖夢大変だろ。」
妖「いいえ、私はこの状態がいつまでも続けばいいなと、思っています。」
龍「へ~。」
幽「あっ!龍神君、あなたも食べていったら?」
龍「えっ?いや~でも~…」
幽「遠慮しないで。私はあなたに興味があるわ。それに、龍神君は妖夢を倒したそうじゃない。その実力、後で確かめさせてもらうわ。」
龍「…え?」
幽々子さんは凄く真剣な目で俺を見る。
俺と闘う?何を言っているんだ?俺は闘えない…
まさか…俺の中の龍神と闘うのか?
マジで何なんだよこの世界。
もうウンザリだよ…
確かにそう思いたくなるのも無理ないかもな。だが…このまま此処にいるのも悪くないと思うが?
お前…誰だよ!
俺はお前だ。
正確には、お前の言う龍神様が俺だと言う事だ…
…お前が、俺のもう一つの姿…
龍だったのか?
まあ、この世界に来てからだが、急に俺の力が強くなったんだ。だから俺はお前と入れ替わる事で、外に出る事ができる。
考えてみれば、お前はいつも俺のピンチで入れ替わってたけど…
たまたまだ…出ようと思えばいつでも出れる。ただ単にお前に死なれたら俺も困るからな。危ない時などに出ている。
お前の気分次第でもあるのか…
まあ、そうだな。
今ちょうどその時だ、どうする?
…俺の身体を使え。
よく言った。
龍「・・・」
幽「龍神君?」
妖「龍神さん?」
天の視点
龍神は立ち上がり、裸足で庭へ出る。
幽「・・・」
妖「まさか…」
龍「ふんっ!」
ヴォーーン!!!
龍「ウゥゥオオオオオ!!!」
ヴァーーーン!!!!!
龍「さあ、お望みの姿だ…」
幽「ウフフ…愉しめそうね。」
第5話 咲き乱れる反魂蝶 と 龍の拳
前回の俺は…
幽々子とか言う女性が空腹で叫んでいた。
妖夢が料理を作り行ったので、暇にならないように会話を始める事にした。
その会話の中で俺は驚いた…
彼女はなんと亡霊だそうだ。
でも透けてないし、温かいし、触れる。
この世界は不可思議だらけだ…
妖夢が料理を持って来たので、幽々子さんは食事をガツガツ食い始める。その中、幽々子さんは俺と闘うとか言う事を言い始める。
その時…
俺の頭の中で誰かの声が聞こえてきた。
もう一つの俺の姿、龍が話しかけてきた。
龍は俺と代わるかを聞く。
闘えない俺は龍に任せる事した。
龍「来い。」
幽「今行くわ。」
幽々子はそう言うと浮遊しながら龍神に近づく。
龍「行くぞ!」
幽「ええ!」
ズバッ
龍神と幽々子は空高く飛び上がる。
幽「それ!」
幽々子は綺麗な弾幕を放つ。
龍「弾速が遅い!」
スバッ
龍神は弾幕を軽く避ける。
龍「そんなんで俺を倒せると思うな。」
幽「そうね、なら…」
「亡舞 生者心滅の理 -魔境-!」
幽々子は弾幕を回転させながら大量に放つ。
斜めからも大玉弾幕を連続で放つ。
龍「今度は密度があるな。」
スバッ スバッ
龍神は弾幕を避けると…
龍「だが、俺には無いに等しい。」
龍神は拳を握り、幽々子に向けて…
スバッ
神速で突っ込む。
シュン
幽「⁉」
龍「くらえ!」
ブォン!!!
幽「再迷 幻想郷の黄泉還り!」
幽々子は龍神の下から弾幕が飛び出る。
龍「おっと。」
龍神は下の弾幕に気づき、後ろに下がる。
龍「なかなかやるな。」
幽「そっちも格闘だけで頑張るじゃない。」
龍「弾幕ほど俺に似合わない物は無い。俺はこの拳で闘う事が何より良い。」
幽「そう?でも、弾幕は時に美しく、時に強く、それが弾幕と言う物よ。」
龍「お前、拳舞を知らないな?」
幽「拳舞?初めて聞くわ。」
龍「拳も弾幕と同じ、いや…弾幕より美しく、強い。お前にも見せてやろう。
拳 と言う名の芸術を。」
「行くぞ!」
「拳舞 桜満開!」
龍神は幽々子の目の前まで近づき、攻撃をする。
龍「ふんっ!」
ズガッ‼
右で真っ直ぐ打ち込む。
幽「うぅふ…!」
龍「そら!」
龍神は片手の拳のみで幽々子の全身に無尽蔵に超音速で拳を放つ。
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!!!
