・登場人物紹介(イラスト付き)
・登場人物紹介(イラスト付き)
・「無崎 朽矢」
1年生 非特待生
『宇宙一のヤクザと恐れられているスーパーヤンキー。寡黙で極悪で乱暴で狂気にまみれた傑物――と周囲の人間に思われているが、実は、顔が怖いだけで、中身は、ただのヘタレオタク陰キャ。超知的生命イス人に寄生されているため、ピンチになるとウルト〇マン化できるようになる』
(なんで、俺って、いつもボッチなんだろ。やっぱり、大人し過ぎるからいけないのかなぁ。……引っ込み思案の性格って色々と損だよなぁ)
・「みんなの心の中の無崎くん」
1号生筆頭 創世学園総代。絶対的番長。
『周囲の人間は、無崎くんのことを、こんな人間だと思っております(*´▽`*)
人間というか、魔王だと思っておりますw
実際は、ただの、
ヘタレたオタク陰キャボッチですが(/・ω・)/』
「この蟻が……てめぇ程度のゴミが、誰に声かけてんだ。砂にして埋めてやろうか? あぁん?」
・「イス無崎」
5億年生
『等身大でウルト〇マン化した無崎。完璧な知性と戦闘力を誇る完全生命。最強の度合が違いすぎる無敵の超人。あまりにもムチャクチャな存在なので、誰も相手にならない』
「――私は構わないが、しかし無崎が、それを良しとしない。黙って寝ていろ。ここからは、私の時間だ」
・「佐々波 恋」
1年生 超特待生序列2位(全学年を含めた総合順位)
『無崎の配下の一人。無口な無崎の通訳。無崎がただのヘタレだということを知っている唯一の存在。「顔が怖いだけの無崎」の「過大評価」を使って遊んでいる性悪な魔女。自分の本音と向き合えない天邪鬼。奇妙な方向性のヤンデレを見せる、かなりイカれた美少女』
「無崎、お前は、ボクだけ見ていればいいんだ。永遠にボクだけのオモチャであればいい。誰にもボク達の邪魔はさせない。邪魔するカスは……一匹残らず排除する」
・「上品 里桜」
2年生 超特待生序列4位
『金だけがすべての孤高の美少女。この世に金で買えないものがあることは理解しているが、金で買えないものはいらなくなった時に売れないから必要ない、と豪語する生粋の拝金主義者。個人主義者で、誰の助けも必要としない頑固な女。彼女も、佐々波やロキに匹敵する実力者なのだが、無崎を前にすれば、チワワのようにプルプルと震えるだけの一小市民になりさがる。無崎くんは次元違いに怖すぎる』
「あ、あれが無崎朽矢……な、なんやねん、アレ……ほんまに人間か? 異世界の鬼とかやなくて? ヤバすぎる……怖すぎるて……絶対に、人間ちゃうよ、あんなん」
・「蛇尾 呂姫」
2年生 超特待生序列1位
『悪を愛している美少女。自身の憎悪で、この世の秩序を全て破壊し尽くしたいと願っている生粋の復讐者。最強の頭脳と戦闘力を持っている序列一位の才女。最高格の力を持つ悪――ということで、周囲の人間を震え上がらせていた。支配構造の破壊をもくろむ彼女は、極悪の化身である無崎を手に入れようと画策する』
「さあ、無崎さん、語り合いましょう。わたくしの鋭利で精緻な悪と、あなたの、魂から滲み出る圧倒的で暴力的な狂気が混ざり合った時、きっと、あなたの望み通り、世界は輝くような狂乱に包まれる」
・「夜城院 優聖」
2年生 超特待生序列3位
『超イケメンで天才で、秩序を愛する絶対的な正義の味方という、主役系男子。ロキをバイキ〇マンにたとえるなら、彼はアン〇ンマンのような立ち位置にいる。ロキを倒すために色々と画策していたが、無崎という大魔王が登場したせいでパニック。これが、週刊少年ジ〇ンプで連載される普通の王道学園異能バトルであれば、間違いなく、夜城院が「主人公」だっただろう。彼を主役にしないこの物語はバグっている』
「少しだけ監視してみたが、寒気が走った。無崎は完全にロキ側の人間だ。ヤツはただのチンピラじゃない。生まれながらの悪。明確な世界の脅威。平和を脅かす元凶。オレには分かる。あいつはヤバい。全力で排除しないとまずい」