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(=^・・^=)ママは言葉の威力を甘く見すぎ、と言われたんですが

作者: ニコ

 例えばね、血まみれのゾンビがいる、と書いてるのに、次の行でキャラが談笑してたみたいなのを入れると


 読者はどう思うのかと言いますと


 (;・∀・)え?と思うらしい。


 まあこれは極端な例ですけどもね。



 今悩みに悩んでる香港の小説で、冒頭の部分で、

 化け物屋敷と書いてあるのに、次の行でそこに住んでる主人公のことに話が移ってる。

 これはかなり違和感があるから、何とかしたほうがいいと言われたのです。



 (=^・・^=)「だって化け物屋敷って書いてるのに、読者にしてみたら、今まで見た化け物屋敷のイメージが頭に浮かんでる最中なわけよ」

 (;・∀・)「うん」

 (=^・・^=)「なのに、いきなり、話が変わったら戸惑うよ」と


 そ、そうゆうもんかね。


 (=^・・^=)「そうだねえ」


 

 小説って言葉で出来てるから、

 そうゆうのはほんとに、気付かずにやってる可能性はありますよね。


 これこそ読者置いてきぼりというか。


 印象の強い言葉を出したら

 それについて解決してから、次に行かないとと。


 まあつまり言葉のソフトライディングってやつですか?

 


 後これは主人から言われたんですが


 (`・ω・´)「お前、出した設定は最後にきちんと回収せなあかんぞ」と


 (;・∀・)へ?


 (`・ω・´)「主人公の子が来てる青いドレス。わざわざ青いドレスと出したのなら、これについて

結局どうなったのか書かないとダメだよ」と



 こないだ書いた短編の話ですけどね。


 それを話とシンクロさせて、キャラクタの扱いを最後まできちんと決めないといけないと。


 あああ、と思いました。目から鱗。


 で、また改稿して付け足したわけです。

 

 いやー


小説て奥が深いですねぇ……つくづくそう思います……


おもろいと思う反面、


ムズイなあといつも思います。

文字ツールのある意味怖いところは、

それを見た人間が過去の記憶やデータをフル活用して解析しようとするところですよね


映像画像だとイメージ限定されるのに対して、文字は膨大な情報量を人の脳の中に想起させるわけですよ


だからどこかの出版社で

「小説は、読んだ人の数だけキャスティングがあり、舞台がある」と言ってましたがその通りで


だからこそ、強烈な印象のある言葉を使う時は注意しないといけないのだなと思った次第です


ところで、感想欄で修飾語の話が出て、ふと思ったんですが

小説の冒頭にて、これ結構大事なんじゃないかと。


いつも旦那に言われているんですが、お前の書いた小説には、キャラクタの気持ちが乗ってないと


で、今回娘に言われて思うたんですが、


「要するに言葉に込める意図が薄っぺらい」んだろうなと。私は。


感想欄のお返事でも書いたんですが、


血が流れるシーンひとつとっても、その時のキャラクタの心理状態で血の意味が変わる。

まあこれは過激な例ですけどね


夕焼けひとつとっても、変わってくる。

ただ単に、美しい夕焼けではなくなるわけですよね。


心に引っかかるものがあったら、なんか不吉、みたいになるかも知れないし

ハッピーな状態だったら、何もかも祝福してくれてるように見えるし。


そこで読者は、キャラクタの中に入って来てくれるんじゃないかなって思ったりします。


言葉一つ、書き方ひとつでいろいろとあるんだなぁと思うた次第です。

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― 新着の感想 ―
こんにちは。 家族の方が読んで、感想や意見を言ってくれるのですか? ちょっとうらやましいです。 うちなんか誰も読まない。 私も雰囲気を読者にわかってもらいたくて、修飾語を書く事があります。 確かに…
まあ、面白いし難しいですよね。 雰囲気が変わるのもギャップを楽しめる様に書けばいいんじゃないかな?と思いますよ。  外はゾンビが人間の肉を求めて走り回っているのに……。  こいつらは楽しそうにお…
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