龍神は右手の拳を ふと止め、右と左の拳を交互に繰り出し、光速の1.2.3を幽々子の腹部に減り込ませる。
龍神「お前の象徴はその後ろにある樹…“西行妖”…死を司る妖桜…なら、死のその先を見てみるがいい」
そう言葉を捨てるように呟くと、左に一回転して右の拳を幽々子の顔面に叩き込んだ。
龍神「これが桜満開だ…!」
すると幽々子は直後に全身から気の爆発が起こり、更に顔面を殴られた勢いで あり得ないスピードで真後ろの何も咲いてない大樹に激突した。
幽「ぅうう!…ぐブゥ…!!」
龍「立て…まだやれるだろ。」
幽「女の人に対して厳しいのね…」
幽々子はふらつきながら立ち上がる。
龍「全力で来い」
幽「いいの?」
龍「俺を誰だと思っている?」
幽「そうね…」
「反魂蝶 -八分咲- !!!」
幽々子の後ろの大樹が黒く染まり、幽々子と一体になる。
すると、幽々子は美しく、素晴らしい弾幕をレーザーと共に放つ。
弾幕と弾幕の間の隙間がかなり狭い。
それに弾幕は大量に放たれる。さらにレーザーは時間と共にどんどん狭くなるため、かなり避けるのが困難な技。
龍「それが全力か…」
「崩拳 粉砕の拳‼」
龍神は拳を広げ、再び強く握ると…
龍「ぅうおおおおお!!!」
龍神は拳を前に突き出す。すると…
ブァーーーン!!!
龍神の拳から絶大な気が放たれる。
幽「‼」
幽々子は驚く。
絶大な気は弾幕やレーザーを消し飛ばしながら幽々子に向かって来る。そして…
ドァーーーン!!!
幽々子に気が直撃。
幽々子は凄まじい気をくらい、思いっ切り吹っ飛ぶ。
幽「きゃああああああ!!!」
龍「はぁっ!」
スバッ
バッ
龍神は吹っ飛ぶ幽々子を神速で近づき、抱える。
幽「あ…ありがとう…」
龍「満足したか?」
幽「ええ…」
龍「じゃあな。」
ヴォーン!!!
龍「…あ~、大丈夫ですか?」
幽「うん。」
龍「え~っと~その~、どうしたら良いのでしょうか、この状況…」
龍神は幽々子をお姫様抱っこした状態に困惑する。
幽「少しこのままにさせて…」
龍「え!///」
幽「お願い…」
幽々子はそう言うと龍神にそっと抱きつく。
龍「/////…」
幽「zzz…」
幽々子はそのまま寝てしまった。
龍神はその後、白玉楼まで抱えて戻った。
第6話 博麗神社へ御参り
前回の俺は…
俺の中の龍が幽々子さんと戦うことになった。
記憶が無い筈が、しっかりと俺の頭の中に残っている…
凄まじい戦いだった。見ていた弾幕は全て美しかった。
そして、戦いは龍の勝ち。龍は幽々子さんを抱えたまま俺に戻しやがった。
女の人をあんなに近くで見た事ないのに…
さらに幽々子さんは俺に抱きつくから…
もう大変だった。だけど幽々子さんは眠たかっただけのようだ。
龍「妖夢!」
俺は幽々子さんを抱え、白玉楼に戻る。
妖「あっ!幽々子様!」
妖夢が幽々子さんを見て、慌てて出て来た。
龍「ゴメンな…ちょっとやり過ぎちゃって…」
妖「良いんですよ、幽々子さんが無事ならば。」
龍「…あ~龍が、力は最小限に抑えた って言っている。」
妖「龍?」
龍「もう一つの俺の姿を 龍 って呼ぶ事にした。あいつと俺はテレパシーみたいな物ができるんだよ。」
妖「テレパシー?」
龍「…その…以心伝心みたいな事。」
妖「ああ、なる程ですね。」
龍「あ~…その、ここから下の世界に戻るにはどうすれば…」
妖「それでしたら、あの階段を降り続けてください。そうしたら戻れます。」
龍「えっ…あの階段…」
ヴォーーン!!!
龍「あっ、助かった~。じゃあな!妖夢!」
妖「あっ…はい。」
龍「じゃあな。」
スバッ
俺こと龍は神速で階段を降りて行った。
フッ
龍「外に出たか。」
青空が俺の目の前に広がる。
なんて気持ちが良いんだ…
ふっ…お前も、空の良さがわかったようだな。
龍、お前…
さあて、どこ行くかな。
おっ、あそこにしよう。
龍は急降下してその場所に降り立った。
ヴォーーン!!!
