第二十一話 薬草採取
(薬草のネーミングセンス皆無なのは気にしないでください)
久しぶりに評価見たら、前よりブックマークが増えててめっちゃビックリした。
この作品を気に入ってくれてる人が増えてきて嬉しい限りです!
依頼を受けて、街を出てしばらく道沿いに歩いていると、広い草原が見えてきた。
ここで薬草採取すればいいってことか。
えーと種類は・・・
マジックハーブ:5枚
マジックハーブ、見た目は青緑色の葉っぱ。
少な、これだけかい。
Eランクの依頼にしてもなめすぎじゃない?
の割にはクリア報酬金貨2枚と銀貨6枚と高めだよね。
まぁ大丈夫、こっちには【鑑定】もあるんだ。
種類何ぞすぐわかる。
「よし、みぞれ。採取するぞ。」
「どんなの?」
俺は依頼書をみぞれに見せた。
「オッケー、植物採集ならしゅうちゃんに負けなかったもんね~。すぐ見つけ出してやる!」
「ぐっ、そういやそうだわ。なら俺も負けんからな。」
前世、植物とかも集めてたりしてたけど、みぞれは俺より綺麗だったり珍しいものをよく見つけていた。
なんか負けたくないので、俺も本気で探そう。
というわけで早速二人で探し始めた。
が、この後俺たちは地獄を見る。
1時間後
「ハァ、ハァ、しゅうちゃん、いくらなんでも見つからなすぎじゃない?」
「それもそうだな。こういう依頼って簡単なもんじゃないのか?それに鑑定スキルで種類もすぐわかるから余裕だと思ってたが。」
俺、負けたくないだとか言ってたけど、そんなのどうでもいいや。
「うーん、案外難しい依頼だったりして・・・あっ、あった!」
そう言ってみぞれが手にしていたのは、依頼書通りの葉っぱだった。
「ナイス!じゃあちょっと鑑定・・・」
【マジックハーブ】
回復薬の材料になる植物。生えてくる本数が少ないため、高額で取引される。これで作った回復薬の品質もいい。
レア物かーい。
そりゃあんな依頼報酬になるわ。
てかこんなもん5本集まるか?
「ねぇ、これってホントに5本集まるの?私も鑑定してみてわかったけど、きつくない?」
「ぐぅ、とりあえず、そこら辺探しまくるぞ!」
「やけくそね。」
というわけで、あれから探し回り5本集まるも、それまでに2時間か3時間ぐらいかかった。
俺はここで一つ学んだ。
薬草採取、恐ろしや。
いやまぁ、クリアしやすいのもあるんだろうが。
今回は依頼用紙をちゃんと見てない俺が悪いか。
ちなみに、【元素探知】はあまり役に立たなかった。
植物の場合、酸素の量が多すぎて機能しなかった。
生物だと、他の物質が感じやすくて、わかりやすいのだが。
このスキル、便利だがいいところで役に立たないな。
いや、俺が使い方下手くそなだけか。
「てか、もう夕方だし、早めに帰らんとやばいな。急いで帰るぞ。」
「はいは~い。」
依頼を終えて街に帰ってきたときは、もう空も暗くなっていた。
ギルドはまだ閉まってないが、依頼受注や、クリア報告はできなくなっていた。
仕方ないので明日持っていくことにする。
ちなみに、薬草は全部俺の【アイテムボックス】に入ってる。
このスキル便利。
でもこれ俺なんとなくでゲットしたやつだから、習得方法分からんのよね。
みぞれにも使えるようになって欲しいけど、教え方分からない。
いやまぁ、これも俺の固有スキルのお陰だろうから簡単にゲットできただけで。
今度はスキルに頼らずスキルゲットとかやってみようかな?
最近これが制御できる事に気づいたし。
今更だけどな。
まずここ最近俺の固有スキル活躍してないし。
これの本当の真価を発揮するのはいつかな?
なんかこのスキル欲しいって願ってもスキルもらえないし。
なんでだろう?
「お腹すいた~。しゅうちゃん、帰ろ~。」
「ああ、そうだな。」
みぞれの言う通りお腹すいたかも。
そういやこの辺り、飲食店あったよな?
せっかくだし、異世界の飯を・・・
金に余裕ができてからにするか。
とりま【食物生成】を・・・
「ほらよ。」
俺はとりあえず、片手で食べられるパンを出した。
「それ、どっから出したの?」
「んあ、これか?【食物生成】ってスキル。食料を生成出来るスキルだよ。使用に魔力使うけどな。」
「へ~、うまっ⁈なにこのパン!めっちゃ美味しい!」
そうそう、このスキルで生成した食べ物はめっちゃ美味い。
なぜかは俺も知らん。
さて、俺も一つ。
モグモグ。うん美味い。
「しゅうちゃん、あのパンおかわり~。」
「はいよ。」
スキル発動した時、異空間から食べ物が出てきてるんだけど、これどういう原理何だろう。
スキルだし深く考えても意味ないけど、なんか気になる。
「ふぅ~ごちそうさま。これからも美味しい食べ物よろしくね~。」
「はいはいわかってますよー。」
このスキルは結構レアもので、俺みたいに【スキル取得補助】がついてないみぞれだと習得は厳しそうか?
しゃーない、俺が食料担当するか。
たまには料理もしようかな。
異世界の料理、気になる。
レシピ本とかあったらいいな~。
あったら買うか。
と考えていたら、宿に着いた。
「あっ、宿着いた。」
「ホントだ、ちゃんと寝れよー。」
「分かってますよ~、おやすみ~しゅうちゃん。」
「おやすみ。」
そう言って、俺達は自分の泊まってる宿の部屋に入った。




