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旧・オネショタ好きな俺は転生したら異世界生活を楽しみたい!   作者: 井伊 澄州
第1章 オネショタな俺が転生したらエロフに騙された!
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153 偵察

 俺たちは虫型ジャベックとムサビーたちでデニケンの家を偵察して状況を探った。

一方で、オーベルさんは知り合いに聞き込みをして、シモンさんの死因を探った所、やはりデニケンが関わっているらしい事がわかってきた。


 数日すると、シャルルにハムハムとムサビーを連れ帰ってもらい、二人の報告を聞く。


「御主人様、申し訳ございません。

残念ながら、これと言った情報は入手できませんでした。

ただ、デニケンの行動を探っていると、しきりに魔王軍という言葉が出てくる事があって、そこの者と頻繁に連絡を取り合っている様子でした」

「おう、俺が探った様子でもそんな感じだったな」


さすがにシモンさんの件は昔の事なので、収穫はなかったようだ。

虫型映像ジャベックで探った結果も似たような物だった。

しかしまたしても魔王軍という単語が出てきた。

一体どういう繋がりなのだろうか?

これはじっくりと探っていくしかないようだ。

オーベルさんも調査結果を俺たちに報告する。


「俺の調べでもまだこれと言った証拠はないね。

しかし誰に聞いてもデニケンは限りなく黒に近い。

表向きはデニケンとシモンさんの仲は良かった事になっているが、どうやらデニケンはシモンさんの才能と人望に相当嫉妬していたようだ。

シモンさんはデニケンの事を庇って友人として付き合っていたが、それがまたデニケンには自分を見下しているように感じたようで、腹立たしかったようだね。

そして二人の間に決定的な何かがあって、デニケンはシモンさんに手を下した。

まだ証拠は何もないが、現状ではこんな感じで事が進んだ様子が濃厚だね」


 探索をしたオーベルさんによれば、やはりデニケンがシモンさんの死に関わっているのは間違いないようだが、これといった証拠はないようだ。

それにデニケンの方も気になるが、講義の方の用意もしなければならない。

すでに大教室での講義は行って、教本の大量生産の目途はついているとはいえ、やる事はいくらでもある。

探索を一区切り終えたオーベルさんも手伝ってくれて、講義の準備が整う。

そのオーベルさんもエレノアの実際の講義を聞いてみたいようで、受講生となった。

いよいよ大教室での二回目の講義だ。



大教室での二回目の講義を終えると、オーベルさんが俺たちに文句を言う。


「おいおい!シノブ君!全く君はひどいね!

こんな凄い物を開発しておいて我々に教えてくれないなんてさ!

このジャベック流れ図法ってのはなんだい?

全く俺の学生時代にこんな物があれば、もっと楽に単位が取れた物を!」

「いや、別に教えなかった訳じゃないですよ。

そもそもこれを講義するのはこのノーザンシティが始めてですし」

「そうなのかい?

それにしても君は次から次へと色々な物を開発して本当に凄いな?」

「いえ、全部僕が元いた場所にあった物をそのままか、少々応用した程度の物なので、別に僕が開発したという訳でもありません」

「ふ~ん、まあ、それにしてもこれは近いうちにメディシナーでも是非講義して欲しい物だね?

きっとレオニーちゃんやレオンも聞きたがると思うよ?」

「ええ、機会があれば、僕もそうしたいと思います」


こうしてエレノアの3回目の講義も終わり、いよいよシャルルの逃亡を実行する事となった。

もちろん逃亡は人知れず、特にデニケンにはわからないようにしなければならない。

皆で話し合った結果、それは夕食後にこっそりとシャルルがデニケン邸を抜け出して、夜のうちにロナバールへと行く事となった。


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