第七話 初の依頼
俺は、朝早くから冒険者ギルドに来ていた。
今日は依頼を受けようと思ってたからな。
ランクが高ければ、収入もありそうだしな。
正直、魔物の売買で、稼げればそれで楽だが、念には念をね。
俺はまだ、Eランクなので、Eランク向けの依頼しか受けられない。
定番の薬草採取に、街の掃除など。
まぁEランクだしこんなものか。
でもEランクでも魔物の討伐依頼はあるのね。
っていっても、ゴブリンとかの弱い魔物の討伐だな。
低ランクでいきなり高ランクの魔物出されても困るし、そういうのとかが妥当か。
今の俺は魔法も使えるし、ゴブリン討伐でもいいかもしれないな。
じゃこれの依頼用紙をはがして、受付にもっていこう。
討伐依頼を受けて、受付嬢に教えられた場所にきた。
ここは、エレント王国から、東に10分ほど歩いた、森の中だ。
ここら辺に、ゴブリンの目撃情報があるといって、ギルドが討伐依頼を出していたらしい。
ゴブリンはEランクと言っても、武装してない人間じゃ厳しいからな。
それに、エレント王国周辺では目撃されていないが、稀にしゃべる個体や、上位種、特殊個体が出るらしいから、人が住んでる場所の近くには、あまり居てほしくないそうだ。
まぁ、森と言っても【元素探知】があるからもう見つけたけどね。
4体ほどいるが、魔法で全部倒せそうだ。まだこっちに気づいてないし。
なら、行かせてもらうよ!
「斬竜巻!」
と唱えたら、4体を囲むようにして、竜巻が発生し、ゴブリンを一網打尽にした。
ちなみに、詠唱は自分で考えた。そっちのほうが、自分のイメージにあった魔法が放てるからな。
竜巻が消えると、こと切れたゴブリンがいた。
終わったはいいが、こいつらどうやって運ぼう?
アイテムボックス的なスキルはないかと思い、ゴブリンに手をかざして念じていたら、案の定【アイテムボックス】獲得。
ホントこういう時は、【スキル取得補助】様々だ。
で【アイテムボックス】はどういうスキルか鑑定
【アイテムボックス】
物を収納するスキル。容量は人によって違う。今回は無限。
と出てきた。
容量無限て。
普通はたくさんとか普通じゃないの。
まぁこれはこれで便利だしよし。
とゴブリンをアイテムボックスにしまっといた。
よし!依頼クリアの報告だ。
ギルドについたら、受付には、たくさんの冒険者が並んでいた。
こりゃ時間かかるぞ。
と並ぶこと5分、ようやく俺の番だ。
5分でも、こういう時は長く感じるな。
ギルドカードを見せたら、
「ゴブリン討伐の冒険者ですね。何体討伐しましたか?」
「えーと、4体です。」
「でも、ゴブリンは見えませんけど、もしかしてアイテムボックスに?」
「あ、はい。いま出しますか?」
「いえ、こちらのカウンターに」
と言われ、冒険者の対応をするカウンターより、広いカウンターに案内された。
俺はアイテムボックスから、ゴブリンを4体出した。
「はい、確かに。では報酬の銀貨8枚です。」
俺は銀貨を受け取った。うん、確かに8枚ある。
よし、初の依頼クリアだ。
ギルドでご飯を食べ、休憩していたら、空はもう赤くなっていた。
(おっと、こりゃ急いで帰らなきゃな。)
急ぎ足で宿に戻った俺は、明日の予定を考えていた。
明日は依頼じゃなくて、シンプルに魔物討伐に行こうかな。
お金を稼ぎたいしな。素材を売れば、ある程度は稼げるだろう。
それに、ジェーンさんの店に行きたいからな。
【食物生成】で出したパンを食べ、そのままベットにもぐりこんだ。
俺は寝るのが好きだが、朝は弱いからな。
今日も依頼受けに朝早く起きて、ギルドに行くのつらかったぜ。
ステータス
名前:シュウヤ・カミハラ
年齢:23
種族:人間
種族格:人間
レベル:2
体力:316
魔力:260
攻撃力:308
防御力:311
魔法:火魔法、水魔法、風魔法、土魔法
パッシブスキル:元素探知
固有スキル:スキル取得補助
スキル:鑑定、身体能力強化、魔素吸収、食物生成、聴力強化、視力強化、アイテムボックス