龍「ここは…神社?」
俺は神社の中へ入る。
龍「…おっ。」
俺は寺の前の賽銭箱に目をつけた。
龍「小銭あったかな……あった!」
俺はちょうどポケットに入ってた10円を取り出す。
龍「それ!」
チャリン
パン パン
龍「早く元の世界に戻れますように。」
俺は手を合わせ、願いを言う。
?「やめときな、その神社に神様はいないぜ。」
突然俺の後ろから男口調の少女の声が聞こえる。
龍「えっ?」
俺は神様などに驚きながら、振り向く。
?「その神社には紅白の貧乏巫女が居るだけだぜ。」
龍「あの~…誰?」
?「私は霧雨 魔理沙だぜ。」
龍「どうも、拳咲 龍神です。」
魔「初対面の相手に対して敬語とは、お前偉いなぁ。」
龍「いえいえ、あっ、それより、貧乏巫女って何ですか?」
魔「丁度良い、お~い!霊夢!遊びに来たぜ!」
魔理沙さんはお寺の裏庭に周り、誰かの名前を呼ぶ。
ちなみに、なぜ少女に敬語を使うのか…
レミリアはお嬢様なのに背が小さかった。
だから小さい人はなんとなく偉い人が多いのかな~、と言う事。
?「何よ~、私は今お茶を飲むので忙しいんだから!」
お茶に忙しいもクソもあるのか?
言い逃れにしか聞こえない。
魔「こっちだぜ。」
龍「えっ?」
魔理沙さんは俺の手を掴み、お寺の裏庭まで走る。
魔「ほら、見てみろ。」
龍「ん?」
俺の視線には確かに紅白の服を着た少女がいる。
服のセンスがおかしいと言いたい。
なにせ腋出ちゃってるし。
?「魔理沙、この人誰?」
魔「格好を見てわかるだろ?外来人だ。」
龍「あ~、拳咲 龍神です。」
?「で、何の用?」
龍「用と言うか…たまたま通りがかっただけなんですが…」
?「ここは博麗神社、外来人なら元の世界に戻す事も可能よ。」
龍「元の…世界に…戻れるんですか⁉俺…」
?「ええ、あなたが常識の人間なら…」
龍「どう言う事ですか?」
?「あなたが能力を身につけていなければ…」
能力…強いて言えば龍になれる事だけど、これが条件なら言わないほうが…
嘘はいけねぇよ。
ヴォーーン!!!
龍「うわ!」
?「何⁉」
魔「何だこれ…」
ヴァーーーン!!!
龍「フゥゥウオオオオ!」
何で突然変わるんだよ!
嘘はダメだと言っているだけだ。
?「あなたは…」
龍「俺は龍神の中の龍。」
魔「龍神…」
龍「これでは帰れないのか?」
?「…ええ。」
龍「理由を述べてもらおうか。後、お前の名前もな。」
?「私は博麗 霊夢…」
龍「じゃあ霊夢、俺が帰れない理由は何だ?」
霊「それはあなたの存在自体が理由よ。」
龍「ほう…それで?」
霊「あなたは龍に変わった。能力が無くても帰す事はならない。
外の世界と幻想郷を隔てているのは 常識と幻想の結界 と、私が管理する 博麗大結界 。あなたを外に帰すと結界がバランスを崩して崩壊するわ。」
龍「結界ね~。」
霊「この幻想郷を壊さない為にも、あなたを帰す事はできない。」
どうする?お前が無理にでも帰りたいなら、俺はこいつに言う事を聞かせる事もできるが、こいつらがどうなるかはお前次第だ。
……くそ…くそ、くそ!
ここに残る…
よく言った…
龍「なら仕方がない…気は進まないが、ここに残ってやるよ。」
霊「ありがとう…」
魔「龍神、お前…」
ヴォーーン!!!
