表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青島  作者: のぶ
5/6

予感

僕が次の日に学校に行くと、先生たちは、

「国のために寄付を! 戦争に勝つのだ!」

と、のっぺりとした口調で訴えていた。

僕は仕方ないから、制服のポケットにあった百円を寄付した。


シュウはもうすでに学校に来ていて、学校の予習(ノートにインテグラルの記号を書いているのを見るとどうやら数学らしい)をしていた。僕はシュウの隣の椅子に座って、シュウに「おはよー」といった。シュウも「おはよー」と返した。

僕とシュウはべらべらおしゃべりをした後に、授業を受けた。


授業が終わって、シュウが「調和の像はどこにあるの? 行ってみたい」といっていたら「それなら町の中心にあるよ」といった。今となってはこの警戒心の薄さはまずかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