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旧・オネショタ好きな俺は転生したら異世界生活を楽しみたい!   作者: 井伊 澄州
第1章 オネショタな俺が転生したらエロフに騙された!
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224 シルビアの衣装

 シルビアが我が家に来るようになってからというもの、俺はある事を悩んでいた。

実は俺は奴隷になってからシルビアにある種の物足りなさを2つ感じていたのだ。

一つは彼女自身の行動だ。

ベッドの上ではともかく、それ以外の時は何か遠慮と言うか、一線を置いている気がするのだ。

この間の町のゴロツキどもをやった時などはとても良かったのだが、それ以外の時はなにかおかしい。

明らかに以前の彼女とは違う。

そしてもう一つはその服装だ。

もちろん、彼女は美人なので、何を着ても映えるが、俺は一番彼女が映えるのは、やはりあの魔法協会の制服だと思う。

あの服と他の服では雰囲気がまるで別人のように違うのだ。

そのために俺はシルビアに質問をぶつけてみた。


「ねえ、そう言えば奴隷の服装は別に所有者の好きにしていいんだよね?」

「はい、もちろん、その通りです。

何を着させようと奴隷である私に拒む権利などございません」

「じゃあ、例えば君が以前着ていた魔法協会の戦闘法務官の服でも構わないわけ?」


その俺の質問にシルビアは一瞬絶句したが、返事をする。


「・・・いえ、アレは魔法協会の公務の服装ですし、それをすでに奴隷である私が着るのは、さすがに社会的に問題かと・・・

おそらく魔法協会の徽章さえ外せば、法的にはギリギリ大丈夫でしょうが、周囲の人たちから好意を持たれるとは思いません。

それに・・・」

「それに・・・?」

「私もすでに法務官でないのにアレを着るのには抵抗がありますし、それと・・」

「それと?まだ何かあるの?」

「ええ・・まあ、非常に個人的な事であるのですが・・・」

「何?言ってみてよ?」


俺が促すとシルビアは恥ずかしそうに話始める。


「実は私、あの服を着ると、性格が変わるというか・・・その・・・少々感情が高ぶって、興奮するような部分がございまして・・」

「え?それって、あの服を着ると、あの凛とした感じになるって事?」

「恥ずかしながらそういう事です」


おいおい!

それこそが俺の求めていた物じゃないか!

これは何としてもあの服を着せねば!

しかし、どうしよう?

全く同じ服を作って家の中だけで着せるという手もあるが・・・


「あの服と同じ服を作って、家の中で着る分には構わないのかい?」

「はい、それならば大丈夫ですが、しかし何かの拍子にそのままで外に出なければならない事もあるでしょうし、正直、あまり得策ではないと思いますが・・・」


それは確かにそうだ。

いざという時にあの服で町に出てしまったら町の人々が混乱するかもしれない。

それにいつもうちではその服を着せていると知られれば世間体も悪い。

やはり日常で着ていられる服にしなければならないだろう。

さて、どうするか?

俺はシルビアにさらに質問をしてみた。


「あの服でなくても、似たような服でも性格は変わるのかな?」

「そうですね。

制服に限らず、私、実は結構着ている服に気分を大きく左右されるたちなので、その服の雰囲気にあった性格になるようです。

もちろん根本的な性格まで変わる訳ではございませんが・・・」


なんですと!?

これは良い事を聞いた。

ではシルビアとならコスプレ遊びをし放題って事ですか?

俺の奴隷になってから何だか元気がないように見えるのもそれのせいだったのか!

奴隷服を着ていたから気分や性格が奴隷的になっていたという事か?

俺は確認のためにシルビアに聞いてみた。


「じゃあ奴隷服を着たら奴隷の気分になるってこと?」

「そうですね。

まあ、実際奴隷な訳ですし」


やはりそうだったのか!

それで以前に比べてシルビアの行動に違和感を感じていたのか!

俺はさらにシルビアに聞いてみる。


「それはつまり、例えばお姫様のようなドレスを着たら、そういう雰囲気になるって事?」

「はあ、そのような服を着た事はありませんが、一番近い物で、父の関係の集まりの宴会場で、貴族令嬢のような服装などは着た事がありますし、その時は確かに良家の令嬢然として振る舞った記憶がございますので、おそらく貴族や王女様のドレスなど着たらそういう気分と行動になるのではないかと思います」


その答えに俺も納得する。

なるほど!やはりそういう事なのか!

この間、ブローネ党の連中が最初シルビアの事がわからなかったのもそのせいに違いない!

