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第四話 まだまだ情報収集

「で、【元素探知】とはどういうスキルですか?」


俺は早速、ドライアドが話していたスキルについて聞いてみた。


「【元素探知】は元素の反応を読むスキルです。周囲の景色や状況が知りたいなら、酸素や水素、窒素などの反応を読み取って確かめ、人や魔物の気配を探るには、体内にあるカルシウムやカリウム、呼吸でえた酸素や窒素などの、元素の反応を読み取って調べます。」


なるほど。普通に便利なスキルだ。けど、元素の反応を読み取るだけで、気配や景色がわかるもんなのか。


「元素の反応を読むだけで、景色などはなぜわかるんですか?元素だけで、そんなことは、出来ないと思いますけど。」

「景色などは、元素などに、生物でいう、視覚情報などを疑似的に与えて、使用者にその情報を送っているということが分かっていますが、人や魔物などの気配はまた別の働きがあると思われています。まだ詳しいことは判明していません。」


元素反応あまり関係ない気がするのは俺だけか?

うーむ、なんだか使うのが難しそうなスキルだな。

とりあえず、本格的な冒険に出る前にこのスキルはゲットしておきたいな。それなら魔物の奇襲からも避けられそうだし。


「あなたは、【元素探知】は使えるんですか?」

「はい、もちろん!」


よし、決めた。この人に【元素探知】の使い方を習おう。元々スキルはたくさん集める予定だし、損はない。

というわけで早速、ドライアドに【元素探知】の使い方を習ったが、【スキル取得補助】のお陰で、本来は3年ぐらい習得にかかるのが、一週間で使えるようになった。流石にドライアドも習得の速さに驚いてたよ。

使い方はとにかく元素に意識を集中させること。

これを繰り返していくことで、いずれ獲得できるらしい。

この一週間に、おまけで【土魔法】、【風魔法】も使えるようになった。


「ありがとうございました。お陰で使えるようになりました。」

「はい、お力になれたのなら良かったです。」

「これはお礼です。」


と、俺は【食物生成】のスキルを使い、色々なフルーツを渡した。

森の守護者なので、フルーツとか渡しても大丈夫か?と思ったら、「ありがとうございます!」と言われたので大丈夫そうだ。

お返しとして、俺は、こっちの世界になじめそうな、青色の服に茶色のズボン、そして、以前ここに来ていた冒険者たちが落としたと言っていた麻袋を貰った。

スキルを教えてくれるだけで十分ありがたいのに、お返しももらっちゃったよ。

服は前に作ったものだと言っていたが、すごいきれいな状態の服だった。

先ほどお返しで貰った、麻袋の中は、銀貨8枚と金貨6枚が入っていた。

ここで資金をゲット出来るのはありがたい。正直、資金が一番悩んでたから。


「お世話になりました。」

「はい、気を付けて行ってください。」


と、俺は、【元素探知】を頼りに、森を抜けて、人の街を目指して歩き出した。

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