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確定した未来確変  作者: 八 五月
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第1章プロローグ

世界の未来は確定している。

それを変えるのは大罪であり、あってはならない事。

この大図書館はその世界の未来が書かれた本が保管されている。

そこでは、ある男が一人で管理をしていた。


………。


「初めまして、私はしがない管理人です」


いかにも牧師らしい男が丁寧に挨拶をする。

そして、そのまま説明を始めた。


「貴方は未来を変えてしまったので今からそれを直してきて貰います」



〜〜〜〜〜。


椅子に座っているであろう自分の目の前に管理人は茜色の本を差し出した。

何も言えず、それを受け取ると、管理人は笑顔で頷いた。


自然と本の中間を開いてみると光が漏れ吸い込まれていき、その場に本と管理人、椅子だけが残った。

本は空気が潰れる音を立て床に落ちた。


膝を曲げる事なく肩だけを落とし管理人はその本を拾い上げ椅子の上に置いた。



「ちゃんとこの世界を残してくださいよ……」


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