龍「良いんだ…どうせ帰ったって頭悪いから…将来だって、お先真っ暗だし…友達も…いない…し…」
ポタ
龍「?」
何だこれ…もしかして涙?何を泣いているだんだよ…あっちに帰ったって俺はなにもできないじゃないか。
ドサ
龍「う…くく…はぁ…く…」
俺は膝間付く。
くそ!涙が…何で止まらないんだ!…止まれよ!…止まってくれよ‼頼むから…
ボタボタ
龍「ぅぐ…ぐぅ…ふ…ぐぐ…」
霊「龍神…」
魔「龍神…」
龍「うあああああああ!!!」
第7話 俺を落とした主犯
前回の俺は…
白玉楼を離れ、空から見つけた神社に降り立つ。
折角なので、お賽銭をいれ、願い事を言った時に、後ろから声がした。
振り向くと、白黒の服を着た金髪の少女がいた。この神社には神様がいないとか…
名前は霧雨 魔理沙。
魔理沙は貧乏巫女とか言うので、聞いたら…
突然誰か名前を呼び、俺を引っ張って行った。
そしたらまた少女が居た。
この娘の服はおかしい…
紅白だし、腋を出すとか、今時のギャルでもやんねえよ。
紅白少女は俺を元の世界に帰せると言う。
常識なら…と…
言わない方が良いと思ったけど、龍が突然出て来やがった。龍は帰れない理由を聞いたら、俺を元の世界に帰すと結界が崩れて、幻想郷が無くなると…
仕方なく…残る事にしたが…
俺は……哀しみに包まれた。
龍「・・・」
あれから1時間は経つ。
俺はまだ喋る気力が湧かない。
魔「なあ~元気だせよ~、幻想郷も結構良い所だぜ。」
龍「・・・」
魔理沙が一生懸命に俺を励ますが、俺は何も言わない。言いたくない…
魔「龍神~うつ向いてないで笑えって。」
龍「・・・」
魔「…あ~、その~何だ…お前の能力は龍になれる事だ。そういないぜ?その能力は。お前はある意味、運命によって幻想郷に来たんだよ。」
龍「…運命?」
魔「…多分な。」
龍「…運命なら…仕方ない…でも…」
魔「?」
龍「俺が現実世界に居たあの時、俺は金髪の女性を見た…あれは…」
魔「金髪?もしかして、胡散臭かったか?」
龍「そこまでではないけど、確かに不思議な感じだった。日傘をさしていたから…」
魔「…確定だ…」
龍「え?」
魔「霊夢!ちょっと来てくれ!」
魔理沙は霊夢を呼んだ。
霊「何?魔理沙。」
魔「霊夢、龍神を幻想郷に連れて来たのはもしかすると…紫かも知れねえぜ。」
霊「…あり得るわね。」
龍「?」
霊「龍神、今から紫の所に行くわよ。」
龍「紫?」
霊「ええ、あなた紫の家知らないだろうから、一緒に行ってあげる。」
龍「あ…ありがとう。」
霊「後、あなたの能力、
(自然に存在する龍を操る程度の能力) よ。
この能力は自然に属する龍の力を操れる能力。火、水、氷、雷、風、土、後色々。」
龍「能力…」
霊「行くわよ。」
龍「あっ俺飛べない…」
ヴォーーン!!!
龍「それがあった…」
龍「さて、行こうぜ。」
霊「ええ。」
俺は霊夢に付いて行き、紫とか言う人の家を目指した。
霊「・・・」
龍「何だよ。」
霊「翼で飛ばないうえにここまで人に近い龍なんて知らないから。龍自体見た事無いけど…」
龍「元は胴長龍だったからな。翼なんて初めから無い。人間に近いのはこいつの身体を借りているからだ。」
霊「ふ~ん…あっ、ここよ。」
霊夢は小さい屋敷を指差す。
そしてそこに降りる事に…
スタッ
ヴォーーン!!!
龍「ここか…」
霊「付いて来て。」
俺は霊夢の後を付いて行く。
紫って人は一体どんな人なのだろう。
スーー
龍「⁉」
突然後ろから気配を感じたので振り返ると…
?「ウフフ…」
龍「…へ?」
霊「紫、どっから出て来てるの?」
?「いらっしゃい、霊夢、龍神君。」
龍「何で俺の名前を…」
?「あなたをここに連れて来たのはこの私だからよ。」
龍「・・・」
霊「やっぱり…」
ヴォーーン!!!
龍「お前が…」
ヴァーーーン!!!
龍「犯人か…」
天の視点
龍神は腹の底から溢れる怒りを抑え切れず、龍になる。
龍「俺をこの世界に連れて来た理由を教えてもらおうか…」
話しの内容からすると龍ではなく、龍の姿をした龍神のようだ。
龍は幻想郷に来た時に現れた存在。
龍神は連れて来られた。
怒りが龍の意識を乗っ取ったようだ。
紫「あら、そんな力があったの?凄いわね。」
ズガン!!!
