その76
学校帰り俺と奏の様子が気になった岬が様子を見にきた。
「2人とも元サヤに収まって良かったですねぇ、特に優先輩はあたしに頭が上がりませんよね」
「あ、ああ、岬のお陰みたいなとこもあるからな」
「いや、あたしのお陰でしょー!、奏先輩も私に感謝してくださいよー?」
「うん、岬ちゃんにはとても感謝してるよ。ありがとう」
奏が岬にハグしてる。いつも逆なのにな。
「ちょっとぉ!奏先輩大胆になりましたねぇ。それに前よりも皆に見せつけるようにイチャイチャするようになりましたよね、なーにがあったのかなぁ?」
俺の目を見て言ってくるな。
「優を1人にすると悪い虫が寄ってきそうなんだもん。私がしっかりしなきゃ!優、離れて欲しくても離してあげないんだから!」
「離れてほしくないよ、側に居て欲しい」
「なんでいきなり惚気てんですか?そこのバカップル」
「うん、もうそう思われた方がいいかな?優と私バカップルだから」
「側から見てると恥ずかしい限りなんてあたしは退散しまーす、優先輩しっかり奏先輩を悦ばせてくださいね!体で!」
そうして岬は俺をからかって帰っていった。
「ゆ、優、体で私を悦ばせてくれるの?」
「じ、じゃあ俺の部屋に行くか!」
そして夕方になり奏を送って俺も言えに帰る。
またこの生活が戻ってきたんだと感慨深くなる。当たり前じゃなくてとても幸せなものだったと再認識できた。
神城さんを肯定するみたいで癪だがあの件があってから俺たちはもっと深い所で繋がったような気がする。