何しろ戦闘法務官の制服を着ている時と、奴隷服を着ている時では、雰囲気が全然違うからな。

あの連中が最初シルビアの事がわからなかったのも無理はない。

そういえば俺も最初にシルビアと会った時に魔法協会で会った時と、その後で居酒屋で会った私服の時では、まるで別人で最初は誰だかわからなかった記憶がある。

今の説明でそれも納得だ。


「では例えばあの制服で色が赤だったり、青だったりしたらどうだろう?」

「そうですね・・・

あの制服で淡い色合いだとわかりませんが、濃い赤だの青だのを着れば、おそらく同じような感覚になるのではないかと思います」

「あの制服の色違いなら町の人たちも納得してもらえるかな?」

「色違いだけでは少々難しいかと思います。

多少は形も変えませんと・・」


ふんふん、なるほど、単なる色違いの2Pキャラでは、町の人たちも納得しないと・・・

さて、どうすれば良いか?


「ふ~ん・・・例えばさ、シルビアは、あの制服に不満はなかったの?」

「不満?」

「うん、例えばさ、この襟の部分がもう少しこういう形だったら良かったのにとか、ボタンがこういうボタンだったら良かったのにとかさ、そういう細かい部分でいいんだ」

「ああ、それでしたらいくつかあります」

「じゃあさ、そう言った部分を改造して見た目が別物で、色も黒と銀でなければ大丈夫なんじゃないかな?」

「そう・・・ですね・・そこまで変えれば、街中で着ても、おそらく問題ないと思います」


渋っていたシルビアもついに納得する。


「じゃあ、決まりだ!

それを作って君に着てもらう」


あっさりと決めた俺に、シルビアが驚きの声を上げる。


「ええ?そんな物を本当に作るのですか?」


そんな物とは失礼な!

これは重要課題ですよ?シルビアさん!

あくまでシルビアコスプレ計画を推進する俺はきっぱりと説明をする。


「ああ、だって僕はあの格好の君が好きなんだもの。

あ、言っておくけど、別に今の格好の君が嫌というわけではないから、勘違いしないでね?」

「はい、それはわかっております」

「うん、じゃあ、あの制服を作っている仕立て屋とかは知っているかい?」

「ええ、それはもちろん知っています。

そこは魔法協会の御用商店でしたし、個人的にも店主とは懇意にしておりました」

「その店に行くのが辛いとか、行きたくないとかはないかい?」

「それは大丈夫です。

あの店の主人とは懇意にしていましたし、かなり開明的で奴隷の扱いも非常にやさしい方ですから、私がこのような身分になっても、同情はしても、忌み嫌うという事はないでしょう。ただ・・・」

「ただ?何?」

「あの服を仕立てるのは結構お値段がかかります。

そこは魔道士の魔法戦闘服の仕立て専門店ですから。

私が着ていた物と同じような物ならば、正規の魔道士の戦闘服ですから、金貨10枚ほどはかかりますよ?」


おう、確かに戦闘服とはいえ、金貨10枚とは中々の値段だ。

しかしもちろんそんな事で俺はひるまない。


「それは別に構わないよ」

「それに私だけがそのような高い服を買っていただくのは御二人に悪いです」


シルビアがそう言いながら、そばにいるエレノアとミルキィを見る。


「それもそうか、だったらこの機会にエレノアとミルキィにも何か仕立てるとするか・・・」


その俺の言葉にエレノアは興味無さそうに答える。


「私は別に今のままで構わないですよ」


このエルフ様は俺と同じで、あまり自分の着る物には興味がないようだ。

基本的には家にいる時はスケスケの天女みたいな服で、外に出かける時は若草色と緑色の服にスカート、頭には魔法のサークレットで、白い肩当に緑のマント姿だ。

まあ、エルフって、みんなそんな感じらしいしね。

同じエルフのユーリウスさんも、スカートがズボンになっただけで、同じような格好だった。

それに元が良いから何を着ても似合うしね。

極端な話、この人、ボロ切れ纏っていても、女神様か、仙女様みたいなんだもん。

ちょっとずるいや。

ミルキィは恐縮したように答える。


「わ、私もそんなわざわざ仕立てていただくなんて恐れ多いです。

しかも金貨10枚分の服だなんて・・・」

「いや、別に構わないさ。

二人には散々世話になっているんだし、今までの御褒美って事でどうだい?」

「いえいえ、お気になさらずに」

「そうです。御世話になっているのはこちらの方です!」


俺の言葉にも二人は意に介さない。


「う~ん、そうだなあ・・・じゃあ御褒美じゃなくて僕の趣味!

僕の趣味で君たちに服を着てもらう!

だからこれは強制!いいね!」


その俺の言葉に二人は顔を見合わせて答える。


「まあ、そういう事なら・・・」

「そうですね、御主人様の趣味なら・・・」

「仕方がないですね?そういう御趣味なら?」


・・・何か話しが怪しい方向に行ってしまった気がするが、まあ事実なので仕方がない。


「では今日はその魔法服の仕立て屋に行ってみよう!」

「「「はい」」」


俺の言葉に3人の返事が重なる。


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