龍「質問に答えろ…」
龍神は紫の態度に腹が立ち、地面を蹴る。
蹴った事で小さいクレーターができた。
紫「そう怒らないで頂戴。あなたがあっちの世界に嫌気をさしていたようだから連れて来たのよ?」
龍「だから…森の中に落としやがって…危うく俺は死ぬところだった!」
紫「ウフフ、ゴメンなさい。ついね。」
龍「つい…だと!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴ…
龍神の怒りは大地を揺るがす。
龍の神だから当然だが…
ズガーーーン!!!
凄まじ過ぎる。
地面が割れ崩れ、浮き上がる。
おまけに怒りのあまり龍神の目は真っ赤に染まり、本来口の中には牙が無い筈が、鋭い牙が生え、口から見える程。
霊「龍神!落ち着いて!」
龍「てめえは黙ってろ‼」
ズバーーーン!!!
龍神の言葉が咆哮となり、霊夢を吹き飛ばす。
霊「きゃあああああ!!!」
龍「てめえの名前は何だ…」
紫「私は八雲 紫。」
龍「てめえを倒す…」
ズギャーーーン!!!
龍「ある意味、帰れないのはお前の所為だからな…」
紫「龍の神と戦うとは…身から出たサビかしら…」
紫はそう言うと…
紫「式符「橙」 式符「八雲 藍!」
紫の前に少女と女性が現れる。
?「にゃ!」
?「ふん。」
少女は帽子を被って猫耳をつけている(?)
服は中国服のようだ。
女性も帽子を被っていて、紫と同じ金髪だが、ショートヘアーだ。
服は紫に似たような物で、袖と袖を合わせている。
紫「紹介するわ、橙と藍よ。」
橙「にゃ、私は橙ですにゃ。」
藍「私は藍だ。龍…本当に存在したのか。」
龍「会話は終了だ…」
「覚悟しろ…」
第8話 許せない理由…
前回の俺は…
霊夢の言った紫と言う人に会いに行く事になった。
俺は飛べないので、龍に任せ、向かう事に…
しばらく飛んでいると、屋敷が見え、そこに降りる。
ちなみに俺が龍になった時の記憶が残るようになった。一部始終全て。
降りて元に戻った所で、後ろから声がした。
驚いて振り向くと、見た事のある金髪の女性が居た。
女性は俺の名前を知っていた…なぜ知っているのか聞くと、俺を幻想郷に落としたから…と…
その言葉と共に俺の怒りが溢れ出す。
俺は龍になり、なぜ連れて来たのか聞くと…
俺が嫌気を差していたからだと…
確かに嫌だったが、わざわざこんな所に連れて来る必要あるか?森であんな目にもあった…それなのに…つい…だと!
笑う姿にさらに腹が立った!
帰れないのはあいつの所為でもある。
だから倒す!
龍「行くぞ‼」
スバッ
龍神は音速で橙と藍に近づく。
橙「うにゃ⁉」
藍「何⁉」
橙と藍は一瞬で龍神が目の前に現れた事に驚く。
龍「邪魔だ…」
「龍の一撃!」
龍神は拳で力一杯橙と藍の腹を殴る。
ズガッ!!!
橙「にゃう…!!!」
藍「ぐふ…!!!」
龍「おら!!!」
グリッ
龍神は拳をひねり、力をさらに加える。
ビシュォーーーン!!!
橙と藍の背中から凄まじいトルネードが突き抜ける。
橙「・・・!!!」
藍「・・・!!!」
橙と藍は血を吐き出しながら白目を向き、そのまま前に倒れる。
ドサッ
龍「お前等と遊んでる暇は無い…」
龍神は真っ赤な瞳で倒れた橙と藍を見下ろす。
紫「強い…」
龍「さあ、次はお前だ…」
龍神はゆっくりと紫に近づく。
紫「魔眼「ラプラスの魔!」
紫は周囲に不気味な眼を出現させる。
龍「?」
龍神は周囲の眼を睨む。
すると、不気味な眼は長細いレーザーを放つ。
龍「消えろ…」
「龍の怒り!」
ズギャァーーーン!!!!!
龍神は全身から怒りの気を放つ。
ドギャーーン!!!
眼は放たれた気によって消える。
龍「さあ、どうする?こっから先は一方通行だ…逃げも隠れもできない…」
龍神は怒りに満ちたその眼で睨む。
紫「・・・」
紫はただ黙って龍神を見る。
龍「歯を食いしばれ!」
龍神が拳を強く握ると…
!!!
何故だ⁉何故動かない⁉
もうそこまでにしておけ…
あいつも反省している筈だ。
龍!お前には関係無い‼これは俺の問題だ!
関係無いわけ無い。俺がお前の中で目覚めた時から俺とお前は一緒なんだ!
