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旧・オネショタ好きな俺は転生したら異世界生活を楽しみたい!   作者: 井伊 澄州
第1章 オネショタな俺が転生したらエロフに騙された!
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183 二人との別れ

 そしてこの日はシャルルとポリーナのための晩餐会を開いてみんなで食べた。

みんな二人との別れを惜しんだ。


「ポリーナさん、村に帰っても頑張ってくださいね?」


ミルキィが声をかける。

年が近かっただけにポリーナとミルキィは仲が良かった。


「ええ、一旦村に帰ってメディシナーで修行をしたら、またエレノア先生に訓練をしていただくために戻ってきますから」


そのポリーナの言葉に今度はブリジットとホワイティが話しかける。


「それまでに私達、きっとポリーナ先生よりも肉まん作りがうまくなっていますよ!」

「そうです!」

「まあ、でも私も負けませんよ?」


二人にポリーナが笑って答える。

俺もシャルルに声をかける。


「シャルルもバッカンさんの所で元気でな」

「ああ、大丈夫さ、同じ町にいるんだしね。

時々は遊びに来るよ」

「ああ、いつでも来いよ!」


ポリーナはメディシナーの事が気になるらしく、実際に行った事がある俺とエレノアに質問をしてくる。


「エレノア先生、シノブさん。

私はメディシナーへ行くのは初めてなので、色々と不安です。

もちろん色々とうわさは聞いているのですが、実際にはどういう場所なのでしょう?」

「大丈夫、とても良い所だよ。

ね?エレノア?」

「ええ、温泉もあるし、治療だけでなく、観光にも向いた土地柄ですね

保養地としても有名な場所ですし、風光明媚な場所ですよ」


エレノアの答えにポリーナもうなずく。


「そうですね、治療を兼ねた観光旅行の行く先としても有名ですね」

「ああ、そうらしいね。

僕は観光しそこなっちゃったけどね」

「え?何故ですか?」

「あはは、まあ、治療の修行中に色々とあってね。

まあ、それでレオニーさんやレオンとも知り合いになれたのだけど」

「そうなんですか?」

「うん、それに無料診療所で働き始めたら、目も回る位に忙しくなるから、メディシナーへ行ったら、働く前に少し観光をしておいた方が良いよ」

「そんなに忙しいのですか?」

「ああ、何と言っても無料の診療所だからね。

 老若男女が来るから、朝から夕方まで、とても混雑して大変だよ。

特に第5無料診療所なんかは野戦病院みたいなんだ」

「そうなのですか?」

「うん、だから働き始める前に少し観光がてら町を見物するのがお勧めかな?」

「はい、わかりました」


俺たちの話を聞いてペロンが話しかけてくる。


「ボクはペロリンがどれ位増えているのか、気になりますニャ」

「あはは、そうだね?

ポリーナが貰ったペロリンが11号だっけ?」

「はい、そうです」

「じゃあ、ひょっとしたらもう20号くらいまでいるかもね?」

「そんなにたくさんボクそっくりなのがいたら、全部集めたら面白そうですニャ」

「そうだね」


その後もみんなで食べながらわいわいと話して時間を過ごした。

全員、名残は尽きなかった。


そして翌日になって、ジャベックを連れて、シャルルはバッカン氏の下へ、ポリーナはパーシモン村へと、それぞれ行く事となった。


「それじゃ、世話になったね。

シノブ」

「ああ、別れて暮らす事になっても、同じ町にいるんだ。

構わないから別にいつでもうちに遊びに来いよ」

「うん、わかった」


エレノアもポリーナに声をかける。


「ポリーナもメディシナーで頑張るのですよ?」

「はい、エレノア先生に2通も紹介状を書いていただきましたし、大丈夫です!」

「そうですね、それとヴェルダだけでなく、私があげた二体の魔道士級ジャベックも、メディシナーへ連れて行って、治療の学習をさせてあげなさい。

その方が後であなたの村の治療にも役立つでしょう」

「はい!わかりました!」

「じゃあ、二人とも気をつけてね!」

「うん、またね!」

「皆さん、お世話になりました!」


こうして二人は俺の屋敷から巣立っていった。


そしていよいよ今日からはシャルルとポリーナ抜きで店の営業だ。

特にポリーナは手馴れていて毎日店を手伝ってくれていたので、抜けたのは痛い。

しかもヴェルダまでもだ。

しかしブリジットとホワイティも、エレノアから新しいジャベックを貸してもらって最初の日なので、意気揚々としている。

初めての事でジャベックの使い方もよくわからないだろうから、最初の数日は俺たちも全員がついて行く事にした。

店は今日も盛況で、大賑わいだった。

蒸し終わった肉まんは次々と売れていく。

調理とジャベックの使い方の説明はエレノアとブリジット、ホワイティに任せて、俺とミルキィとガルド、ラピーダは店の販売に出ていた。

先に訓練をしていたレベル65の汎用ジャベックたちは、すでにこの数日で、要領を飲み込んでよく働いている。

やはりエレノアのジャベックは優秀で、エレノアや二人の命令をよく聞いて覚えた。

これならば数日もすれば、この二体も調理が出来るようになるだろう。

エレノアはさらに店の手伝い兼、夜の店番用に二体の魔戦士男性型ジャベックを出した。

以前のレベル65の6体と合わせて、この8体は基本的に店に24時間常駐だ。

これで店の人員は人間が2人、ジャベックが12体になるので、慣れれば営業に差し障りはなくなるだろう。

実は往復の荷馬車もそうだが、店自体も盗賊に狙われているのだ。

初日に俺はその危険を感じて、営業が終わった後で、ラピーダを店の中に配置しておいた。

それにカベーロスさんにも用心をした方が良いと言われていたからだ。

初日は大丈夫だったが、二日目には夜に泥棒が入った!

三日目の朝に俺たちが店に到着すると、ラピーダが空き巣狙いを捕まえて縛り上げていた。

俺たちはその男をそのまま魔法協会の迷宮出張所へ引き渡し、その男は迷宮牢屋収監の第一号となった。

その後も何回か夜に忍び込もうとした連中がいて、中々気が抜けない。

しかしレベル160の魔戦士ジャベックが常に店の中に二体もいれば安心だ!

夜に空き巣や盗賊が入っても、あっさりと捕まえる事だろう。

レベル65の汎用ジャベックの方も調理だけでなく、外からの水汲み、列整理、休憩所の清掃と、とても使いでがある。

全くエレノアの作ったジャベックは大活躍だ!

俺は改めてエレノアに感謝した。


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