なんだと⁉
俺はお前でお前は俺…お前のやった事は俺のやった事。つまり片付けるのも俺の仕事であり、お前のやる事でもある。
・・・
あいつを…許してやれるか?
……ふっ…
許す…
よく言った。
龍「許す。」
紫「?」
龍「許すと言ったんだ。」
紫「え?」
龍「もういい…気が済んだ…」
龍はそのまま飛び去った。
第9話 神様の居る神社
前回の俺は…
紫にムカつき、倒す事にした。
紫が何やら式神を出したので、ぶん殴って気絶させた。
血を吐いてたがどうでもいい。俺は紫を倒す。
抵抗なのか、技を発動してきた。
うざったいので、簡単に技を崩してやった。
これで気が済むまでボロボロのズタズタにしてやれる。そう思い、拳を握り、紫を殴ろうとした時…
腕が動かなくなった。
何があったのか、その時、龍が話しかけて来た。
龍が俺を説得し、俺は紫を許してやる事にした。
俺は博麗神社に向かって飛んだ。
龍「……はっきり言う。ウンザリだ…」
何でだ?
龍「…いやなんだよ…俺も、あいつらも、この全てが…」
…~ん…何とも言えないな……お前は元の世界に帰りたいのか?帰っても何も無いからと言ったのはお前だろ?
龍「…そうだが。」
頭も悪いし、友達もいない。そんなお前が何故帰りたがる。
龍「お前は一体何を言いたい?」
単刀直入に言おう……諦めろ。
龍「諦めろ?お前に言われる筋合いは無いな!!!」
ならどうする?
龍「このまま自殺してやる。」
やれるものならやってみろ。
龍「何だと⁉」
俺は龍の一言にムカつき、急降下をする。
この身体は俺の身体だ。
お前程度に操れると思うな…
龍は俺の妨害をする。
龍「うわっ!…くそ!!!」
俺は龍の妨害を防ぐため、乱れ動く。
それで防いだつもりか?俺も舐められたもんだ…
ギュン!!!
龍「ぐあっ‼……ううぅ…」
龍はさらに妨害をする。俺は抵抗するが、力が強すぎる…
気がつくと目の前に地面が…
龍「うわあああああああ!!!」
ズガーーーン!!!
俺は地面に激突した。
天の視点
龍神の姿は元に戻り、そのまま気絶した。
スタスタスタ
?「⁉人?何でここに…そんな事より、助けなきゃ…」
龍「……?」
龍神は目を覚ます。
龍「ここは…一体…」
?「お目覚めですか?」
龍「?…へ?誰?」
龍神の目の前には、緑髪の少女がいた。
少女はとても優しい眼差しをしている。
龍「もしかして…助けてくれたんですか?」
?「あ、はい、とても大きい音がしたので、調べに行ったら、あなたが崩れた地面に横たわっていたので。」
龍「…ありがとうございます。その~、何て言ったら…」
?「お礼なんてされる程の事じゃありませんよ。それより、お身体の方は大丈夫ですか?崩れた地面に倒れていたから、大怪我でもしているのかと…」
龍「怪我なら大丈夫です。こう見えて、結構丈夫なんで。」
?「そうですか。あ、自己紹介まだでしたね。私は東風谷 早苗です。」
龍「俺は拳咲 龍神です。」
早苗「龍神…良い名前ですね。」
龍「名前を褒められるなんて、初めてだ。」
早苗「そうなんですか?私は結構良い名前だと思いますよ。」
龍「ありがとうございます。…失礼ですが…何歳なんですか?」
早苗「16歳です。」
龍「16…俺より歳上⁉」
早苗「あなたは何歳なんですか?」
龍「15歳です。」
早苗「もしかして、中学生ですか?」
龍「はい…て、何で中学生と言う単語を?」
早苗「私も元はあなたと同じ外来人なんです。」
龍「マジで⁉」
早苗「ちなみに私は高校生です。」
龍「やっぱり…」
早苗「だけど背は負けちゃってますね。」
龍「そうですか?ちょっと立ってみてください。」
俺は早苗さんを立たせる。
龍「本当だ。」
早苗「ね。」
立ってみると、意外に早苗さんの身長が低い。
俺と早苗さんの身長の差は10cmもある。
龍「その格好はもしかして、巫女?」
早苗「そうです。」
龍 (霊夢みたいに腋だしちゃってるよ…。腋だし流行っているのかな?)
「そう言えば、ここは?」
早苗「ここは「ここは守矢神社さ。」神奈子様。」
突然早苗さんの後ろに現れた赤紫髪の女性が現れた。
女性はあぐらで浮遊しているうえに背中の後ろに何かの輪っかがある。
早苗「紹介します、八坂 神奈子様です。神様なんですよ。」
龍「かかかかか、神様⁉」
神「そこまで驚かなくても良いだろ。神の一人や二人くらい普通に居るぞ。」
龍「だから有り得ないんだよここは…」
?「少年よ、心を広く持て。」
龍「?」
俺は声の方向を向くと…
龍「どなた?」
?「私は洩矢 諏訪子。少年よ、君の名は?」
龍「拳咲 龍神です。早苗さん、知っている娘?」
早苗「諏訪子様も神様なんです。」
龍「……わかりました。神様ばっかりですね。ちょっと失礼します。」
早苗「どうぞ。」
龍「…………」
「どうなってるんだよマジで~~~!!!」
「スッキリしました。」
早苗・神・諏訪「……いいえ…」
龍「んで、二人はどんな神様なんですか?」
神「私は風の神。今は山の神だ。」
諏訪「私は土の神。土着神て言うんだよ。」
神「早苗も神と言えば神だ。」
龍「もう、慣れました…」
早苗「私は現人神です。」
諏訪「現人神と言うのはね、神様の生まれ変わりで、生まれながらにして神様と同じ扱いなんだよ。」
龍「世の中知らない事ばっかりですね…」
じゃあ、そろそろでるか…
ヴォーーン!!!
龍「あ…やべ…来ちゃった…」
早苗「えっ⁉何がですか⁉」
龍「わけはこいつから聞いて!」
ヴァーーーン!!!
早苗「どうしたんですか⁉」
神「早苗、下がるんだ。」
諏訪「この少年はどんな力を持っているかな?」
龍「少年じゃない、俺は龍神…名の通り、龍の神だ。」
早苗「龍神さん?」
龍「たしか、神の最高位は龍だ。俺はその龍の神、龍神。お前達の事はこいつの中から聞いた。その実力、確かめさせてもらおうか。」
神「龍の神、文屋の情報もあながち嘘では無いな。」
諏訪「空飛ぶ青い妖怪!な~んて載ってるんだもんだもん、まさかそれが君だったなんて。」
龍「悪いが、俺は拳咲 龍神じゃない、龍神だ。」
龍はそう言うと、障子を開け、外に出る。
龍「来い。風の神 神奈子、土の神 諏訪子。」
神「今は山の神だと言ってるだろ。」
神奈子は龍に向かって飛んで行き、何処からか柱を飛ばす。
ガシッ
龍「そんな攻撃で俺は倒れん。」
龍は柱を手で受け止める。
龍「さて…」
「能力を試してみるか。」
第10話 伝説の生き物、神の最高位 “龍”
前回の俺は…
龍に諦めろだの言いやがるから自殺でもしようと考えた!
けど…考えてみれば、こいつは龍の神で超絶強い…
自殺しようとしても死にきれない。
龍と争ってたら地面が目の前に…
俺は地面と激突、気を失った。
気がついたら…
俺は家の中に居た。
看病してくれたのは東風谷 早苗さん。
緑色の髪をしていて、心は髪色と同じ広く優しい自然のような人だ。
こんな美人は俺の世界にはいなかったな~…
と、突然誰かの声が…
紫髪の女性… 神様と言っていた。
そしてまた金髪の幼女が現れた。
彼女も神様だとか…
さらには早苗さんまで現人神と言う神様だと…
その時龍が突然出てきた。おそらく神様と言うのに喰い付いたのだろう。
また戦闘とは…
龍「行くぜ、これが龍の力だ!」
「爆ぜよ!風龍!」
ビュオーーー!!!
龍が腕を払うと、突風が吹き荒れ、龍の目の前には風でできた巨大な龍が現れた。
龍「さあ来い神奈子!お前の力を見せてみろ!」
神「…ッ!」
神奈子は御柱を複数放つ。
龍「放て!その身の真空の刃を!」
ビュオン!!!
シパパパパパパーーン!!!
風龍は無数の真空の刃へと姿を変え、御柱を細かく切り裂く。
神「何⁉」
龍「その程度か?」
神「くそっ!」
「神祭「エクスパンデッドオンバシラ!」
神奈子は背中に御柱を構え、無数の御柱を放つ。
龍「拳で十分だな。」
「オラオラオラオラオラオラオラ!!!」
ドバババババババッ!!!
龍はジ○ジ○並の声を張り上げながら拳の嵐を繰り出す。
ガガガガガガカッ!!!
龍の拳の嵐で御柱は粉々に砕け散る。
龍「んじゃ…手加減してやるよ。」
「裂拳「八裂」
スバッ
神「!?」
龍は一瞬で神奈子に近づき、
正拳、裏拳、肘打ち、膝蹴り、回し蹴り、をランダムに物凄い速さで打ち込む。
ズガガガガガガガッ!!!
神「ぶふぉ…ッ!!」
龍「ふんっ!」
龍はサマーソルトキックで神奈子を蹴り上げる。
龍「はぁぁあああぁぁあああ!!!」
ズガン!!!
龍は蹴り上げた神奈子に回転かかと落としを叩き込む。
神「…ッ!!!」
神奈子はかなりの速さで真っ直ぐに落ちて行き、地面に激突した。
ズガーン!!!
神「うぐ…」
龍「神奈子、本気を出してみろ!」
神奈子は隙を見て龍の後ろに巨大な御柱を向ける。
神「なら…見せてやる!」
龍「!?」
ズォン
ズゴォーン!!!
龍は背中から御柱をくらい、そのまま地面に激突し、めり込む。
神「隙を見せたな、龍の神、いや…龍神。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!
神「なっ⁉何だ⁉」
ズガァーーーン!!!
龍「ウァァアアアァァァアアアア!!!」
神「…!!!」
諏訪「神奈子、私も手伝おっか?」
神「諏訪子、すまない。」
龍「二人揃ったか。来い!本気でな。」
神「神符「水眼の如き美しき源泉!」
諏訪「開宴「二拝二拍一拝!」
神奈子は全体に弾幕を隙間無く無数に放つ。
諏訪子は細いレーザーを狭めるように放ち、さらに弾幕の集まりが突然現れ、龍に向かって飛んで行く。
龍「さすがに弾幕に飽きてきたな。」
龍は残像を残しながら弾幕を避け、諏訪子に近づく。
諏訪「はっ!速い!!」
龍「ちゃんと耐えろよ。」
「龍の一撃!」
ズガン!!!
龍は拳を諏訪子の小さい腹に打ち込む。
諏訪「うぅ…ッ!」
龍「まだ終わらないぜ!」
グリッ
龍は拳を捻り、さらに力を加える。
ビシュォーーーン!!!
諏訪子背中からトルネードが突き抜ける。
諏訪「……あ…ぐぶっ!!!」
諏訪子は辛うじて耐えたが、ダメージが酷くデカい。
神「諏訪子!くそ!!」
「『風神様の神徳』!!!」
神奈子は弾幕で花の様な形を何重も作り、そして形を崩して弾幕として放つ。そして放ったと同時に弾幕で形を作り、崩して放つ。
龍「崩してやるよ。」
「破拳「バスターインパクト!」
龍は拳を握り、前に突き出し、力を込める。
バォーン!!!
放たれた拳気が弾幕を消し飛ばす。
神「何⁉」
龍「死ぬなよ?」
「崩拳「粉砕の拳!」
龍は神奈子に一瞬で近づき、拳を神奈子の腹に打ち込む。
すると…
ズガッ!!!
ボガァーーーーン!!!
バァーーーーーン!!!!!
想像を絶する拳気が神奈子を貫く。
その所為なのか、後ろのしめ縄が弾ける。
しめ縄が弾けた瞬間…
神「ぶはぁッ!!!」
神奈子は思いっ切り吐血をした。
吐血をした後、そのまま力尽きるように落下するが…
龍「おっと。」
龍が直前で抱える。
龍「……生きているか。手加減したとはいえ、殺しかねないな。」
龍はそう言い、ゆっくりと降りた。
早苗「龍神さん…神奈子様は…」
龍「心配するな、辛うじて生きてる。」
「水龍よ、その身の恵みを与えたたまえ。」
バシャバシャ…
バシャーーーン!!!
空気中の水分が収束し、巨大な水の龍が現れた。
龍「早苗、諏訪子も連れて来い。」
早苗「あっ、はい!」
早苗は座り込んでる諏訪子を抱えてきた。
諏訪「あ~う~…お腹が痛いよ~…」
早苗「少し我慢してくださいね。」
龍「降らせ!恵みの雨!」
龍がそう言うと、水龍が手を龍達の上に翳し、雨を降らせる。
サーー…
神「…うぅ…生き…てる…」
諏訪「あっ!もうお腹痛く無い!」
龍「これで良し。」
早苗「龍神さん…そう言えばその姿なんですけど…」
龍「説明は後だ、とりあえず運ぶぞ。」
早苗「はい。」
続く…
どうでしたか?
感想を頂ければ嬉しい限りです!
ではまた次回!